第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

      当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

   当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間のわが国の経済は、景気の回復基調が持続しており、雇用と所得環境は堅調に推移

  しています。これを背景に個人消費は持ち直しの動きがみられますが、記録的な猛暑や豪雨などの災害により、

  消費マインドは一時的に冷え込む動きとなりました。一方で世界経済の状況は、米国の堅調な景気拡大にけん引

  され、今後も緩やかな回復を続けるとみられる中、米国で行われた中間選挙では「ねじれ議会」が出現する結果

  となり、長期化する米中貿易摩擦問題や英国のEU離脱などが先行きに不透明感をもたらしております。

   1)消費環境の概要

①消費環境においては「モノ消費」から「コト消費」へのシフトが進み、一般消費者の「モノ」を所有する意識

 が変化しつつあります。かつて見られた生活防衛や節約志向とは異なり、消費者の消費パターンが多様化して

 いることや、要不要の選別消費の目が厳しくなっていることが、個人消費にブレーキを掛ける要因となってい

 ます。

衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、8月下旬から9月上旬にかけて厳しい残暑が続き、夏物の処分は進みま

 したが、その後は秋雨前線の停滞による天候不順で客足が鈍りました。10月から11月にかけては、全国的に平

 年より気温の高い日が続き、冬物の販売にとって難しい天候となりました。

   2)当社グループの状況

      このような状況下で、当社グループは“規模の拡大と基盤の整備”を進める前提として、第3四半期から全事

   業で“既存店の底上げ”をグループのテーマとして、店舗の楽しさと信頼感の回復、商品(品揃え)のブランド

   力回復への取組みを進めるとともに、社員の教育、育成に取り組んでおります。

  3)しまむら事業

①主力のしまむら事業において、第3四半期は、「65th誕生祭」や「感謝祭」などのセール企画を打ち出し、売

 上の向上に努めました。今秋のトレンドとして打ち出した、ニットのワンピースやチェック柄のシャツ、レギ

 ンスなど、秋・初冬物でヒット商品は出たものの、全国的に昨年に比べて気温が高い日が多く、防寒肌着や寝

 具など冬物商品の販売が計画通りに伸長しなかったことで、売上は前年実績を下回りました。

②当第3四半期連結累計期間は、22店舗を開設した結果、しまむら事業での店舗数は1,423店舗となりました。また、72店舗で改装を実施しましたが、売上高は前年同期比5.5%減の3,185億92百万円となりました。

  4)アベイル事業

  アベイル事業は、レディースでは秋のトレンドとなったニットやワンピースが売上をけん引し、メンズではキ

ャラクターやNBの秋~初冬物のベーシック商品の売行きが順調でしたが、気温の影響で防寒素材の冬物アウター

は不調でした。

 当第3四半期連結累計期間は8店舗を開設、2店舗を閉店し、店舗数は319店舗となりました。また、10店舗で

改装を実施した結果、売上高は前年同期比1.6%減の377億22百万円となりました。

   5)バースデイ事業

  バースデイ事業は、「ベビー・子供用品の総合専門店」として国内№1の専門店となるために、3月下旬より

バースデイ全店にポイントカードを導入し、その会員数は200万人を超えました。ポイントカードで収集した情報

は、品揃えや販促、今後の出店戦略に活用します。

 当第3四半期連結累計期間は18店舗を開設し、店舗数は279店舗となりました。また、16店舗で改装を実施した

結果、売上高は前年同期比5.1%増の413億円となりました。

 

   6)シャンブル事業

  シャンブル事業は、「雑貨&ファッション」の専門店として「おうち雑貨」をテーマに、家の中や身の回りの

ものを充実させたい女性に向けたライフスタイルを提案するべく雑貨の品ぞろえを拡大し、事業の再構築を進め

ております。

 当第3四半期連結累計期間は、1店舗を閉店し、既存97店舗での営業で売上高は前年同期比1.4%増の72億34百

万円となりました。

     7)ディバロ事業

  ディバロ事業は、レディースシューズを中心とした「総合靴専門店」のモデルを確立するため、主力商品の品

ぞろえの幅出しと価格訴求の強化を図り、多店舗化に向けた商品調達の仕組み作りに取組んでおります。

 当第3四半期連結累計期間は3店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は18店舗となりました。また、売上高は

前年同期比36.6%増の5億27百万円となりました。

   8)以上の結果、当第3四半期連結累計期間の日本国内の業績は、売上高4,053億77百万円(前年同期比4.0%減)、

営業利益212億40百万円(同40.2%減)、経常利益219億33百万円(同39.7%減)、四半期純利益は144億19百万円

(同41.3%減)となりました。

  9)思夢樂事業

 台湾全域での店舗展開となった思夢樂は、総合衣料の専門店として更に進化を続けるため、品質とトレンドの

強化を図り、日本企画商品の構成比を増やす等の取組みを進めています。

 当第3四半期連結累計期間は3店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は47店舗となりました。また、売上高は

前年同期比2.4%増(NT$ベース)の11億38百万NT$(41億56百万円)となりました。

  10)飾夢楽事業

 上海を中心に事業展開する飾夢楽は、既存店売上高の底上げを図るべく「中国マーケットへの適合」と「売れ

る商品の調達方法」を確立して参ります。

 当第3四半期連結累計期間は、1店舗を閉店し、既存10店舗の営業で、売上高は前年同期比9.5%増(RMBベー

ス)の24百万RMB(4億11百万円)となりました。

  11)以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高4,099億36百万円(前年同期比4.0%減)、営業

  利益206億7百万円(同41.3%減)、経常利益212億61百万円(同40.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利

  益は137億43百万円(同42.7%減)となりました。

 

 (2)財政状態の分析

  当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ、167億21百万円増加し、4,142億56百万円

 となりました。これは主として、商品の増加198億71百万円、現金及び預金の増加45億40百万円、売掛金の増加39

 億2百万円、その他の流動資産の増加27億32百万円、建物及び構築物の増加20億59百万円、有価証券の減少160億

 11百万円等によるものです。

   負債は、前連結会計年度末に比べ123億2百万円増加し、567億45百万円となりました。これは主として、買掛

 金の増加139億12百万円、その他の流動負債の増加48億93百万円、未払法人税等の減少42億34百万円、賞与引当金

 の減少21億50百万円等によるものです。

   純資産は、前連結会計年度末に比べ44億19百万円増加し、3,575億11百万円となりました。これは主として、利

 益剰余金の増加47億38百万円によるものです。

 

  (3)キャッシュ・フローの状況

    当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び新規出店等

 による投資活動、ならびに財務活動を行った結果、前年同四半期連結累計期間に比べ746億84百万円減少し、493

 億89百万円となりました。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

   営業活動により得られた資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ208億52百万円減少し、37億21百万円となり

 ました。これは、たな卸資産の増加198億80百万円、法人税等の支払額106億12百万円等に対し、税金等調整前四

 半期純利益208億円、仕入債務の増加額139億19百万円等によるものです。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

    投資活動に使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ58億92百万円増加し、80億14百万円となりまし

 た。これは、有価証券の償還による収入1,660億11百万円、差入保証金の回収による収入26億49百万円等に対し、

 有価証券の取得による支出1,680億円、有形固定資産の取得による支出70億22百万円等によるものです。

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動に使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ5百万円減少し、91億13百万円となりました。

 これは、配当金の支払額89億88百万円、短期借入金の返済による支出9億30百万円等によるものです。

 

  (4)事業上及び財務上の対処すべき課題

    当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (5)研究開発活動

   該当事項はありません。