第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益の回復や雇用環境の改善などにより、緩やかに回復基調を持続しているものの、記録的な猛暑や豪雨などの自然災害による影響もあり、個人の消費意欲が一時的に冷え込む動きとなりました。

また、世界経済の状況は、米国経済が堅調に推移しているものの、金融市場の変動の影響や米中貿易摩擦問題により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

小売業界におきましては、同業他社だけではなく、EC市場の拡大を始めとする異業種・異業態との競合、価格競争が激化しており、人手不足に伴う人件費の増加や物流コスト上昇等のリスクに晒され、依然として厳しい経営環境が続いております。

こうした環境のなか、当社グループでは「フード」「ディスカウント」「専門店」の3つの業態を柱として、ニーズの変化や地域特性に応じた様々な店舗スタイルで、臨機応変な事業展開により、競争力を強化することを継続してまいりました。

この方針のもと、専門店事業におきましては、引き続き独自商品の開発と専門知識を持った人材育成による販売力強化に努めております。

自転車専門会社の㈱サイクルオリンピック(店舗ブランド「サイクルオリンピック」)では、自社開発商品として、シリコーンを用いた特殊機構によりペダルを漕ぐ力を無駄なく使い切り、「電池のいらないアシスト自転車」を実現する画期的なギア「FREE POWER」の取り扱いを開始し、今年3月の発売以来大変多くのお客様にご好評いただいております。メディアで取り上げられる機会の増えた6月以降は、ほとんどの品番が品切れになるなど、大変ご迷惑をお掛け致しましたが、8月以降は入荷・販売ともに順調に推移しております。

同ギアを装着した当社オリジナル自転車の販売に加えて、他社製自転車に装着することもできることから、自転車メーカー等への提供も含め、今後多くの需要を開拓できるものと考えております。

また、この「FREE POWER」を体感できるコンセプトショップとして「フリーパワーショップ国分寺」(東京都国分寺市)を8月に、「フリーパワーショップ国立」(東京都国立市)及び「フリーパワーショップ三鷹」(東京都三鷹市)を11月に開店いたしました。

ペット専門会社の㈱ユアペティア(店舗ブランド「Your Petia」)では、当社グループの総合動物病院「動物総合医療センター」との連携強化により、獣医師の指導のもと、ご家族の一員であるペットに関する全てを安心してお任せいただける企業となるように努めるとともに、ご好評をいただいている自社開発の犬用ペットフード「パルトシュシュ」ブランドに新たに猫用のラインナップを加えたほか、お手頃な缶詰フード「THE CAT」の販売も始めております。

なお、9月には「Your Petia 綱島樽町店」(神奈川県横浜市)を開店し、11月には「オリンピックおりーぶ志村坂下店」(東京都板橋区)に併設する形で「志村坂下動物総合医療センター」を開院いたしました。

DIY・ガーデニング専門会社の㈱おうちDEPO(店舗ブランド「おうちDEPO」)では、「プロ・職人さんにとって便利でお得な店、プロ・職人さんの求める品揃えを追求し続けるお店」を合言葉に、品揃え、価格、品質、サービスに徹底的にこだわり続け、お客様ごとのニーズに合わせたきめ細やかな対応がご評価をいただき、複数の店舗をご利用されるお客様が着実に増加するなど、店舗ブランドの知名度向上とともに、業績も順調に伸長しております。

靴専門会社の㈱シューズフォレスト(店舗ブランド「Shoes Forest」)では、「家族全員でご来店いただける店」をコンセプトに、幅広い品揃えと、お買い物していただきやすい雰囲気のお店づくりを目指して、スタッフが商品知識だけでなく高度な接客技術を身につけるよう努力してまいりました。

また、商品開発におきましても、紳士靴、婦人靴、スポーツシューズ、子供靴の全域にわたって一層の充実を図っております。

食品部門におきましては、さらにおいしく、安全な惣菜やお弁当を開発・生産するために新設した食品工場の活用を強化し、店内加工食品の製造プロセスの見直し、店舗における要員シフトの最適化をさらに進め、より一層のローコストオペレーションに努めております。

また、4月には「オリンピックおりーぶ志村坂下店」、11月には「オリンピック国立店」において、食品コーナーを中心とした大規模改装を実施し、開放的で気持ちよくお食事が出来るフードコート「PICCOLY」、自家焙煎の高品質なコーヒーを提供するコーヒーショップ「GRAIN COFFEE ROASTER」、ソムリエ資格保有者が常駐し多品種のワインを取り扱う専門店「Olympic CELLAR」を配した店舗フォーマットへ転換いたしました。

スーパーマーケットカズンにおきましても、9月よりオリンピックの食品部門と仕入体制を統合したことにより商品政策を共有させ、さらに物流においても作業改善を進めてまいりました。

ディスカウントストア部門におきましては、店舗の立地に即して売場面積の最適化を進めてゆくことで、在庫の削減をはじめとする店舗経営効率の向上を目指すとともに、人材配置の総合的な見直しを進め、店舗における販売力の強化を図っております。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高に営業収入を合算した営業収益はディスカウント部門及び㈱アバンセによるスーパーマーケット事業の回復が遅れていることもあり776億50百万円(前年同四半期比2.8%減)となり、営業利益は3億85百万円(前年同四半期比6.3%減)、経常利益は3億16百万円(前年同四半期比1.3%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億13百万円(前年同四半期比2.6%増)となりました。

なお、当社グループは、小売事業の割合が高く、小売事業以外の事業に関しては重要性が乏しいと考えられるため、セグメント情報の記載を省略しております。

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3)研究開発活動

該当事項はありません。