当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間のわが国の経済は、良好な雇用環境と今春も賃上げが続き、緩やかな回復基調にあり
ます。上場企業の平成30年3月期決算では、純利益が前期比35%増となり2年連続で過去最高を更新し、増益率は
前期と比べて大きく伸びました。一方で世界経済は、好調な貿易に加え消費者や企業のマインドも良好なことか
ら、当面堅調な展開が期待できますが、米国政府の強硬な保護貿易策が、世界中で貿易摩擦を拡大させるなど、世
界経済の減速要因となる恐れがあります。
1)消費環境の概要
①消費環境においては、「モノ消費」から「コト消費」へのシフトが進み、一般消費者の「モノ」を所有する意識
が変化しつつあります。小売業界を取り巻く環境は、変化のスピードが更に速くなり、インターネットを利用し
た販売チャンネルの多様化も進む中、小売業は消費者行動の変化を敏感に捉え、将来を見通した事業の構築が求
められています。
②衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、3月下旬より春らしい陽気が続いたことから、桜の開花も全国的に平年よ
り早くなりましたが、4月以降は低気圧の通過による天候の変化が大きく、5月のゴールデンウィーク後半から
北海道では降雪も見られ、大雨や低気温の影響から初夏~夏物商品の販売にとって難しい天候が続きました。
2)当社グループの状況
このような状況下で、当社グループは平成30年度のグループ統一テーマを“規模の拡大と基盤の整備”とし、当
期は国内3,000店舗に向けて、規模の拡大と基盤の整備を図るため、システム刷新の取組みを進めるとともに社員の
教育、育成に取り組んでおります。
3)しまむら事業
①主力のしまむら事業においては、「CLOSSHI(クロッシー)」ブランドの拡大に取組んでおります。ボリューム
プライスの「CLOSSHI」に加えて、素材や機能、デザインをプラスして高価格帯で販売する「CLOSSHI PREMIUM」
と、品質は一定の基準を確保した上で、どこよりも低価格で販売する「CLOSSHI VALUE」を期初より展開し、4
月度には「CLOSSHI」ブランド5周年記念セールを開催しました。
②当第1四半期連結累計期間は8店舗を開設した結果、しまむら事業での店舗数は1,409店舗となりました。
また、31店舗で改装を実施した結果、売上高は前年同期比1.6%減の1,052億59百万円となりました。
4)アベイル事業
アベイル事業は、従来の若者向け「カジュアル&シューズ」に加え、幅広い客層を捉えるべく、ベーシック商品
の販売拡大に努めました。デニムの販売拡大を図るため、デザインデニムを「デニ7」として括り、専用売場の設
置と販促を行いました。
当第1四半期連結累計期間は3店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は315店舗となりました。
また、2店舗で改装を実施した結果、売上高は前年同期比1.2%減の129億35百万円となりました。
5)バースデイ事業
バースデイ事業は、「ベビー・子供用品の総合専門店」として国内№1の専門店となるために、3月下旬よりバ
ースデイ全店にポイントカードを導入し、その会員数は100万人を超えました。ポイントカードで収集した情報
は、品揃えや販促、今後の出店戦略に活用します。
当第1四半期連結累計期間は9店舗を開設し、店舗数は270店舗となりました。
また、2店舗で改装を実施した結果、売上高は前年同期比8.2%増の151億36百万円となりました。
6)シャンブル事業
シャンブル事業は、「雑貨&ファッション」の専門店として「おうち雑貨」をテーマに、家の中や身の回りのも
のを充実させたい女性に向けたライフスタイルを提案するべく雑貨の品揃えを拡大し、事業の再構築を進めており
ます。
当第1四半期連結累計期間での店舗開設・閉店、改装の実施は無く、既存98店舗での営業で売上高は前年同期比
2.9%増の26億21百万円となりました。
7)ディバロ事業
ディバロ事業は、レディースシューズを中心とした「総合靴専門店」のモデルを確立するため、主力商品の品揃
えの幅出しと価格訴求の強化を図り、多店舗化に向けた商品調達の仕組み作りに取組んでおります。
当第1四半期連結累計期間は1店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は16店舗となりました。
また売上高は前年同期比41.9%増の1億86百万円となりました。
8)以上の結果、当第1四半期連結累計期間の日本国内の業績は、売上高1,361億39百万円(前年同期比0.5%減)、
営業利益74億15百万円(同30.7%減)、経常利益76億37百万円(同29.8%減)、四半期純利益は50億33百万円(同
31.3%減)となりました。
9)思夢樂事業
台湾全域での店舗展開となった思夢樂は、総合衣料の専門店として更に進化を続けるため、品質とトレンドの強
化を図り、日本企画商品の構成比を増やす等の取組みを進めています。
当第1四半期連結累計期間は1店舗を開設し、店舗数は46店舗となりました。
また売上高は前年同期比11.7%増(NT$ベース)の3億58百万NT$(13億31百万円)となりました。
10)飾夢楽事業
上海を中心に事業展開する飾夢楽は、「EC事業」の拡大に合わせ「中国マーケットへの適合」と「売れる商品の
調達方法」を確立して参ります。
当第1四半期連結累計期間の出店は無く既存11店舗の営業となり、売上高は前年同期比30.1%増(RMBベース)
の8.5百万RMB(1億47百万円)となりました。
11)以上の結果、当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高1,376億18百万円(前年同期比0.3%減)、営業利
益71億75百万円(同31.7%減)、経常利益73億86百万円(同31.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は47
億82百万円(同32.7%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ、600億30百万円増加し、4,575億65百万円と
なりました。これは主として、現金及び預金の増加422億78百万円、商品の増加155億21百万円等によるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ、598億71百万円増加し、1,043億14百万円となりました。これは主として、買
掛金の増加572億56百万円等によるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ、1億59百万円増加し、3,532億51百万円となりました。これは主として、
利益剰余金の増加1億88百万円等によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び新規出店等
による投資活動、ならびに財務活動を行った結果、前年同四半期連結会計期間末に比べ458億21百万円減少し979億
73百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ51億53百万円増加し、434億円となりました。
これは、仕入債務の増加572億56百万円、税金等調整前四半期純利益73億2百万円等に対し、たな卸資産の増加額
155億19百万円、法人税等の支払額43億円、売上債権の増加30億21百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ34億74百万円増加し、37億79百万円となりまし
た。これは、有形固定資産の取得による支出17億88百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ3億79百万円減少し、44億81百万円となりまし
た。これは、配当金の支払額45億50百万円等によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。