第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善から景気は緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦など海外経済の不確実性の高まりから先行きの不透明感が一層強まっている状況にあります。

 外食業界におきましては、人件費や原材料費、物流費の高騰が続く中、多様化する消費者ニーズや根強い節約志向、そして垣根を越えた競争の激化など依然厳しい状況が続いております。

 このような経営環境の中で当社は、定期的なTVCMにより季節毎のフェアを告知するともに、コア商品のブラッシュアップを行いました。

 費用面においては、ワークスケジュールの管理と機械化により更なる生産性の向上と、経費管理の徹底に努めました。なお、働き方改革の一環として5月7日、8日の2日間、全店一斉休業(1店舗を除く)を実施しました。働き易い魅力ある企業作りにも努めてまいります。

 店舗展開、改築・改装につきましては、4店舗の新規出店、1店舗の業態転換、4店舗の改装(2店舗改装中)を実施し、当第2四半期会計期間末の店舗数は174店舗(前年同期末比 9店舗増加)となりました。

(財政状態の状況)

 当第2四半期会計期間末の総資産は379億26百万円で前事業年度末比15億18百万円の減少となりました。主な要因は、設備投資、賞与、配当金、法人税等の支払による預金の取り崩しと売掛金の減少によるものであります。一方、負債は、90億91百万円で前事業年度末比5億49百万円の減少となりました。これは主に季節的要因により買掛金と未払法人税等が減少したことによるものであります。また、当第2四半期会計期間末の純資産は288億34百万円で前事業年度末比9億69百万円の減少となりました。主な要因は、四半期純損失4億26百万円、剰余金の配当4億85百万円であります。

 以上の結果、当第2四半期会計期間末の自己資本比率は76.0%(前事業年度末は75.6%)、1株当たり純資産は1,129.29円(同 1,167.24円)となりました。

(経営成績の状況)

 当第2四半期累計期間の売上高は200億74百万円(前年同期比 1.0%増加)、営業損益は4億76百万円の損失(前年同期実績 1億52百万円の損失)、経常損益は4億54百万円の損失(同 1億91百万円の損失)、四半期純損益は4億26百万円の損失(同 1億32百万円の損失)を計上しました。

 なお、当社の売上高は、通常の営業形態として、主力商品である「しゃぶしゃぶ」の需要が年末年始を含めた冬
季に高まるため、通常、第3及び第4四半期会計期間の売上高は第1及び第2四半期会計期間の売上高と比べ高く
なる傾向があります。

 当第2四半期累計期間におけるセグメント別の経営成績については、当社の事業は飲食店としての事業がほとんどを占めており実質的に単一セグメントでありますので、その経営成績を部門別に示すと次のとおりであります。

 部門別売上高

 

 

当第2四半期累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年9月30日)

金額(百万円)

前年同期比

増減率(%)

木曽路

16,725

1.3

居酒屋

1,572

△9.9

じゃんじゃん亭

1,087

△3.1

鈴のれん

472

10.0

その他

216

246.1

20,074

1.0

 

 

木曽路部門

 しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」部門は、2店舗の新規出店により、当第2四半期会計期間末店舗数は121店舗(前年同期末比 4店舗増加)となりました。

 営業面では新規顧客の獲得、来店動機づくりにTVCMを引き続き実施するとともに、ご来店のお客様へ新元号に因んだクーポンを配布し再来店を促すことで客数増に努めました。そして、木曽路の強みであるハレの日需要へのアプローチ引き続き実施し、最適なおもてなしの提供に注力してまいりました。その結果、売上高は167億25百万円(前年同期比 1.3%増加)となりました。

 

居酒屋部門

 9月1日付で営業力強化、業務効率化、及び人員の最適配置等のため、「素材屋」「とりかく」「ウノ」「ここの」を「居酒屋」部門ひとつに統合しました。「居酒屋」部門は1店舗の業態転換(素材屋から新業態 酒場「大穴」(ダイアナ)への転換)を実施し、当第2四半期会計期間末店舗数は25店舗(前年同期末比 1店舗減少)となりました。

 営業面において、「素材屋」では味噌串かつ・手羽先の唐揚げなどの名古屋めしやこだわりの串焼き、また自家製の惣菜料理や旬の食材を活かした季節メニューの販売、焼酎一升瓶のお値打ち販売を実施するとともに、少人数から大人数まで様々な宴会でご利用いただける店舗として営業活動を行いました。「とりかく」では引き続き「手作り」、「鶏」にこだわった料理と旬の逸品料理の販売を行うとともに、ハイボールフェアなどを定期的に開催しました。その他、ワイン食堂の「ウノ」、九州味巡りの「ここの」についても宴会需要を中心に販売促進活動を行いました。しかし、前年同期と比べ、1店舗の出店はあったものの、退店が2店舗と改装中が1店舗あり、売上高は15億72百万円(同 9.9%減少)となりました。

 

じゃんじゃん亭部門

 焼肉の「じゃんじゃん亭」部門は、1店舗の改装を行い、当第2四半期会計期間末店舗数は14店舗であります。

 営業面では、サラダバーやデザートバーを設置するなど新たなコンセプトでファミリー層を中心とした顧客獲得を目指し1店舗の改装を行いました。既存店舗においては、食べ放題メニューの拡販とスピード提供、先手のサービスに取り組み、法人へのメルマガの配信や学生応援企画の実施などの販促により予約獲得に努めましたが、売上高は10億87百万円(同 3.1%減少)となりました。

 

鈴のれん部門

 和食・しゃぶしゃぶレストランの「鈴のれん」部門は、店舗の異動はなく、当第2四半期会計期間末店舗数は7店舗であります。

 営業面では、「しゃぶしゃぶ祭り」や生ビール・ハイボールの平日半額販売を実施しました。御膳料理を充実させるとともに慶弔などのお集まりに対応したメニューと個室や送迎バスをアピールし、来店客数の増加に努めました。その結果、売上高は4億72百万円(同 10.0%増加)となりました。

 

その他部門

 その他部門は、からあげ専門店の「からしげ」、天丼の「てんや」、外販(しぐれ煮、胡麻だれ類)、不動産賃貸等であります。

 前年度の出店もあり、売上高は2億16百万円(同 246.1%増加)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが4億74百万円の流出超過(前年同期は10億69百万円の流出超過)となりました。主な要因は、減価償却費の計上に対して、仕入債務の減少、未払消費税等の減少及び法人税等の支出によるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローは、主な要因として新規出店等に伴う有形固定資産の取得により14億48百万円の流出超過(前年同期は5億76百万円の流出超過)、財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済、配当金の支払等で5億97百万円の流出超過(前年同期は3億85百万円の流出超過)となりました。

 以上の結果、当第2四半期会計期間末の現金及び現金同等物の残高は前事業年度末比25億20百万円減少し、129億14百万円となりました。

 

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。