第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 ≪セグメント別業績≫

(単位:百万円)

 

売   上   高

セグメント利益又は損失(△)
(営業利益又は損失(△))

 

当第3四半期

前第3四半期

増減額

前年同期比(%)

当第3四半期

前第3四半期

増減額

前年同期比(%)

ビジネスウェア
事業

123,519

122,228

1,291

101.1

6,958

7,459

△500

93.3

カジュアル事業

12,931

13,669

△737

94.6

△489

375

△865

カード事業

3,352

3,033

318

110.5

1,059

966

93

109.6

印刷・メディア
事業

8,564

8,821

△257

97.1

190

57

133

332.9

雑貨販売事業

11,872

11,532

340

102.9

543

433

109

125.3

総合リペア
サービス事業

8,858

8,858

179

179

その他

5,363

3,321

2,041

161.5

△17

120

△137

調整額

△2,641

△2,718

77

△285

△263

△21

合計

171,823

159,889

11,933

107.5

8,138

9,148

△1,010

89.0

 

(注) 1.セグメント別売上高、セグメント利益又は損失(△)(営業利益又は損失(△))はセグメント間取引相殺消去前の数値であります。

2.平成27年12月16日付にて、ミニット・アジア・パシフィック(株)を完全子会社化したことに伴い、「総合リペアサービス事業」を報告セグメントに追加しております。

当第3四半期連結累計期間(平成28年4月1日から平成28年12月31日まで)におけるわが国経済は、政府による経済・金融政策などにより雇用・所得環境に改善が見られ、景気は緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、中国をはじめとする新興国経済の減速、英国のEU離脱問題や米国の大統領選挙の影響による海外経済の不確実性の高まりなどから、依然として不透明な状況で推移いたしました。

このような状況下、当社グループでは、ビジネスウェア事業の収益力、競争力の強化を目指した諸施策を実施するとともに、グループ経営の基盤整備と収益力強化を図ってまいりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループにおける業績は以下のとおりとなりました。

売上高 1,718億23百万円(前年同期比107.5%)

営業利益 81億38百万円(前年同期比89.0%)

経常利益 89億43百万円(前年同期比92.0%)

親会社株主に帰属する四半期純利益 52億14百万円(前年同期比99.2%)

セグメント別の営業の状況は、以下のとおりであります。

なお、以下のセグメント別売上高、セグメント利益又は損失は、セグメント間の内部取引相殺前の数値であります。

 

≪ビジネスウェア事業≫

〔青山商事(株)ビジネスウェア事業、ブルーリバース(株)、(株)エム・ディー・エス、(株)栄商、服良(株)〕

当事業の売上高は1,235億19百万円(前年同期比101.1%)、セグメント利益(営業利益)は69億58百万円(前年同期比93.3%)となりました。

当事業の中核部門であります青山商事(株)のビジネスウェア事業につきましては、「洋服の青山」13店舗(内 移転4店舗)、「ザ・スーツカンパニー」2店舗、新業態のレディス専門店「ホワイト ザ・スーツカンパニー」6店舗及びカスタムオーダー店「ユニバーサル ランゲージ メジャーズ」を2店舗出店するなど着実な出店を実施するとともに、営業面では「洋服の青山」において、青山グループ1,600店舗突破を記念した『青山祭』の実施や、引き続き「EXILE TRIBE(エグザイルトライブ)」をイメージキャラクターに起用し、スーツ等の機能性を訴求することで、新たな顧客の取り込みを図りました。

また、レディスにつきましても、サマーフォーマルなどの品揃えを強化したことなどにより、好調に推移いたしました。こうしたことなどからビジネスウェア事業の既存店売上高は前年同期比99.9%となりました。

なお、4月から12月までの9ヶ月間のメンズスーツの販売着数は前年同期比99.1%の1,384千着、平均販売単価は前年同期比101.0%の27,995円となりました。

当第3四半期まで(4月~12月)の店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。

<ビジネスウェア事業における業態別の出退店及び期末店舗数(平成28年12月末現在)>

(単位:店)

業態名

洋服の青山

ネクスト
ブルー

ザ・スーツ
カンパニー

ユニバーサル
ランゲージ

ブルー エ 
グリージオ

ユニバーサル
ランゲージ 
メジャーズ

ホワイト 
ザ・スーツ
カンパニー

合計

出店〔内 移転〕
(4月~12月)

13〔4〕

23〔4〕

閉店(4月~12月)

期末店舗数(12月末)

803

48

13

888

 

(注)「ザ・スーツカンパニー」には「TSC SPA OUTLET」を、「ユニバーサル ランゲージ」には「UL OUTLET」を含めております。

≪カジュアル事業≫〔青山商事(株)カジュアル事業、(株)イーグルリテイリング〕

当事業につきましては、中核部門であります(株)イーグルリテイリングにおいて、「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」を6店舗出店しましたが、天候不順の影響等により、売上高は129億31百万円(前年同期比94.6%)、セグメント損失(営業損失)は4億89百万円(前年同期はセグメント利益(営業利益)3億75百万円)となりました。

当第3四半期まで(4月~12月)の店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。

<カジュアル事業における業態別の出退店及び期末店舗数(平成28年12月末現在)>

(単位:店)

業態名

青山商事(株)カジュアル事業

(株)イーグルリテイリング

キャラジャ

リーバイスストア

アメリカンイーグル
アウトフィッターズ

出店(4月~12月)

閉店(4月~12月)

期末店舗数(12月末)

12

34

 

(注)「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」にはアウトレット店を含めております。

≪カード事業≫〔(株)青山キャピタル〕

当事業につきましては、ショッピング収入の増加などから、売上高は33億52百万円(前年同期比110.5%)、セグメント利益(営業利益)は10億59百万円(前年同期比109.6%)となりました。

なお、平成28年11月末現在の「AOYAMAカード」の有効会員数は404万人となりました。

 

≪印刷・メディア事業≫〔(株)アスコン〕

当事業につきましては、既存取引先の受注減などにより、売上高は85億64百万円(前年同期比97.1%)となる一方、印刷用紙など原材料価格の低下などにより、セグメント利益(営業利益)は1億90百万円(前年同期比332.9%)となりました。

≪雑貨販売事業≫〔(株)青五〕

当事業につきましては、高額商品(150円~500円)の取扱い増加などにより、売上高は118億72百万円(前年同期比102.9%)、セグメント利益(営業利益)は5億43百万円(前年同期比125.3%)となりました。

なお、平成28年11月末の店舗数は117店舗であります。

≪総合リペアサービス事業≫〔ミニット・アジア・パシフィック(株)〕

平成27年12月16日付にて、ミニット・アジア・パシフィック(株)を完全子会社化したことに伴い、「総合リペアサービス事業」を報告セグメントに追加しております。
 当事業につきましては、売上高は88億58百万円、のれん償却を含めたセグメント利益(営業利益)は1億79百万円となりました。

当第3四半期まで(4月~12月)の店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。

<総合リペアサービス事業における出退店及び期末店舗数(平成28年12月末現在)>

(単位:店)

地域

ミスターミニット

日本

オセアニア

その他

合計

出店(4月~12月)

13

10

28

閉店(4月~12月)

12

17

期末店舗数(12月末)

294

264

30

588

 

≪その他≫〔青山商事(株)リユース事業、(株)glob、(株)WTW〕

当社は、平成28年4月1日付で、雑貨・インテリアショップを運営する(株)WTW(ダブルティー)の全株式を(株)バルスより取得し、完全子会社化いたしました。
 同社は、雑貨・インテリアショップ「Francfranc(フランフラン)」を運営する(株)バルスが平成23年2月に立ち上げたブランドで、「URBAN.SURF.NATURAL.」をコンセプトとする雑貨・インテリアを取り扱うライフスタイルショップを5店舗展開しております。同社が有する雑貨・インテリア小売分野における高いブランド力と商品開発力に、当社の店舗開発力、アパレル小売のノウハウ等を加え、(株)WTWのさらなる事業拡大を図ることにより、今後の当社グループの利益に寄与するものと考えております。
 その他の事業につきましては、上記とおり(株)WTWを完全子会社化したことや、(株)globにおいてFC展開しております「ゆず庵」を7店舗出店したことなどから、売上高は53億63百万円(前年同期比161.5%)となる一方、(株)WTWにおけるのれん償却や、(株)globにおける出店経費等の増加などから、セグメント損失(営業損失)は17百万円(前年同期はセグメント利益(営業利益)1億20百万円)となりました。

当第3四半期まで(4月~12月)の店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。

<その他の事業における業態別の出退店及び期末店舗数(平成28年12月末現在)>

(単位:店)

業態名

青山商事(株)リユース事業

(株)glob

(株)WTW

セカンド
ストリート

ジャンブル
ストア

焼肉きんぐ

ゆず庵

ダブルティー

ダブルティー
サーフクラブ

出店(4月~12月)

閉店(4月~12月)

期末店舗数(12月末)

10

24

 

 

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産について、流動資産は1,855億81百万円となり、前連結会計年度末と比べ275億93百万円減少いたしました。この要因は、営業貸付金が21億91百万円増加しましたが、現金及び預金が158億42百万円、有価証券が109億99百万円それぞれ減少したことによるものであります。

固定資産は1,900億6百万円となり、前連結会計年度末と比べ36億37百万円増加いたしました。この要因は、長期貸付金が4億55百万円減少しましたが、有形固定資産が13億84百万円、のれんが10億43百万円、投資不動産が18億54百万円それぞれ増加したことによるものであります。

この結果、資産合計は3,757億5百万円となり、前連結会計年度末と比べ239億46百万円減少いたしました

負債について、流動負債は484億91百万円となり、前連結会計年度末と比べ165億10百万円減少いたしました。この要因は、支払手形及び買掛金が34億88百万円、電子記録債務が18億18百万円、未払法人税等が71億17百万円それぞれ減少したことによるものであります。

固定負債は986億79百万円となり、前連結会計年度末と比べ7億54百万円増加いたしました。この要因は、長期借入金が5億円、退職給付に係る負債が1億94百万円それぞれ増加したことによるものであります。

この結果、負債合計は1,471億71百万円となり、前連結会計年度末と比べ157億56百万円減少しました。

純資産合計は2,285億33百万円となり、前連結会計年度末と比べ81億90百万円減少いたしました。この要因は、利益剰余金が31億円、為替換算調整勘定が5億60百万円それぞれ減少し、自己株式による減少額が49億34百万円増加したことによるものであります。

 

(3)研究開発活動

該当事項はありません。