第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第1四半期累計期間(平成30年4月1日から平成30年6月30日まで)におけるわが国経済は世界経済の好調から企業収益が伸び、緩やかな景気回復基調となりました。その一方で可処分所得の伸び悩みや、原油価格の高騰による物価上昇も懸念され、個人消費は本格的な改善には至っておりません。

 国外では米国と北朝鮮の関係が緊張から融和ムードへ歴史的転換を遂げたものの、米国の保護主義的な政策に伴う外需の下振れリスクにより、国内産業は先行き不透明な状況が続いております。

 外食業界におきましては、労働力不足による人件費の増加や東京オリンピック開催準備に伴う建設費の高騰、天候不順や大雨などによる農作物への悪影響など、厳しい状況が続いております。

 このような経営環境の中で当社は、収益面において店内教育システムの見直しなどにより継続的に既存店の営業力を強化してまいりました。更に市場調査による顧客ニーズの分析とコア商品の品質向上による営業基盤の改革、顧客の創造にも取り組んでまいりました。費用面においてはワークスケジュール、経費管理や機械化と情報システムの活用により更なる生産性の向上に努め、販管費率が低下しました。また、働き方改革の推進により労働環境の改善を行いました。

 店舗展開、改築・改装につきましては、1店舗の新規出店、1店舗の退店を実施し、その結果、当第1四半期会計期間末の店舗数は162店舗(前年同期比 1店舗減少)となりました。

 また、当事業年度は積極的な新規出店、新業態の開発及びFC展開等の準備を行い、収益拡大を図ってまいります。

(財政状態の状況)

 当第1四半期会計期間末の総資産は373億6百万円で前事業年度末比11億36百万円の減少となりました。主な要因は、設備投資、賞与、配当金、法人税等の支払による預金の取り崩し、季節的要因による売掛金の減少によるものであります。一方、負債は、88億97百万円で前事業年度末比6億19百万円の減少となりました。これは主に季節的要因により買掛金が減少するとともに、未払法人税等及び賞与引当金が減少したことによるものであります。また、当第1四半期会計期間末の純資産は284億9百万円で前事業年度末比5億16百万円の減少となりました。主な要因は、四半期純損失1億4百万円、剰余金の配当3億6百万円であります。

 以上の結果、当第1四半期会計期間末の自己資本比率は76.2%(前事業年度末は75.2%)、1株当たり純資産は1,112.59円(同 1,132.80円)となりました。

(経営成績の状況)

 当第1四半期累計期間の売上高は99億76百万円(前年同期比 0.6%増加)、営業損益は62百万円の損失(前年同期実績 1億7百万円の損失)、経常損益は1億8百万円の損失(同 83百万円の損失)、四半期純損益は1億4百万円の損失(同 88百万円の損失)を計上しました。

 なお、当社の売上高は、通常の営業形態として、主力商品である「しゃぶしゃぶ」の需要が年末年始を含めた冬季に高まるため、通常、第3及び第4四半期会計期間の売上高は第1及び第2四半期会計期間の売上高と比べ高くなる傾向があります。

 当第1四半期累計期間におけるセグメント別の経営成績については、当社の事業は飲食店としての事業がほとんどを占めており実質的に単一セグメントでありますので、その経営成績を部門別に示すと次のとおりであります。

(部門別売上高)

 

 

当第1四半期累計期間

(自 平成30年4月1日

至 平成30年6月30日)

金額(百万円)

前年同期比

増減率(%)

木曽路

8,319

1.3

素材屋

562

△0.2

じゃんじゃん亭

541

△6.6

とりかく

269

2.3

鈴のれん

195

△9.1

その他

88

6.9

9,976

0.6

 

木曽路部門

 しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」部門は、店舗の異動はなく、当第1四半期会計期間末店舗数は117店舗(前年同期末比 1店舗減少)であります。営業面では好評を得ているイベント「北の幸まつり」やTVCMを引き続き実施しました。更に木曽路の新定番「鰻ひつまぶし」や「和牛ひつまぶし」を販売し、お客様の満足度と客数増に努めました。また、お誕生日やお食い初めなどのお子様のお祝い、新入学・就職、結婚や長寿といった慶事・祝事へのアプローチとともに最適のおもてなしを提供してまいりました。その結果、売上高は83億19百万円(前年同期比 1.3%増加)となりました。

 

素材屋部門

 居酒屋の「素材屋」部門は、店舗の異動はなく、当第1四半期会計期間末店舗数は14店舗であります。営業面では、味噌串かつ・手羽先のから揚げなどの名古屋めしやこだわりの串焼き、また自家製の惣菜料理や旬の食材を活かした季節メニューの販売、焼酎一升瓶のお値打ち販売を実施するとともに、少人数から大人数の様々な宴会利用できる店舗として営業活動を行いました。しかしながら、売上高は5億62百万円(同 0.2%減少)となりました。

 

じゃんじゃん亭部門

 焼肉の「じゃんじゃん亭」部門は、1店舗の退店により、当第1四半期会計期間末店舗数は13店舗(前年同期末比 1店舗減少)であります。営業面では、「手切り、熟成肉、黒毛和牛」にこだわり、食べ放題メニューの拡販とスピード提供、先手のサービスに取り組みました。また、引き続き法人や学生のイベントなどに合わせたメルマガの配信や学生限定企画など予約獲得活動に努めましたが、売上高は5億41百万円(同 6.6%減少)となりました。

 

とりかく部門

 鶏料理の「とりかく」部門は、店舗の異動はなく、当第1四半期会計期間末店舗数は9店舗であります。営業面では、「手作り」、「鶏」にこだわった料理と旬の逸品料理の販売を行い、また鶏料理の醍醐味と季節に合わせた食材の宴会コース、お客様ニーズの高い飲み放題プランを複数用意し来店客数の増加に努めました。その結果、売上高は2億69百万円(同 2.3%増加)となりました。

 

鈴のれん部門

 和食レストランの「鈴のれん」部門は、店舗の異動はなく、当第1四半期会計期間末店舗数は6店舗であります。営業面では、御膳や季節毎のメニューを刷新し、各種宴会コースやしゃぶしゃぶまたはすきやきの食べ放題メニューに「お肉を選べるコース」をご用意しました。また、慶弔などの行事に対応したメニューと人数に合わせた多様なお席を準備し、来店客数の増加に努めましたが、売上高は1億95百万円(同 9.1%減少)となりました。

 

その他部門

 その他部門は、ワイン食堂の「ウノ」、九州味巡りの「ここの」、外販(しぐれ煮、胡麻だれ類)、不動産賃貸等であります。「ここの」が1店舗の新規出店をしたこともあり、その売上高は88百万円(同 6.9%増加)であります。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

    当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。