文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀による金融政策により雇用情勢の改善から全体的に緩やかな回復基調で推移する一方で、政策導入後の不安定な株価や円高の進行により企業収益の後退、消費者マインドの変化、また、新興国経済の減速や欧米諸国の経済情勢変化による各国経済への影響懸念など、依然先行きは不透明な状況で推移しました。
外食業界におきましては、消費者マインドの変化により節約志向が再び高まるとともに、天候不順や需給バランスの悪化による原材料価格の上昇、人手不足を背景とした人件費の増加など依然厳しい経営環境で推移しております。
このような経営環境の中で当社は、「日本一質の高い外食企業」を目指し、旗艦部門である木曽路部門を中心とした業務改革を推進し、強みである商品力及び接客力の強化とともに原材料の仕入や消耗品等の購入を見直し、より働きやすい職場づくりにも注力しました。また、木曽路部門は、一号店出店より50周年を迎え、これまでの感謝を込めて特別メニューの販売やイベントの開催を行っております。
店舗展開、改築・改装につきましては、2店舗の新規出店、3店舗の業態転換(ウノからじゃんじゃん亭、ここの、穂の里から鈴のれん)、3店舗の退店を実施し、その結果、当第2四半期会計期間末の店舗数は164店舗(前年同期比 4店舗減少)となりました。
営業面では、多様化するお客様ニーズにお応えするため料理の品質向上や付加価値の高い旬の食材を使用した料理の販売とともに、接客サービスの充実とレベルアップに努めました。また、法人顧客囲い込みのより一層の強化を進めております。
費用面では、主要原材料である牛肉などの仕入価格や人手不足により賃率が上昇する一方で、水道光熱費は単価の低下や節減により、また減価償却費などが減少しました。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は197億66百万円(前年同期比 0.1%増加)、営業損益は12億70百万円の損失(前年同期実績 10億41百万円の損失)、経常損益は12億34百万円の損失(同 10億25百万円の損失)、四半期純損益は7億83百万円の損失(同 7億61百万円の損失)を計上しました。
なお、当社の売上高は、通常の営業形態として、主力商品である「しゃぶしゃぶ」の需要が年末年始を含めた冬季に高まるため、通常、第3及び第4四半期会計期間の売上高は第1及び第2四半期会計期間の売上高と比べ高くなる傾向があります。
当第2四半期累計期間におけるセグメント別の概況については、当社の事業は飲食店としての事業がほとんどを占めており実質的に単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。
(部門別売上高)
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当第2四半期累計期間 (自 平成28年4月1日 至 平成28年9月30日) |
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金額(百万円) |
前年同期比 増減率(%) |
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木曽路 |
16,502 |
1.1 |
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素材屋 |
1,085 |
△14.2 |
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じゃんじゃん亭 |
961 |
36.0 |
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とりかく |
537 |
4.9 |
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鈴のれん |
455 |
△19.2 |
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その他 |
224 |
△39.7 |
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計 |
19,766 |
0.1 |
木曽路部門
しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」部門は、店舗の異動はなく、当第2四半期会計期間末店舗数は119店舗であります。
営業面では、季節毎のイベントや恒例の「和牛しゃぶしゃぶ祭り」に加え、一号店出店より50周年を迎え、特別メニューの販売や各種イベントを実施しました。また、強みである調理技術を生かした旬の一品料理の一新や法人顧客へのアプローチを強化しました。その結果、売上高は165億2百万円(前年同期比 1.1%増加)となりました。
素材屋部門
居酒屋の「素材屋」部門は、店舗の異動はなく、当第2四半期会計期間末店舗数は14店舗(前年同期末比 4店舗減少)であります。
営業面では、炭焼き串焼きにこだわり、また自家製の惣菜料理や旬の食材を活かした季節メニューの販売、焼酎一升瓶のお値打ち販売を実施するとともに、少人数から大人数の様々な宴会利用ができる店舗として営業活動を行いました。しかしながら、前年同期に比べ4店舗の減少もあり、売上高は10億85百万円(同 14.2%減少)となりました。
じゃんじゃん亭部門
焼肉の「じゃんじゃん亭」部門は、1店舗の新規出店、1店舗の業態転換により、当第2四半期会計期間末店舗数は12店舗(同 3店舗増加)となりました。
営業面では、「手切り、熟成肉、黒毛和牛」にこだわり食べ放題メニューの拡販とスピード提供、先手のサービスに取り組みました。また、法人や学生のイベントなどに合わせた予約獲得活動の強化に努めました。その結果、売上高は9億61百万円(同 36.0%増加)となりました。
とりかく部門
鶏料理の「とりかく」部門は、1店舗の新規出店、1店舗の業態転換(改装中)により、当第2四半期会計期間末店舗数は12店舗(同 2店舗増加)となりました。
営業面では、「手作り」、「鶏」にこだわった料理と旬の逸品料理の販売を行い、また鶏料理の醍醐味と季節に合わせた食材の宴会コース、お客様ニーズの高い飲み放題メニューの充実を図り来店客数の増加に努めました。その結果、売上高は5億37百万円(同 4.9%増加)となりました。
鈴のれん部門
和食レストランの「鈴のれん」部門は、店舗の異動はなく、当第2四半期会計期間末店舗数は6店舗であります。
営業面では、御膳や季節毎のメニューの充実、しゃぶしゃぶやすきやきの食べ放題メニューによる宴会、また慶弔などの行事に対応したメニューと人数に合わせた多様なお席を準備し来店客数の増加に努めました。しかしながら、前年6月の2店舗の退店、1店舗の業態転換による店舗減少もあり、売上高は4億55百万円(同 19.2%減少)となりました。
その他部門
その他部門は、ワイン食堂の「ウノ」(平成28年5月に6店舗中、5店舗を退店(うち2店舗業態転換))、外販(しぐれ煮、胡麻だれ類)、不動産賃貸等であります。
その売上高は2億24百万円(同 39.7%減少)であります。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期会計期間末の総資産は359億98百万円で前事業年度末比16億16百万円の減少となりました。主な要因は、設備投資、賞与、配当金、法人税等の支払で預金を取り崩したことによるものであります。一方、負債は、84億45百万円で前事業年度末比5億9百万円の減少となりました。これは主に未払費用、未払法人税等、未払消費税等が減少したことによるものであります。また、当第2四半期会計期間末の純資産は275億52百万円で前事業年度末比11億7百万円の減少となりました。主な要因は、四半期純損失7億83百万円(減少)、剰余金の配当1億80百万円(減少)によるものであります。
以上の結果、当第2四半期会計期間末の自己資本比率は76.5%(前事業年度末は76.2%)、1株当たり純資産は1,066.45円(同1,109.30円)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが16億96百万円の流出超過(前年同期は9億89百万円の流出超過)となりました。主な内容は、減価償却費の計上に対して、たな卸資産の増加、法人税等の支出及び税引前四半期純損失の計上によるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローは、主として新規出店・改装等による投資により4億36百万円の流出超過(前年同期は3億73百万円の流出超過)、財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済、配当金の支払等で2億30百万円の流出超過(前年同期は2億15百万円の流出超過)となりました。
この結果、当第2四半期会計期間末の現金及び現金同等物の残高は前事業年度末比23億64百万円減少し、110億38百万円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。