当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
なお、第1四半期連結会計期間より、不動産賃貸収入及び不動産賃貸費用の表示方法を「営業外収入」、「販売費及び一般管理費」及び「営業外費用」から「売上高」及び「売上原価」に変更し、表示方法の変更の内容を反映させた組替え後の数値で前年同四半期連結累計期間との比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
ア 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善等を背景に引き続き緩やかな回復基調で推移いたしましたが、海外情勢の不確実性や消費税率引き上げの影響等により、足元は景気減速感もあり先行き不透明な状況が続いております。
このような環境のなかで、当社グループは各事業において下記のような諸施策を実施した結果、売上高は1,271億11百万円(前年同期比5.5%減)、営業利益は9億37百万円(前年同期比79.4%減)、経常損失は99百万円(前年同期は経常利益32億59百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は13億39百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益2億38百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
(ファッション事業)
AOKIでは、新ビジネススタイルの提案としてAOKI・ORIHICA共通企画の高機能セットアップスーツ「Active-Tech ザ ハイストレッチセットアップ」や Active-Techシリーズのビジネスコートをメンズ・レディースともに展開いたしました。また、オンラインショップのリニューアルを行いECと実店舗との連動を図りました。店舗面では、7店舗を新規出店した一方、個店ごとの採算及びドミナントエリアの見直しを行い、移転や複合カフェ等への業態転換を含む51店舗を閉鎖した結果、当第3四半期末の店舗数は522店舗(前期末566店舗)となりました。
ORIHICA(オリヒカ)は、店舗スタッフがビジネスウェアのスタイリングをオンライン上で提案するという、スーツ業界初の試みとなるSTAFF STARTアプリを導入いたしました。店舗面では、1店舗を新規出店した一方、9店舗を閉鎖した結果、当第3四半期末の店舗数は123店舗(前期末131店舗)となりました。
これらの諸施策を実施しましたが、ビジネススタイルの変化に加え消費税率引き上げの影響や暖冬等の天候要因等により既存店が低調に推移し、売上高は652億65百万円(前年同期比11.0%減)、営業損失は19億40百万円(前年同期は営業損失7億13百万円)となりました。
(アニヴェルセル・ブライダル事業)
ゲストハウスウエディングスタイルの挙式披露宴施設を展開しているアニヴェルセル株式会社は、おしゃれで華やかなウエディングスタイル「TREND COLLECTIONS」の展開及びインスタグラム等のSNSを活用した販促を強化し集客力の向上に努めました。しかしながら、店舗数の減少及び市場環境等の影響により施行組数が減少いたしました。
これらの結果、売上高は178億2百万円(前年同期比10.7%減)、営業利益は7億47百万円(前年同期比58.0%減)となりました。
(エンターテイメント事業)
複合カフェの快活CLUBは、ブース構成の改善やカラオケ、禁煙ブース及びシャワー等の増設を中心に70店舗の積極的なリニューアルを実施するとともに、季節メニュー「焼きカレーフェア」の開催等顧客ニーズに合わせた施策を強化いたしました。また、新業態として快活CLUBに併設して展開をスタートした24時間営業のセルフ型フィットネスジム「FiT24」は、快活CLUBと設備・サービスを相互利用できる独自の強みにより、順調に推移しております。
カラオケのコート・ダジュールは、16店舗のリニューアルを実施するとともに、カラオケ最新機種の導入やさまざまなイベントキャンペーンを実施し、既存店の活性化に注力いたしました。 さらに、快活CLUBとコート・ダジュールではQRコード・バーコード決済サービスを導入し、お客様への利便性の向上を図りました。
店舗面では、複合カフェを将来のグループの柱とすべく新規出店を快活CLUBで69店舗及びFiT24で24店舗と積極的に実施した一方、コート・ダジュールで1店舗を閉鎖した結果、当第3四半期末の店舗数は591店舗(前期末499店舗)となりました。
これらの結果、新規出店の寄与及び既存店が好調に推移し、売上高は431億40百万円(前年同期比6.9%増)、営業利益は新規出店等に伴う費用が増加し16億92百万円(前年同期比40.3%減)となりました。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸事業では、引き続きファッション事業及びカラオケ「コート・ダジュール」の閉店店舗の賃貸を推し進めたこと等により、売上高は26億48百万円(前年同期比14.5%増)、営業利益は5億12百万円(前年同期比2.1%増)となりました。
イ 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、季節的要因等により前連結会計年度末と比べ29億56百万円減少し、2,290億99百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金が法人税等の支払い等により43億51百万円及び売掛金が季節的要因等により59億88百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比べ100億28百万円減少いたしました。固定資産は、有形固定資産が新規出店等により71億57百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ70億71百万円増加いたしました。
流動負債は、短期借入れを45億円実施した一方、買掛金が季節的要因等により49億97百万円、賞与引当金が賞与の支給等により11億7百万円減少したこと等により前連結会計年度末と比べ17億12百万円減少いたしました。固定負債は、長期借入金が60億円の借入れ、約定返済等により35億91百万円及びリース債務等のその他が17億44百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ55億88百万円増加いたしました。
純資産の部は、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純損失及び剰余金の配当の結果59億77百万円減少し、自己株式が取得等により6億62百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ68億33百万円減少しております。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は第43期有価証券報告書に記載しましたとおりですが、当第3四半期連結累計期間に、ファッション事業において個店ごとの採算やドミナントエリアの見直しを推し進めました。この結果、ファッション事業において、店舗の業態転換や閉鎖を実施したこと等により、固定資産除却損等の営業外費用や減損損失の計上に伴う特別損失が発生しております。
(4)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
資本の財源及び資金の流動性について、基本的な考え方に変更はありません。第3四半期連結累計期間にエンターテイメント事業の設備投資や法人税等の納税に対応するため、金融機関から60億円の長期借入れ及び45億円の短期借入れを実施いたしました。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。