第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期累計期間(平成30年4月1日から平成30年12月31日まで)におけるわが国経済は好調な世界経済を受け企業収益が伸び、緩やかな景気回復基調となりました。

 その一方で当外食業界におきましては、労働力不足による人件費の増加や東京オリンピック開催準備に伴う建設費の高騰、店舗間・企業間競争激化など依然厳しい経営環境が続いております。

 このような経営環境の中で当社は、市場調査により顧客ニーズを把握し、コア商品のブラッシュアップとメニューの拡充を行うとともに定期的なTVCMを実施することで、顧客の創造に取り組みました。更に、店内教育を見直すことで既存店の営業力を強化してまいりました。また、7月には新業態のからあげ専門店「からしげ」1号店を名古屋市緑区に出店し、10月に2号店、12月に3号店を出店しました。なお、木曽路部門につきましても12月、約3年半ぶりに大阪府岸和田市に出店しました。今後も出店を推進してまいります。

 費用面においては、機械化と情報システムの活用、継続的なワークスケジュールの確認などにより生産性が向上し、営業利益率が上昇しました。店舗展開、改築・改装につきましては、8店舗の新規出店、2店舗の退店を実施し、その結果、当第3四半期会計期間末の店舗数は168店舗(前年同期比 5店舗増加)となりました。当事業年度は既存業態と新業態の積極的な新規出店を行い、収益拡大を図ってまいります。

(財政状態の状況)

 当第3四半期会計期間末の総資産は385億47百万円で前事業年度末比1億4百万円の増加となりました。主な要因は、設備投資、賞与、配当金、法人税等の支払による預金の取り崩しによる減少と棚卸資産及び有形固定資産の増加によるものであります。一方、負債は、96億99百万円で前事業年度末比1億81百万円の増加となりました。これは主に季節的要因による買掛金の増加と未払法人税等及び未払消費税が減少したことによるものであります。また、当第3四半期会計期間末の純資産は288億48百万円で前事業年度末比77百万円の減少となりました。主な要因は、四半期純利益7億52百万円の計上と剰余金の配当5億87百万円及びその他有価証券評価差額金2億41百万円の減少によるものであります。

 以上の結果、当第3四半期会計期間末の自己資本比率は74.8%(前事業年度末は75.2%)、1株当たり純資産は1,129.79円(同 1,132.80円)となりました。

(経営成績の状況)

 当第3四半期累計期間の売上高は326億3百万円(前年同期比 0.8%増加)、営業利益は11億67百万円(同 19.1%増加)、経常利益は11億45百万円(同 11.4%増加)、四半期純利益は7億52百万円(同 24.5%増加)を計上しました。

 なお、当社の売上高は、通常の営業形態として、主力商品である「しゃぶしゃぶ」の需要が年末年始を含めた冬
季に高まるため、通常、第3及び第4四半期会計期間の売上高は第1及び第2四半期会計期間の売上高と比べ高く
なる傾向があります。

 当第3四半期累計期間におけるセグメント別の経営成績については、当社の事業は飲食店としての事業がほとんどを占めており実質的に単一セグメントでありますので、その経営成績を部門別に示すと次のとおりであります。

 部門別売上高

 

 

当第3四半期累計期間

(自 平成30年4月1日

至 平成30年12月31日)

金額(百万円)

前年同期比

増減率(%)

木曽路

27,354

0.4

素材屋

1,657

1.3

じゃんじゃん亭

1,673

△3.0

とりかく

790

0.6

鈴のれん

679

1.3

その他

448

53.6

32,603

0.8

 

木曽路部門

 しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」部門は、1店舗の新規出店により、当第3四半期会計期間末店舗数は118店舗であります。

 営業面では好評を得ているイベント「北の幸まつり」やTVCMを引き続き実施しました。更に木曽路の新定番「鰻ひつまぶし」や「和牛ひつまぶし」を販売し、顧客満足と客数増加に努めました。また、お誕生日やお食い初めなどのお子様のお祝い、新入学・就職、結婚や長寿といった慶事・祝事へのアプローチとともに最適のおもてなしを提供してまいりました。その結果、売上高は273億54百万円(前年同期比 0.4%増加)となりました。

 

素材屋部門

 居酒屋の「素材屋」部門は、1店舗の退店により、当第3四半期会計期間末店舗数は13店舗(前年同期末比 1店舗減少)であります。

 営業面では、味噌串かつ・手羽先のから揚げなどの名古屋めしやこだわりの串焼き、また自家製の惣菜料理や旬の食材を活かした季節メニューの販売、焼酎一升瓶のお値打ち販売を実施するとともに、少人数から大人数の様々な宴会利用ができる店舗として営業活動を行いました。その結果、売上高は16億57百万円(同 1.3%増加)となりました。

 

じゃんじゃん亭部門

 焼肉の「じゃんじゃん亭」部門は、1店舗の新規出店と1店舗の退店により、当第3四半期会計期間末店舗数は14店舗となりました。

 営業面では、食べ放題メニューの拡販とスピード提供、先手のサービスに取り組みました。また、引き続き法人や学生のイベントなどに合わせたメルマガの配信や学生限定企画など予約獲得活動に努めましたが、売上高は16億73百万円(同 3.0%減少)となりました。

 

とりかく部門

 鶏料理の「とりかく」部門は、店舗の異動はなく、当第3四半期会計期間末店舗数は9店舗であります。

 営業面では、「手作り」、「鶏」にこだわった料理と旬の逸品料理の販売を行い、また鶏料理の醍醐味と季節に合わせた食材の宴会コース、お客様ニーズの高い飲み放題プランを複数用意し来店客数の増加に努めました。その結果、売上高は7億90百万円(同 0.6%増加)となりました。

 

鈴のれん部門

 和食レストランの「鈴のれん」部門は、1店舗の新規出店により、当第3四半期会計期間末店舗数は7店舗(前年同期末比 1店舗増加)になりました。

 営業面では、御膳や季節毎のメニューを刷新し、各種宴会コースやしゃぶしゃぶまたはすきやきの食べ放題メニューに「お肉を選べるコース」をご用意しました。また、慶弔などの行事に対応したメニューと人数に合わせた多様なお席を準備し、来店客数の増加に努めました。その結果、売上高は6億79百万円(同 1.3%増加)となりました。

 

その他部門

 その他部門は、ワイン食堂の「ウノ」、九州味巡りの「ここの」、からあげ専門店の「からしげ」、天丼の「てんや」、外販(しぐれ煮、胡麻だれ類)、不動産賃貸等であります。

 「ここの」が1店舗、新業態の「からしげ」が3店舗、「てんや」が1店舗の新規出店をしたことにより、売上高は4億48百万円(同 53.6%増加)となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。