第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

   当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間のわが国の経済は、景気の回復基調が持続しており、雇用と所得環境は堅調に推移しています。これを背景に個人消費は持ち直しの動きがみられますが、記録的な猛暑や豪雨などの災害により、消費マインドは一時的に冷え込む動きとなりました。一方で世界経済の状況は、米国の堅調な景気拡大にけん引され、今後も緩やかな回復を続けるとみられる中、米中貿易摩擦や中国の過剰債務問題などが先行きに不透明感をもたらしております。

  1)消費環境の概要

①消費環境においては、「モノ消費」から「コト消費」へのシフトが進み、一般消費者の「モノ」を所有する意識が変化しつつあります。かつて見られた生活防衛や節約志向とは異なり、消費者の消費パターンが多様化していることや、要不要の選別消費の目が厳しくなっていることが、個人消費にブレーキを掛ける要因となっています。

②衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、4月下旬は暖かい日が続きましたが、ゴールデンウィーク後半から梅雨時期にかけて、寒暖差の大きい日が続きました。関東甲信地方は例年より早く6月の梅雨明けとなり、全国各地でも真夏日を記録しました。7月上旬には台風7号および梅雨前線等の影響による西日本豪雨災害が発生し、その後の7月下旬から8月にかけても、2度の大型台風が襲来しました。また、記録的な猛暑により、日中はお客様が外出を控えるなど、夏物商品の販売にとって難しい天候となりました。

  2)当社グループの状況

    このような状況下で、当社グループは平成30年度のグループ統一テーマを“規模の拡大と基盤の整備”とし、当期は国内3,000店舗に向けて、規模の拡大と基盤の整備を図るため、システム刷新の取組みを進めるとともに社員の教育、育成に取り組んでおります。

  3)主力のしまむら事業

主力のしまむら事業においては、婦人衣料を中心として大きなトレンドが無い中で、第1四半期にしまむら1,400店舗セールや設立65周年記念セールなど、大型のイベントを企画・開催し、集客と売上向上を図りました。チラシの目玉商品で低価格をアピールした結果、客数増に繋がりましたが、客単価は低下しました。第2四半期は、梅雨明けが早いことを受けて夏物セールを前倒して行いました。7月度からはチラシ商品の価格と数量を見直すなど、客単価の回復に努めましたが、台風や猛暑が水を差し客数が低迷、売上高は昨年を下回る結果となりました。

②当第2四半期連結累計期間は18店舗を開設した結果、しまむら事業での店舗数は1,419店舗となりました。

 また、44店舗で改装を実施した結果、売上高は前年同期比4.7%減の2,148億23百万円となりました。

  4)アベイル事業

   アベイル事業は、4~6月と夏物商品の販売が不振だったことを受けて、7月以降の実需に合わせて夏物セール

  コーナーを積極的にアピールし、売上向上に努めましたが、夏物の衣料品は目立ったトレンドが無く販売は低調で

  した。一方、第2四半期から個店対応としてバスケットワゴンを導入し、ライフグッズ商品の販売を開始し、良好

  に推移しました。

   当第2四半期連結累計期間は6店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は318店舗となりました。

   また、6店舗で改装を実施した結果、売上高は前年同期比1.5%減の255億6百万円となりました。

 

  5)バースデイ事業

   バースデイ事業は、「ベビー・子供用品の総合専門店」として国内№1の専門店となるために、3月下旬よりバ

  ースデイ全店にポイントカードを導入し、その会員数は170万人を超えました。ポイントカードで収集した情報

  は、品揃えや販促、今後の出店戦略に活用します。

   当第2四半期連結累計期間は13店舗を開設し、店舗数は274店舗となりました。

   また、11店舗で改装を実施した結果、売上高は前年同期比7.5%増の268億6百万円となりました。

  6)シャンブル事業

   シャンブル事業は、「雑貨&ファッション」の専門店として「おうち雑貨」をテーマに、家の中や身の回りのも

  のを充実させたい女性に向けたライフスタイルを提案するべく雑貨の品ぞろえを拡大し、事業の再構築を進めてお

  ります。

   当第2四半期連結累計期間は、1店舗を閉店し、既存97店舗での営業で売上高は前年同期比2.8%増の49億48百

  万円となりました。

  7)ディバロ事業

   ディバロ事業は、レディースシューズを中心とした「総合靴専門店」のモデルを確立するため、主力商品の品ぞ

  ろえの幅出しと価格訴求の強化を図り、多店舗化に向けた商品調達の仕組み作りに取組んでおります。

   当第2四半期連結累計期間は1店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は16店舗となりました。

   また、売上高は前年同期比37.6%増の3億62百万円となりました。

  8)以上の結果、当第2四半期連結累計期間の日本国内の業績は、売上高2,724億46百万円(前年同期比3.1%減)、

  営業利益147億10百万円(同39.0%減)、経常利益151億59百万円(同38.4%減)、四半期純利益は99億30百万円

  (同40.4%減)となりました。

  9)思夢樂事業

   台湾全域での店舗展開となった思夢樂は、総合衣料の専門店として更に進化を続けるため、品質とトレンドの強

  化を図り、日本企画商品の構成比を増やす等の取組みを進めています。

   当第2四半期連結累計期間は2店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は46店舗となりました。

   また、売上高は前年同期比9.7%増(NT$ベース)の7億96百万NT$(28億76百万円)となりました。

  10)飾夢楽事業

   上海を中心に事業展開する飾夢楽は、既存店売上高の底上げを図るべく「中国マーケットへの適合」と「売れる

  商品の調達方法」を確立して参ります。

   当第2四半期連結累計期間は、1店舗を閉店し、既存10店舗の営業で、売上高は前年同期比12.4%増(RMBベー

  ス)の17百万RMB(2億93百万円)となりました。

  11)以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高2,756億16百万円(前年同期比3.0%減)、営業利

  益143億17百万円(同40.0%減)、経常利益147億40百万円(同39.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は

  95億6百万円(同41.6%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

   当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ、92億13百万円増加し、4,067億48百万円と

  なりました。これは主として、現金及び預金の増加53億64百万円、商品の増加35億67百万円によるものです。

   負債は前連結会計年度末と比べ、47億71百万円増加し、492億15百万円となりました。これは主として買掛金の

  増加37億80百万円によるものです。

   純資産は前連結会計年度末と比べ、44億41百万円増加し、3,575億33百万円となりました。これは主として利益

  剰余金の増加49億12百万円によるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

    当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び新規出店等

   による投資活動、ならびに財務活動を行った結果、前年同四半期連結累計期間末に比べ235億62百万円減少し502億

   14百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

    営業活動により得られた資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ、105億82百万円減少し、121億13百万円とな

   りました。これは税金等調整前四半期純利益143億86百万円、仕入債務の増加額37億89百万円、減価償却費28億42

   百万円等に対し、法人税等の支払額43億81百万円等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

     投資活動に使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ、344億16百万円減少し、202億38百万円となりま

   した。これは有価証券の取得による支出1,200億円等に対し、有価証券の償還による収入1,050億3百万円等による

   ものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

    財務活動に使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ、5億14百万円減少し、44億61百万円となりまし

   た。これは配当金の支払額45億92百万円等によるものです。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

   当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

  該当事項はありません。