第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 

文中における将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

なお、将来に関する事項につきましては、不確実性を有しており、将来生じる結果と異なる可能性がありますので、記載しております事項に対する判断は、以下記載事項及び本項目以外の記載内容も合わせて慎重に行われる必要があります。

 

(1)  主要なリスクの発生又は事業等のリスクの重要な変更

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスク(連結会社の経営成績等の異常な変動、特定の取引先・製品・技術等への依存、特有の法的規制・取引慣行・経営方針、重要な訴訟事件等の発生、役員・大株主・関係会社等に関する重要事項等、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項)の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

(2)  重要事象等の存在

提出会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他提出会社の経営に重要な影響を及ぼす事象は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

文中における将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の連結子会社)が判断したものであります。

なお、将来に関する事項につきましては、不確実性を有しており、将来生じる結果と異なる可能性がありますので、記載しております事項に対する判断は、以下記載事項及び本項目以外の記載内容も合わせて慎重に行われる必要があります。

 

当社グループは、スーパーマーケットの経営を事業主体としており、店舗「原信」「ナルス」「フレッセイ」を各地に出店しております。

 

(1)  経営成績の状況の概要及び分析・検討内容

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、未だ新型コロナウイルス感染症による影響下の制約があるものの、人々の動きや経済活動が段階的に再開しつつあります。しかし、国際情勢や環境問題に端を発した物価高騰や円安の進行は経済復調の障害となっております。

このような状況において、当第3四半期連結累計期間における当社グループの連結経営成績は、売上高が1,925億67百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益が86億68百万円(前年同期比1.3%減)、経常利益が91億12百万円(前年同期比0.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が60億53百万円(前年同期比0.6%増)となりました。

売上高につきましては、新規出店による店舗数の増加、商品・原材料等の仕入価格上昇の影響、梅雨明けが早かったことによる気温上昇、並びに、行動制限が緩んだことによる人流の回復により増加し、収益認識に関する会計基準等の組替影響を除外した実績は、第3四半期連結累計期間として過去最高となりました。営業利益につきましては、お客様の急激な家計負担増加を懸念し、販売価格への転嫁を抑制していることによる売上総利益率の微減、電気料金や各種資材の大幅な値上げ、並びに、前年同期に比べ新規出店を多く行ったことによる成長投資に係る費用の増加で前年同期に比べ減少いたしました。なお、物価上昇による営業費用の増加に対しては、全社、各部署が横断的に様々な施策を講じております。

 

 

①  セグメント別経営成績

当第3四半期連結累計期間における各セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの経営成績につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。

 

a  スーパーマーケット
(全般)

当第3四半期連結累計期間におきましては、「“楽しみの種をまく”― 泥まみれで耕す、実るまでやる ―」を年度方針として掲げ、再整備(畑を耕し直し)、開拓・開発(新しい種をまく)、新しい価値観への対応(これからの時代を見据えて)のための諸施策の展開を進めております。

業績につきましては、主に冒頭記載の売上高並びに営業利益以下の要因影響を受けており、当第3四半期連結累計期間におけるスーパーマーケット事業の経営成績は、売上高が1,920億68百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益が81億63百万円(前年同期比2.1%減)となりました。

 

当第3四半期連結累計期間における業績の内容、取組みに関する事項は、以下のとおりであります。

 

(販売指標に関する動向)

当第3四半期連結累計期間の販売指標は以下のとおりであります。

項目

当第3四半期連結累計期間

(自  2022年4月1日

至  2022年12月31日)

前年同期比

店舗数

グループ合計

132店舗

2店舗増加

内訳  (原信)

68店舗

1店舗増加

      (ナルス)

13店舗

増減なし

      (フレッセイ)

51店舗

1店舗増加

店舗売上高

全店

189,906百万円

103.7%

既存店

182,553百万円

101.6%

来店客数

全店

8,072万人

101.9%

既存店

7,779万人

100.4%

客単価

全店

2,353円

101.7%

既存店

2,347円

101.2%

買上点数

全店

11.93点

99.2%

既存店

11.92点

99.0%

一品単価

全店

197円

103.3%

既存店

197円

103.1%

 

(注)1  記載数値は、「収益認識に関する会計基準」等に基づく調整前の数値で記載しております。

2  店舗数は、当第3四半期連結会計期間末現在におけるスーパーマーケットの設置店舗数であり、他業態の設置店舗数(100円ショップ2店舗)は含みません。

3  店舗売上高、来店客数、客単価、買上点数、一品単価は、スーパーマーケット店舗のみの数値であります。

4  客単価は、お客様一人当たりが一回のご来店でお買い上げになった金額の平均であります。

5  買上点数は、お客様一人当たりが一回のご来店でお買い上げになった商品数の平均であります。

6  一品単価は、お客様がお買い上げになった商品の一品当たり金額の平均であります。

7  既存店は、店舗開設より満13ヶ月以上を経過した店舗であります。

 

<来店客数>

値上げ基調の中、プライベート・ブランド商品で値ごろ感を維持していること、総菜などがおいしさで支持を受けていることに加え、新型コロナウイルス感染症下の行動制限が薄れ、夏季の猛暑、年末年始の帰省増加等もあり、来店客数は、既存店で前年同期に比べ0.4%増加し、全店では、近年の新規出店、改装により前年同期に比べ1.9%増加いたしました。

 

<買上点数>

前年同期に見られた来店頻度を減らす分、来店時にまとめ買いをする、食事は外食を控え店舗で購入して内食・中食で済ますといったお客様の動向が緩んだことや、商品・原材料等の仕入価格上昇に伴う販売価格改定の影響により、買上点数は、既存店で前年同期に比べ1.0%減少し、全店では前年同期に比べ0.8%減少いたしました。

<一品単価>

生鮮品全般の相場が前年同期に比べ若干高めに推移したことや、商品・原材料等の仕入価格上昇に伴う販売価格改定により、一品単価は、既存店で前年同期に比べ3.1%増加し、全店では前年同期に比べ3.3%増加いたしました。

<客単価>

買上点数は前年同期を下回りましたが、一品単価が前年同期を上回ったため、客単価は、既存店で前年同期に比べ1.2%増加し、全店では前年同期に比べ1.7%増加いたしました。

<売上総利益率>

商品販売における売上総利益率は、前年同期に比べ0.1ポイント減少し28.8%となりました。

(出店・退店等)

出店につきましては、フレッセイ朝日町店(4月、群馬県前橋市、売場面積1,996㎡)、長野県中信地区への初出店となる原信安曇野店(5月、長野県安曇野市、売場面積2,267㎡)、フレッセイ朝倉店(10月、群馬県前橋市、売場面積2,322㎡)を新設いたしました。また、原信古正寺店(10月、新潟県長岡市、売場面積2,268㎡)とフレッセイ館林美園店(12月、群馬県館林市、売場面積2,113㎡)の建替えを完了いたしました。

改装につきましては、該当事項はありません。

退店につきましては、フレッセイ沼田ビバタウン店(9月、群馬県沼田市、売場面積1,486㎡)、フレッセイ富士見店(11月、群馬県前橋市、売場面積1,664㎡)を閉鎖いたしました。

(インストア・マーチャンダイジング)

お客様がお買い物しやすい売場をご提供することは、販売活動における基本であるものの、これを多店舗で徹底し維持していくことは容易ではありません。当連結会計年度においては、お客様の行動目線に立って、商品をご購入いただくための商品陳列や品揃えの構成、提案の方法について、改めて全社で勉強し改善を図っていくための活動を強化しています。

この活動は、お客様にとってあるべき売場を科学的にとらえ改善を図っていくものであり、売上高、売上総利益の向上に大きく貢献しています。

食で楽しく健康維持

当社グループでは、お客様に健康を維持しつつ食を楽しんでいただけるような商品の提供に努めております。この取り組みが評価され、次のような表彰を受賞いたしました。

・ 原信ナルス   惣菜・べんとうグランプリ2022(日本食糧新聞社主催) 第1回会社表彰

・ 原信ナルス   第13回からあげグランプリ(日本唐揚協会主催) 中日本スーパー惣菜部門金賞

・ フレッセイ   第13回からあげグランプリ(日本唐揚協会主催) 東日本スーパー惣菜部門金賞

電子商取引の拡大

当社グループでは、近年、インターネットを活用した電子商取引(EC:エレクトリック・コマース)についても、注力しております。

新潟県内では、原信が3店舗のネットスーパーを運営し新潟県内への発送を行っておりますが、昨今のご利用件数増加に対応するため、1店舗を増強し、取扱い商品数、配送時間等、お客様のご要望に一層お応えできる体制を整えました。

群馬県内では、フレッセイが群馬県内全域を対象に1店舗のネットスーパーを新規に始めました。なお、ECサイトの構築は、当社グループ会社の情報処理事業を担うアイテックが行っております。

また、新たな販売チャンネルの取り組みとして、原信南万代店(新潟県新潟市中央区)が、オンラインデリバリーサービス「Uber Eats」を活用した商品のお届けサービスを開始いたしました。新潟県内のスーパーマーケットでUber Eatsの活用は初めての試みとなります。今後は、お客様のご利用状況等を踏まえて、取扱い店舗の拡大等を検討してまいります。

 

(災害対応)

8月4日、原信荒川店(新潟県村上市)が豪雨災害で被災いたしました。店内は40cmの浸水に至り、商品は全量廃棄を余儀なくされ、設備も多大な被害を受けました。

当社グループは過去幾度もの大規模災害で被災し、その都度復旧を成し遂げてきた経験と精神が役職員全員に浸透しています。今回の被災でも、出店地域の社会インフラとして「1分でも早く店を開けよう」と社長をはじめ多くの従業員が泥まみれになって復旧に取り組み、6日後には通常の状態での営業再開が出来ました。この背景には、当社グループが培ってきた社会貢献意識、危機管理対応能力だけでなく、当社グループの真摯な姿勢に共感していただいたお取引先からの多大なご支援もありました。営業再開後は、お客様から大変感謝され、当社グループが社会に存在しうる価値を再確認することができました。

なお、この豪雨災害の被災により、特別損失に「災害による損失」89百万円を計上しており、営業外収入に「受取保険金」143百万円を計上しております。

12月には、新潟県内の各所で数日間にわたる大渋滞が発生するほどの災害級の豪雪に見舞われました。この豪雪では交通網が大混乱し、物流体制が機能不全に陥り、店舗の営業に支障をきたしました。

長年、降雪地帯で事業を行ってきた当社グループにとっても、この豪雪は対処しがたいレベルとなり、通常の体制に戻るまで約2週間を要しましたが、最大限の復旧体制を敷き、影響を最小限にとどめました。

(環境マネジメントの向上)

当社グループでは、2000年に原信が日本の食品スーパーマーケットで初めて全事業所を対象に環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得して以来、毎期、環境会計を取りまとめ、エネルギーの使用量等、事業活動が及ぼす環境影響を開示しております。

サプライチェーン全体における温室効果ガス排出量については、算定のための国際的な報告基準に定めるスコープ1(事業者自らによる温室効果ガスの直接排出)、スコープ2(他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出)の算定についてすでに仕組みを構築しております。スコープ3(事業者の活動に関連する他社の排出)については、一部のカテゴリーについて算定、範囲の拡大を進めることで優先的に対応する項目を見極め、排出量のさらなる削減を目指してまいります。

(地域貢献と人材育成)

原信は長岡造形大学様と開催したデザインコンテスト「コラボラトリー -Collaboration+Laboratory-」で応募のあった75作品から選ばれた優秀作品13作品を長岡市内の3店舗で展示することをはじめました。この企画は「米百俵の精神」で育まれた長岡で、多くの人材を育て上げている長岡造形大学様と当社が人材育成と地域貢献を目的に実施したコラボレーション企画です。

 

b  その他

(全般)

当第3四半期連結累計期間におけるその他の事業の経営成績は、売上高が40億37百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益が4億44百万円(前年同期比8.4%増)となりました。

 

当第3四半期連結累計期間における業績の内容、取組みに関する事項は、以下のとおりであります。

 

(情報処理事業)

主力であるスーパーマーケット事業向けの販売は、情報機器の販売が前年同期を下回ったため減少いたしました。また、外部顧客向けの販売は、納期に至った受注案件が前年同期を上回ったもののその他の収入が減ったため減少いたしました。この結果、売上高は、前年同期に比べ2.1%減少いたしましたが、営業利益は、生産性の改善による人件費の減少並びに固定費減少で製造原価が減少したことから、前年同期に比べ16.1%増加いたしました。

(印刷事業)

主力であるスーパーマーケット事業向けの販売は、各種印刷物について電子媒体への移行が進んだ影響で若干減少いたしました。また、外部顧客向けの販売は、新型コロナウイルス環境下における顧客の事業活動等が低調であったことからの回帰が見られ、印刷物や各種イベント関連の受注が増え増加いたしました。この結果、売上高は、前年同期に比べ4.2%増加いたしましたが、営業利益は、人員強化による人件費の増加並びに製造関連の諸経費に関する価格上昇で製造原価が増加したことから、前年同期に比べ36.8%減少いたしました。

 

(清掃事業)

主力であるスーパーマーケット事業向けの販売は、安定した受注を受け前年同期に比べ増加いたしました。また、外部顧客向けの販売は、清掃関連の販売が前年同期並みであったことに加えリサイクル資材の販売単価が上昇し前年同期に比べ増加いたしました。この結果、売上高は、前年同期に比べ2.8%増加し、営業利益は、前年同期に比べ17.1%増加いたしました。

 

②  連結経営成績全般に関する事項

当第3四半期連結累計期間における連結経営成績全般の各項目の内容を示すと、次のとおりであります。

 

a  売上高及び営業利益
(売上高、売上総利益)

セグメント別の詳細に関しましては、「①  セグメント別経営成績」に記載したとおりであります。

この結果、売上高(セグメント間の内部取引高消去後)は、前年同期に比べ3.7%増加し1,925億67百万円となりました。

また、売上総利益は、前年同期に比べ3.6%増加し564億3百万円となり、売上高売上総利益率は、前年同期と同様の29.3%となりました。

(販売費及び一般管理費)

諸経費につきましては、当社グループ全体の観点から、あらゆるコストの見直し、削減、適正利用に努め、削減の取組みを進めております。なお、総額につきましては、主に店舗の新設や売上高の状況、諸経費の価格改定に伴い変動しております。

人件費は、新規出店4店舗及び建替え1店舗に係る新規採用並びに定期昇給とベースアップの実施で、前年同期に比べ6億46百万円増加いたしました。なお、売上高に対する比率は、前年同期に比べ0.2ポイント減少し14.4%になりました。また、労働分配率(人件費÷売上総利益)は、前年同期に比べ0.6ポイント減少し49.3%となりました。

消耗品費は、新型コロナウイルス感染症予防対策のための各種資材に関して価格高騰していたものが下落したことや、使用量の見直し、他の資材への変更等により、前年同期に比べ1億6百万円減少いたしました。

水道光熱費は、大幅な値上げにより、前年同期に比べ12億39百万円増加いたしました。

支払手数料は、キャッシュレス決済が増えていることにより、前年同期に比べ1億円増加いたしました。

この結果、販売費及び一般管理費は、前年同期に比べ4.5%増加し477億34百万円となり、売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は、前年同期に比べ0.2ポイント増加し24.8%となりました。

(営業利益)

営業利益は、売上総利益並びに販売費及び一般管理費の要因により、前年同期に比べ1.3%減少し86億68百万円となりました。なお、売上高営業利益率は、前年同期に比べ0.2ポイント減少し4.5%となりました。

 

b  経常利益
(営業外収益)

受取保険金は、店舗設備に関する損害保険金の受領であり、前年同期に比べ1億22百万円増加いたしました。一方で、その他の計上額は、保険積立金の払戻に伴う保険差益の計上他各種積み重ねにより、前年同期に比べ53百万円増加いたしました。

この結果、営業外収益は、前年同期に比べ54.8%増加し4億82百万円となり、売上高に対する営業外収益の比率は、前年同期と同様の0.2%となりました。

(営業外費用)

支払利息は、効率的な資金活用に努め有利子負債を削減できたことにより、前年同期に比べ2百万円減少いたしました。また、契約解約損は、前年同期に比べ22百万円減少いたしました。

この結果、営業外費用は、前年同期に比べ38.4%減少し38百万円となり、売上高に対する営業外費用の比率は、前年同期と同様の0.0%となりました。

インタレスト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローの増加もあり、前年同期に比べ126.8ポイント向上し414.6倍となりました。

 

(経常利益)

経常利益は、営業利益並びに営業外損益の要因により、前年同期に比べ0.9%増加し91億12百万円となりました。また、売上高経常利益率は、前年同期に比べ0.2ポイント減少し4.7%となりました。

なお、経営の重要指標と位置付けている総資本経常利益率(ROA)の年間換算値は、経常利益の減少により、前年同期に比べ0.4ポイント減少し10.0%となりました。

 

c  税金等調整前四半期純利益
(特別利益)

前年同期同様、固定資産売却益と投資有価証券売却益の計上が若干ありました。

この結果、特別利益は、前年同期に比べ93.0%減少し1百万円となり、売上高に対する特別利益の比率は、前年同期と同様の0.0%となりました。

(特別損失)

災害による損失は、前年同期においては発生がありませんでしたが、当第3四半期連結累計期間においては、8月に原信荒川店が被災した水害による商品の廃棄、店舗の復旧に関する費用等89百万円を計上しております。一方で、減損損失は、前年同期に比べ69百万円減少しております。

この結果、特別損失は、前年同期に比べ11.9%減少し1億30百万円となり、売上高に対する特別損失の比率は、前年同期と同様の0.1%となりました。

(税金等調整前四半期純利益)

税金等調整前四半期純利益は、経常利益並びに特別損益の要因により、前年同期に比べ0.9%増加し89億83百万円となり、売上高に対する税金等調整前四半期純利益の比率は、前年同期に比べ0.1ポイント減少し4.7%となりました。

 

d  四半期純利益、親会社株主に帰属する四半期純利益
(税金費用)

税金費用は、課税所得の増加により前年同期に比べ1.7%増加し29億30百万円となり、売上高に対する税金費用の比率は、前年同期と同様の1.6%となりました。

また、税金等調整前四半期純利益に対する税効果会計適用後の法人税等の負担率は、前年同期に比べ0.2ポイント増加し32.6%となりました。

(四半期純利益)

四半期純利益は、税金等調整前四半期純利益並びに税金費用の要因により前年同期に比べ0.6%増加し60億53百万円となり、売上高に対する四半期純利益の比率は、前年同期に比べ0.1ポイント減少し3.1%となりました。

(非支配株主に帰属する四半期純利益)

すべての連結子会社は完全子会社であるため、該当事項はありません。

(親会社株主に帰属する四半期純利益)

親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ0.6%増加し60億53百万円となり、売上高に対する親会社株主に帰属する四半期純利益の比率は、前年同期に比べ0.1ポイント減少し3.1%となりました。

また、自己資本四半期純利益率(ROE)の年間換算値は、前年同期に比べ0.7ポイント減少し10.6%となり、1株当たり四半期純利益は、前年同期に比べ1円50銭増加し262円74銭となりました。

 

e  包括利益

包括利益は、四半期純利益の増加に加え、その他有価証券評価差額金が前年同期に比べ増加したことにより、前年同期に比べ7.8%増加し62億30百万円となりました。

 

(2)  財政状態の状況の概要及び分析・検討内容

当第3四半期連結会計期間末における連結財政状態は、総資産が1,264億3百万円(前連結会計年度末比95億47百万円増)、総負債が479億57百万円(前連結会計年度末比51億61百万円増)、純資産が784億45百万円(前連結会計年度末比43億86百万円増)となりました。

 

 

①  セグメント別財政状態

当第3四半期連結会計期間末における各セグメントの財政状態を示すと、次のとおりであります。

 

a  スーパーマーケット
(資産)

資産は1,211億13百万円となり、前連結会計年度末に比べ112億82百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が、営業キャッシュ・フローの増加による手持資金の増加により前連結会計年度末に比べ40億33百万円増加したこと、並びに、有形固定資産が、新規出店及び今後の出店に係る設備投資により前連結会計年度末に比べ38億73百万円増加したことによるものであります。

(負債)

負債は494億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ73億16百万円増加いたしました。これは主に、買掛金が、店舗数の増加及び年末需要に応える商品確保等に伴う商品仕入高の増加により前連結会計年度末に比べ67億39百万円増加したことによるものであります。

(純資産相当額)

資産から負債を差し引いた純資産相当額は716億42百万円となり、前連結会計年度末に比べ39億66百万円増加いたしました。また、純資産相当額を資産で除した自己資本比率相当は、前連結会計年度末に比べ2.4ポイント減少し59.2%となりました。

 

b  その他
(資産)

資産は74億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ30百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が、営業キャッシュ・フローの増加による手持資金の増加により、前連結会計年度末に比べ32百万円増加したこと、並びに、無形固定資産が、ソフトウエア関係の投資により前連結会計年度末に比べ68百万円増加したことによるものであります。

(負債)

負債は7億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億53百万円減少いたしました。これは主に、未払法人税等と未払消費税等が、納税により前連結会計年度末に比べ合計で95百万円減少したこと、並びに、役員賞与引当金と賞与引当金が、支給により、前連結会計年度末に比べ合計で74百万円減少したことによるものであります。

(純資産相当額)

資産から負債を差し引いた純資産相当額は66億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億83百万円増加いたしました。また、純資産相当額を資産で除した自己資本比率相当は、前連結会計年度末に比べ2.1ポイント増加し89.9%となりました。

 

②  連結財政状態全般に関する事項

当第3四半期連結会計期間末における連結財政状態全般の各項目の内容を示すと、次のとおりであります。

 

a  総資産

流動資産は384億87百万円となり、前連結会計年度末に比べ60億64百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が、営業活動によるキャッシュ・フローの増加による手持資金の増加により前連結会計年度末に比べ22億80百万円増加したこと、売掛金が、年末商戦の販売により前連結会計年度末に比べ22億61百万円増加したこと、並びに、商品及び製品が、店舗数の増加及び年末需要に応える商品確保等により前連結会計年度末に比べ11億43百万円増加したことによるものであります。なお、流動資産の構成比は、前連結会計年度末に比べ2.7ポイント増加し30.4%となりました。

固定資産は879億15百万円となり、前連結会計年度末に比べ34億82百万円増加いたしました。その内容は次のとおりであり、固定資産の構成比は、前連結会計年度末に比べ2.7ポイント減少し69.6%となりました。

有形固定資産は713億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ38億58百万円増加いたしました。これは主に、建物及び構築物が、新規出店等により前連結会計年度末に比べ24億66百万円増加したこと、並びに、建設仮勘定が、今後の新規出店等に係る設備投資により前連結会計年度末に比べ14億51百万円増加したことによるものであります。

 

無形固定資産は26億51百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億95百万円増加いたしました。これは主に、借地権が、新規出店により前連結会計年度末に比べ1億19百万円増加したこと、並びに、ソフトウエアが、新規情報システムの取得により前連結会計年度末に比べ70百万円増加したことによるものであります。

投資その他の資産は139億52百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億71百万円減少いたしました。これは主に、保険積立金が、払戻しにより前連結会計年度末に比べ3億17百万円減少したこと、並びに、繰延税金資産が、一時差異の解消により前連結会計年度末に比べ6億2百万円減少したことによるものであります。

 

b  総負債

流動負債は331億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ48億36百万円増加いたしました。これは主に、買掛金が、店舗数の増加及び年末需要に応える商品確保等により前連結会計年度末に比べ67億20百万円増加したことによるものであります。なお、流動負債の構成比は、前連結会計年度末に比べ2.0ポイント増加し26.2%となりました。

固定負債は148億55百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億25百万円増加いたしました。これは主に、長期預り保証金が、新規テナントとの契約により前連結会計年度末に比べ3億99百万円増加したことによるものであります。なお、固定負債の構成比は、前連結会計年度末に比べ0.7ポイント減少し11.7%となりました。

 

c  純資産

株主資本は768億56百万円となり、前連結会計年度末に比べ42億9百万円増加いたしました。増加要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益60億53百万円であり、減少要因は、剰余金の配当18億43百万円、並びに、自己株式の取得0百万円であります。

その他の包括利益累計額は15億88百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億76百万円増加いたしました。これは主に、その他有価証券評価差額金が、保有する投資有価証券の時価総額の増加により前連結会計年度末に比べ2億18百万円増加したことによるものであります。

なお、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.3ポイント減少し62.1%となり、1株当たり純資産額は、前連結会計年度末に比べ190円38銭増加し3,404円51銭となりました。

 

(3)  キャッシュ・フローの状況の概要及び分析・検討内容

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、207億31百万円(前連結会計年度末比22億80百万円増)となりました。

 

①  セグメント別キャッシュ・フロー

当第3四半期連結会計期間末における各セグメントの資金の四半期末残高を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの資金の四半期末残高につきましては、報告セグメントに帰属しない全社(持株会社である当社)の資金の四半期末残高を含めず表示しております。

当社グループでは、内部資金の有効な活用を図る観点から、報告セグメントに帰属しない全社(持株会社である当社)が中心となって、グループ各社の余剰資金の集中と必要な部分への再配分を行うキャッシュ・マネジメント・システムを活用しております。

 

a  スーパーマーケット

スーパーマーケット事業は、現金販売が主体であるため資金の流動性が高く、滞留資金が極力生じないよう効率的な資金繰りに努めております。

資金の四半期末残高は169億42百万円となり、前連結会計年度末に比べ40億33百万円増加いたしました。これは主に、営業キャッシュ・フローの増加による手持資金の増加によるものであります。

 

b  その他

資金の四半期末残高は6億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ32百万円増加いたしました。これは主に、営業キャッシュ・フローの増加による手持資金の増加によるものであります。

 

 

②  連結キャッシュ・フロー全般に関する事項

当第3四半期連結累計期間における連結キャッシュ・フロー全般の各項目の内容を示すと、次のとおりであります。

 

a  営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動の結果得られた資金は124億98百万円となり、前年同期に比べ33億29百万円増加(前年同期比36.3%増)いたしました。これは主に、経常利益の増加、並びに、法人税等の支払額が、前連結会計年度に係る課税所得と中間納付の関係により前年同期に比べ23億4百万円減少(前年同期比47.8%減)したことによるものであります。

 

b  投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動の結果使用した資金は80億94百万円となり、前年同期に比べ31億55百万円増加(前年同期比63.9%増)いたしました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が、新規出店3店舗、建替2店舗、並びに、今後の出店等に係る設備投資により前年同期に比べ30億17百万円増加(前年同期比62.3%増)したことによるものであります。

 

c  財務活動によるキャッシュ・フロー

財務活動の結果使用した資金は21億23百万円となり、前年同期に比べ10百万円増加(前年同期比0.5%増)いたしました。これは主に、リース債務の返済による支出が、前年同期に比べ12百万円増加(前年同期比4.7%増)したことによるものであります。

 

(4)  資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の資本の財源及び資金の流動性に係る情報の記載について、重要な変動は生じておりません。

 

(5)  経営成績に重要な影響を与える要因

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の経営成績に重要な影響を与える要因の記載について、重要な変更はありません。

 

(6)  経営戦略の現状と見通し

当第3四半期連結累計期間において、経営戦略の現状と見通しに重要な変更及び新たに生じたものはありません。

 

(7)  経営者の問題認識と今後の方針

当第3四半期連結累計期間において、経営者の問題認識と今後の方針に重要な変更及び新たに生じたものはありません。

 

(8)  会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。

 

(9)  経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について、既に提出した有価証券報告書に記載された内容に比して重要な変更又は新たに定めたものはありません。

 

 

(10)  優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更又は新たに生じたものはありません。

当社は、当社株式の大規模買付行為に関する対応策(いわゆる買収防衛策)は導入しておらず、株式会社が当該株式会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針についての定めに関する事項(会社法施行規則第118条第3項に掲げる事項)について該当事項はありません。

 

(11)  研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

なお、当社グループの主要な事業はスーパーマーケット事業であり、重要な研究開発活動は行っていないため、特記すべき事項はありません。

 

(12)  従業員数

①  連結会社の状況

当第3四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数に著しい変動はありません。

 

②  提出会社の状況

当第3四半期連結累計期間において、当社の従業員数に著しい変動はありません。

 

(13)  生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。

 

(14)  主要な設備

①  主要な設備の状況

当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に関し、新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動はありません。

 

②  設備の新設、除却等の計画

当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画中であった新設、休止、大規模改修、除却、売却等について重要な変更があったものは、次のとおりであります。

 

a  重要な設備の新設等

(セグメント:スーパーマーケット、国内子会社)

会社名

事業所名
(所在地)

設備の
内容

投資予定額

資金調達
方法

着手
年月

完了

予定年月

完成後の
増加能力

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

㈱原信

原信 古正寺店

(新潟県長岡市)

店舗建替

1,060

753

自己資金

及び

リース

2022年

3月

2022年

10月

年間売上予定額

2,300百万円

原信本部

(新潟県長岡市)

本部移転新設

5,000

1,383

自己資金

2022年

9月

2024年

5月

本社機能の移転であり能力の増加はありません。

㈱フレッセイ

フレッセイ 朝倉店

(群馬県前橋市)

店舗新設

1,930

1,739

自己資金

及び

リース

2022年

2月

2022年

10月

年間売上予定額

1,800百万円

フレッセイ 館林美園店

(群馬県館林市)

店舗建替

1,000

458

自己資金

及び

リース

2022年

4月

2022年

12月

年間売上予定額

1,700百万円

㈱ローリー

本社工場

(新潟県長岡市)

食品工場増築

2,606

10

自己資金

2022年

12月

2024年

2月

製品出荷能力

30%増加

 

(注)1  投資予定額には、有形固定資産、無形固定資産及びリース投資資産の取得価額並びに関連諸経費を含んでおります。

2  既支払額は、本変更に係る記載を追加した四半期連結会計期間末現在の金額であります。

3  着手年月は、設備の建設工事に係る時期を記載しております。

4 完了予定年月は、設備の設置完了に係る予定時期を記載しており、当第3四半期連結会計期間末以前のものについては、記載年月に完了しております。

 

5 原信古正寺店は、前連結会計年度の設備に新設の計画において、完了予定年月を2022年11月としておりましたが、第2四半期連結会計期間において記載の年月に変更しております。

6 原信本部は、第2四半期連結会計期間において新たに記載を追加しております。

7 フレッセイ朝倉店は、前連結会計年度の設備に新設の計画において、完了予定年月を2022年11月としておりましたが、第2四半期連結会計期間において記載の年月に変更しております。

8 フレッセイ館林美園店は、前連結会計年度の設備に新設の計画において、事業所名をフレッセイ館林店としておりましたが、第2四半期連結会計期間において記載の事業所名に変更しております。

9 ローリー本社工場は、当第3四半期連結会計期間において新たに記載を追加しております。

 

b  重要な設備の除却等

会社名

事業所名
(所在地)

設備の内容

帳簿価額
(百万円)

除却等の
予定年月

除却等による減少能力

㈱フレッセイ

フレッセイ 沼田ビバタウ
ン店

(群馬県沼田市)

店舗閉鎖

0

2022年

9月

年間売上額(2022年3月期)

1,049百万円

フレッセイ 富士見店

(群馬県前橋市)

店舗閉鎖

0

2022年

11月

年間売上額(2022年3月期)

657百万円

フレッセイ 広瀬店

(群馬県前橋市)

店舗閉鎖

0

2023年

1月

年間売上額(2022年3月期)

876百万円

 

(注)1  帳簿価額は、本変更に係る記載を追加した四半期連結会計期間末現在の金額であります。

2  除却等の予定年月は、設備の閉鎖等に係る時期を記載しており、当第3四半期連結会計期間末以前のものについては、記載年月に完了しております。

3 フレッセイ沼田ビバタウン店及びフレッセイ富士見店は、第2四半期連結会計期間において新たに記載を追加しております。

4 フレッセイ広瀬店は、当第3四半期連結会計期間において新たに記載を追加しております。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

 

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定、締結又は重要な変更若しくは解約はありません。