第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期累計期間(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)におけるわが国経済は、企業収益の増加や雇用環境の改善などから緩やかな回復基調で推移しました。その一方で可処分所得の伸び悩みや物価上昇懸念などから節約志向の持続、また、国内外の政治経済動向の不透明感など、依然先行きは不透明な状況で推移しました。

 外食業界におきましては、円安や物流コストの上昇などによる原材料価格の上昇や人手不足による人件費の増加、また、お客様の嗜好の多様化や食の安全・安心への対応など依然厳しい経営環境で推移しております。

 このような経営環境の中で当社は、マーケティングによりお客様の嗜好や期待を把握し、強みである商品力及び接客力を強化するとともに、原材料の仕入から消耗品などの購入の見直しを継続しました。また、営業時間の短縮、勤務シフトの見直しや機械化(IT化)を進め、生産性の向上とともに働きやすい職場づくりに努めました。

 店舗展開、改築・改装につきましては、1店舗の新規出店、1店舗の退店を実施し、その結果、当第2四半期会計期間末の店舗数は163店舗(前年同期比 1店舗減少)となりました。

 営業面では、歓送迎会の予約獲得、当社の強みであるハレの日需要の取り込みを強化するとともに、多様化するお客様ニーズにお応えするため料理の品質向上やメニューの見直しに取り組みました。また、付加価値の高い旬の食材を使用した料理の販売とともに、接客サービスの充実に努めました。しかしながら、木曽路部門において、昨年実施した「しゃぶしゃぶ祭り」を中止したこともあり若干の減収となりました。

 また、ご来店されたお客様に安心してお食事を楽しんで頂くこと、地域社会への貢献を目的として、平成29年7月までに「AED(自動体外式除細動器)」をしゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」全店118店舗、本社及び名古屋工場の120箇所に設置いたしました。

 費用面では、食材やメニューの見直し、ロス管理により原価率を改善し、出退勤時間・人員配置など勤務シフトの見直しにより人件費率が低下しました。また、広告・販促方法の見直しや消耗品などの購入見直しを継続し、効率化、最適化に努めました。

 以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は197億26百万円(前年同期比 0.2%減少)、営業損益は3億7百万円の損失(前年同期実績 12億70百万円の損失)、経常損益は2億73百万円の損失(同 12億34百万円の損失)、四半期純損益は2億56百万円の損失(同 7億83百万円の損失)を計上しました。

 

 当第2四半期累計期間におけるセグメント別の概況については、当社の事業は飲食店としての事業がほとんどを占めており実質的に単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。

(部門別売上高)

 

 

当第2四半期累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年9月30日)

金額(百万円)

前年同期比

増減率(%)

木曽路

16,381

△0.7

素材屋

1,061

△2.2

じゃんじゃん亭

1,166

21.3

とりかく

502

△6.5

鈴のれん

441

△3.0

その他

173

△22.8

19,726

△0.2

 

 

木曽路部門

 しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」部門は、店舗の異動はなく、当第2四半期会計期間末店舗数は118店舗(前年同期末比 1店舗減少)であります。

 営業面では、顧客の裾野拡大を試みる新提案として「黒豚しゃぶしゃぶ」の販売や好評を得ている「北の幸まつり」、秋の「収穫祭」を実施するとともに、歓送迎会などの法人顧客へのアプローチを実施しました。また、お誕生日やお食い初めなどのお子様のお祝い、新入学、就職、結婚や長寿といった慶事・祝事へのアプローチとともに最適のおもてなしを提供して参りました。しかしながら、前事業年度末の1店舗の退店及び昨年実施した「しゃぶしゃぶ祭り」を中止した結果売上高は163億81百万円(前年同期比 0.7%減少)となりました。

 

素材屋部門

 居酒屋の「素材屋」部門は、店舗の異動はなく、当第2四半期会計期間末店舗数は14店舗であります。

 営業面では、味噌串かつ・手羽先のから揚げなどの名古屋めしやこだわりの炭火串焼き、また自家製の惣菜料理や旬の食材を活かした季節メニューの販売、様々な宴会のニーズにお応えするための個室やお値打ちなコース料理をご用意し営業活動を行いましたが、売上高は10億61百万円(同 2.2%減少)となりました。

 

じゃんじゃん亭部門

 焼肉の「じゃんじゃん亭」部門は、1店舗の新規出店により、当第2四半期会計期間末店舗数は14店舗(前年同期末比 2店舗増加)となりました。

 営業面では、「手切り、熟成肉、黒毛和牛」にこだわり、食べ放題メニューの拡販とスピード提供、先手のサービスに取り組みました。また、法人や学生のイベントなどに合わせたメルマガの配信や学生応援企画など予約獲得活動に努めました。その結果、前事業年度年中に3店舗の出店もあり、売上高は11億66百万円(同 21.3%増加)となりました。

 

とりかく部門

 鶏料理の「とりかく」部門は、1店舗の退店により、当第2四半期会計期間末店舗数は9店舗(前年同期末比

2店舗減少)となりました。

 営業面では、「手作り」、「鶏」にこだわった料理と旬の逸品料理の販売を行い、また鶏料理の醍醐味と季節に合わせた食材の宴会メニュー、お客様ニーズの高い飲み放題プランを複数用意し、来店客数の増加に努めましたが、売上高は5億2百万円(同 6.5%減少)となりました。

 

鈴のれん部門

 和食レストランの「鈴のれん」部門は、店舗の異動はなく当第2四半期会計期間末店舗数は6店舗であります。

 営業面では、御膳や季節毎のメニューを充実し、各種宴会メニューやしゃぶしゃぶまたはすきやきの食べ放題メニューをご用意、また慶弔などの行事に対応したメニューと人数に合わせた多様なお席を準備し、来店客数の増加に努めましたが売上高は4億41百万円(同 3.0%減少)となりました。

 

その他部門

 その他部門は、ワイン食堂の「ウノ」、九州味巡りの「ここの」、外販(しぐれ煮、胡麻だれ類)、不動産賃貸等であります。

 前年同期中にワイン食堂の「ウノ」を5店舗退店したこともあり、その売上高は1億73百万円(同 22.8%減少)となりました。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

 当第2四半期会計期間末の総資産は369億55百万円で前事業年度末比7億77百万円の減少となりました。主な要因は、設備投資、賞与、配当金、法人税等の支払による預金の取り崩し、季節的要因による売掛金の減少及びたな卸資産の減少によるものであります。一方、負債は、85億14百万円で前事業年度末比3億49百万円の減少となりました。主な要因は、季節的要因による買掛金及び未払法人税等の減少によるものであります。また、当第2四半期会計期間末の純資産は284億40百万円で前事業年度末比4億27百万円の減少となりました。主な要因は、四半期純損失2億56百万円、剰余金の配当2億32百万円であります。

 以上の結果、当第2四半期会計期間末の自己資本比率は77.0%(前事業年度末は76.5%)、1株当たり純資産は1,100.87円(同 1,117.42円)となりました。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが3億47百万円の流入超過(前年同期は16億96百万円の流出超過)となりました。主な要因は、減価償却費の計上及びたな卸資産の減少による資金増加に対して、税引前四半期純損失の計上及び法人税等の支払によるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローは、主な要因として新規出店・改装等による投資、投資有価証券の取得及び定期預金の解約等により3億77百万円の流出超過(前年同期は4億36百万円の流出超過)、財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済、配当金の支払等で2億87百万円の流出超過(前年同期は2億30百万円の流出超過)となりました。

 以上の結果、当第2四半期会計期間末の現金及び現金同等物の残高は前事業年度末比3億17百万円減少し、134億10百万円となりました。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。