第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を溯って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

(1)財政状態及び経営成績の状況

  ア 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境等の改善が続き緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、米中貿易摩擦への懸念等による海外経済の不確実性などから、先行き不透明な状況が続いております。

このような環境のなかで、当社グループは各事業において下記のような諸施策を実施した結果、売上高は839億13百万円(前年同期比2.1%減)、営業利益は14億99百万円(前年同期比10.2%増)、経常利益は60周年記念行事費用及びパソコンの入れ替え等に伴う固定資産除却損の増加等により5億33百万円(前年同期比44.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は移転を含む店舗の閉鎖及び業態転換に伴う減損損失の増加等により10億56百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益1億63百万円)となりました。

 セグメントごとの業績は、以下のとおりです。

(ファッション事業)

AOKIでは、クールビズに最適な「動きやすさ・洗える」の機能を備えたスーツ、ジャケット及びパンツの商品群「楽動シリーズ」の展開を強化いたしました。レディースでは夏に最適な「洗える・防シワ・ストレッチ」の機能性を強化した「はたラク服」の展開及び日本製素材を使用した品質と「涼しさ・着心地」を追求した「サマーフォーマル」の提案を強化いたしました。店舗面では、Size MAXへの業態転換を含む3店舗を閉鎖した結果、当第2四半期末の店舗数は571店舗(前期末574店舗)となりました。

ORIHICA(オリヒカ)は、スニーカーのような軽さと歩きやすさを追求したシューズ「スポットフィットRunning」を展開するとともに、多様化するフォーマルシーンに最適なコーディネートアイテムの提案を強化いたしました。店舗面では、2店舗を新規出店した一方、営業効率改善のため3店舗を閉鎖した結果、当第2四半期末の店舗数は136店舗(前期末137店舗)となりました。

これらの諸施策を実施しましたが、ビジネススタイルの変化や天候要因等により既存店が低調に推移し、売上高は446億44百万円(前年同期比3.6%減)、営業損失は15億81百万円(前年同期は営業損失10億57百万円)となりました。

(アニヴェルセル・ブライダル事業)

ゲストハウスウエディングスタイルの挙式披露宴施設を展開しているアニヴェルセル株式会社は、施設ごとの強みやコンセプトを明確にした販促・PRの実施及びSNSの活用により集客を強化するとともに、多様化するウエディングのニーズやトレンドにお応えするため2施設のリニューアルを実施いたしました。しかしながら市場環境等の影響により施行組数が減少いたしました。

これらの結果、売上高は124億97百万円(前年同期比5.2%減)、営業利益は6億49百万円(前年同期比31.5%減)となりました。

 

 

(カラオケルーム運営事業)

株式会社ヴァリックのカラオケルーム運営事業は、人気キャラクター等とのコラボレーションキャンペーンを実施するとともに、お得なモーニングパックや夏限定メニューを強化し、既存店の活性化に注力いたしました。店舗面では、営業効率改善のため複合カフェへの業態転換を含め11店舗を閉鎖した結果、当第2四半期末の店舗数は161店舗(前期末172店舗)となりました。

これらの結果、売上高は84億11百万円(前年同期比5.9%減)、営業利益は売上原価や販管費の減少により1億92百万円(前年同期は営業損失26百万円)となりました。

(複合カフェ運営事業)

株式会社ヴァリックの複合カフェ運営事業は、夏の冷やし麺フェアやSNSと連携したコラボレーションキャンペーンの提案を強化するとともに、超高性能パソコンを導入いたしました。また、オープンシートやカラオケ等の新設など13店舗のリニューアルを行い、既存店の活性化に注力いたしました。店舗面では、カラオケルームからの業態転換を含む7店舗を新規出店した一方、営業効率改善のため7店舗を閉鎖した結果、当第2四半期末の店舗数は359店舗(前期末359店舗)となりました。

これらの結果、既存店が堅調に推移し売上高は183億77百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益は17億47百万円(前年同期比59.0%増)となりました。

 

  イ 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、季節的要因等により前連結会計年度末と比べ132億40百万円減少し、2,258億27百万円となりました。
 流動資産は、売掛金が季節的要因等により74億29百万円、現金及び預金が法人税等の支払い等により63億95百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比べ131億59百万円減少いたしました。固定資産は、投資その他の資産の繰延税金資産等のその他が9億56百万円増加した一方、有形固定資産及び無形固定資産が減価償却等により10億4百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比べ81百万円減少いたしました。

流動負債は、買掛金が季節的要因等により53億28百万円及び未払法人税等が法人税等の支払いにより21億78百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比べ79億81百万円減少いたしました。固定負債は、長期借入金が約定返済等により13億25百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比べ23億7百万円減少いたしました。

純資産の部は、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純損失及び剰余金の配当の結果29億61百万円減少し、自己株式が取得等により77百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ29億52百万円減少しております。

 

(2)キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前連結会計年度末と比べ63億95百万円減少し、257億80百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は、2億3百万円(前年同期と比べ56億94百万円減少)となりました。これは主に、仕入債務の減少額が53億28百万円、法人税等の純支出額が29億42百万円及びたな卸資産の増加額が16億72百万円となった一方、売上債権の減少額が74億29百万円及び減価償却費が40億89百万円となったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は、27億80百万円(前年同期と比べ8億93百万円減少)となりました。これは主に、新規出店及びリニューアル等に伴う有形固定資産の取得による支出が26億99百万円となったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により使用した資金は、38億18百万円(前年同期と比べ4億22百万円増加)となりました。これは主に、配当金の支払額が19億3百万円、リース債務の返済による支出が14億50百万円及び長期借入金の約定返済による支出が3億25百万円となったことによるものです。

 

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)経営成績に重要な影響を与える要因

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は第42期有価証券報告書に記載しましたとおりですが、当第2四半期連結累計期間に、消費者ニーズ等にお応えするため店舗展開の見直しや業態の進化のための取り組みを推し進めました。この結果、ファッション事業、カラオケルーム運営事業及び複合カフェ運営事業において、業態転換や店舗の閉鎖を決定したこと等により営業外費用や特別損失が増加しております。

 

(5)資本の財源及び資金の流動性に係る情報

資本の財源及び資金の流動性について、基本的な考え方に変更はありません。第1四半期連結会計期間に法人税等の納税等に対応するため、金融機関から25億円の短期借入れを実施いたしましたが、今後の資金需要等を勘案し、当第2四半期連結会計期間に当該短期借入れを返済いたしました。

  

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。