第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

   文中における将来に関する事項については、当第2四半期連結会計期間末(令和元年8月20日)現在において

   判断したものであります。

  1)財政状態の分析

   当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ、136億12百万円増加し、4,110億37百万円

   となりました。これは主として、現金及び預金の増加68億62百万円、有価証券の増加60億4百万円によるもの

   です。

   負債は前連結会計年度末と比べ、71億51百万円増加し、455億円となりました。これは主として未払法人税等

   の増加23億15百万円、その他の流動負債の増加22億80百万円、買掛金の増加21億96百万円によるものです。

   純資産は前連結会計年度末と比べ、64億60百万円増加し、3,655億36百万円となりました。これは主として利

   益剰余金の増加66億72百万円によるものです。

  2)経営成績の分析

   当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、4~6月期の実質GDPが年率換算1.8%増となり穏やかな

   回復基調が続いています。7月の景気動向指数は、前月よりも0.3ポイント上昇し、基調判断は3ヶ月連続

   の「下げ止まり」となりましたが、7月の実質賃金は前年同月比0.9%減少しており、消費増税後の景気先行

   きには不透明感が増しています。

  ①消費環境の概要

  ・当第2四半期連結累計期間の国内消費環境は、初の10連休となったゴールデンウィークは新天皇即位と改元の

   祝賀ムードもありましたが、消費の盛り上がりは限定的でした。経団連の発表した2019年大手企業の夏季賞与

   は前年の約3%減と2年ぶりのマイナスとなり、消費者の節約志向の意識が高まっています。

  ・衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、3月下旬から4月中旬にかけて全国的に気温の低い日が続いたため、4

   月度は肌着や寝具などの実用商品を中心に低調な売上となりました。昨年よりも1ヶ月遅れた梅雨明けの影響

   で、7月度は接触冷感の寝具・インテリアや浴衣、水着を中心とした季節商品の動きが鈍く、梅雨明け以降は

   気温の高い夏らしい日が続き、夏物商品が一気に動き出しました。

  ②当社グループの状況

   このような状況下で、当社グループは平成31年度のグループ統一テーマを“既存店業績の改善”とし、しまむら

   のブランド力の回復をテーマに、触れて・楽しく選んで・気軽にお買い物の出来る店舗作りを目指し、お客様

   本位の店舗と売場、商品構成力の改革を進めております。

  ③しまむら事業

  ・主力のしまむら事業においては、お買い物の楽しさと商品のバラエティ感を強めるため、婦人服や紳士服のア

   イテム数増加を図りました。生産サイクルの見直しにも着手し、アパレルメーカー及び現地工場との協業の下、

   婦人服を中心に40日程度の短期生産サイクルを一定の割合で組み込み、売れ筋商品の追加生産や売上の増減に

   対応して在庫を調整する手法を確立しました。

  ・広告商品の目玉となる低単価の商品を絞込み、レジでの割引販売を削減したことで客単価は昨年を上回りまし

   たが、幅広い年齢層のお客様に対応した商品の品揃えが不足しており、客数は昨年を下回りました。第3四半

   期より、30代をターゲットとしたブランド「HK WORKS LONDON(エイチケー・ワークス・ロンドン)」に加え、

   中高年をターゲットとしたブランドを展開し、客数の改善を図ります。

   当第2四半期連結累計期間は7店舗を開設、3店舗を閉店し、店舗数は1,432店舗となりました。

   また売上高は前年同期比5.0%減の2,041億24百万円となりました。

  ④アベイル事業

   アベイル事業は、適時適品による販売力の強化を図るべく、今年のトレンドである開襟シャツやプリーツ使い

   のスカート、ワンピースなど常に新しい商品を店頭に供給しました。コーディネート提案や演出力を高めるた

   めの売場作りにも取り組み、当上期は約100店舗の売場変更を行いました。

   当第2四半期連結累計期間は1店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は320店舗となりました。

   また売上高は前年同期比0.6%増の256億49百万円となりました。

 

  ⑤バースデイ事業

   バースデイ事業は、「ベビー・子供用品の専門店」として№1を目指すべく、オリジナルブランドの商品開発

   に取組みました。新規ブランドの「tete a tete(テータ・テート)」は、シック&トラディショナルをベー

   スに形と色にこだわったスタイルを提案し、好調な立ち上がりとなりました。一方で天候の影響は大きく、4

   月度は新生児やトドラーの夏物アウター、7月度は水着や浴衣などの季節商品の売上が低調でした。

   当第2四半期連結累計期間は6店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は289店舗となりました。

   また売上高は前年同期比0.8%減の265億93百万円となりました。

  ⑥シャンブル事業

   シャンブル事業は、ファッション誌「リンネル」と共同開発したオリジナルブランド「tsukuru&Lin.(ツクル

   アンドリン)」や「Mushroom(マッシュルーム)」の販売が好調に推移しました。また母の日や父の日などの

   イベント時に加えて、カジュアルギフト好適品の品揃えを強化し、様々なギフト提案を売場で演出し、販売力

   の向上に繋げました。

   当第2四半期連結累計期間は4店舗を閉店し、店舗数は93店舗となりました。

   また売上高は前年同期比0.4%増の49億69百万円となりました。

  ⑦ディバロ事業

   ディバロ事業は、婦人靴の専門店を目指し、品揃えの強化を図っています。当上期は梅雨明けが遅かった

   影響で、夏の主力である婦人サンダルが不調となりましたが、スニーカーやカジュアルシューズの売行きは、

   引き続き好調に推移しました。

   当第2四半期連結累計期間は1店舗を閉店し、店舗数は17店舗となりました。

   また売上高は前年同期比9.9%増の3億98百万円となりました。

  ⑧以上の結果、当第2四半期連結累計期間の日本国内の業績は、売上高2,617億34百万円(前年同期比3.9%減)、

   営業利益146億33百万円(同0.5%減)、経常利益149億11百万円(同1.6%減)、四半期純利益は99億33百万円

   (同0.0%増)となりました。

  ⑨思夢樂事業

   台湾で事業展開する思夢樂事業は、日本企画の商品を一定の割合で品揃えし、総合衣料の専門店として販売力

   の強化に取り組んでいます。当上期は3~4月にかけて天候の影響が大きく、春~夏物商品の販売においては

   厳しい状況が続きました。

   当第2四半期連結累計期間の店舗開設・閉店は無く既存47店舗の営業となり、売上高は前年同期比9.3%減の

   7億22百万NT$(24億64百万円)となりました。

  ⑩飾夢楽事業

   上海を中心に事業展開する飾夢楽は、昨年より店舗の再構築を進め、郊外店舗の撤退と既存店の売場面積の縮

   小を行いました。現在、上海・蘇州・無錫を出店エリアとして、中国マーケットへの適合を模索しています。

   当第2四半期連結累計期間は3店舗を閉店し、店舗数は8店舗となりました。

   また売上高は前年同期比30.0%減の12百万RMB(1億95百万円)となりました。

  ⑪以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高2,643億93百万円(前年同期比4.1%減)、営業

   利益143億55百万円(同0.3%増)、経常利益145億93百万円(同1.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利

   益は96億13百万円(同1.1%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

    当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び新規出店

    等による投資活動、ならびに財務活動を行った結果、前年同四半期連結累計期間末に比べ239億9百万円増加

    し741億23百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

    営業活動により得られた資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ、40億28百万円増加し、161億41百万円と

    なりました。これは税金等調整前四半期純利益143億56百万円、減価償却費27億30百万円、その他流動負債の

    増加額23億46百万円、仕入債務の増加額22億6百万円等に対し、その他流動資産の増加額27億11百万円、法人

    税等の支払額24億68百万円、売上債権の増加額18億92百万円等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

     投資活動により得られた資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ、279億22百万円増加し、76億83百万円と

    なりました。これは有価証券の償還による収入1,020億円、定期預金の払戻による収入80億円、差入保証金の

    回収による収入177百万円等に対し、有価証券の取得による支出940億円、定期預金の預入による支出80億

    円、有形固定資産の取得による支出14億28百万円等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

    財務活動に使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ、15億16百万円減少し、29億45百万円となりま

    した。これは配当金の支払額29億38百万円等によるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

   当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は

  ありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

   当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

  該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

   当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。