当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
文中における将来に関する事項については、当第2四半期連結会計期間末(令和4年8月20日)現在において判
断したものであります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の
期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会
計方針の変更)(収益認識に関する会計基準等の適用)」をご参照ください。
1)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ、162億1百万円増加し、4,910億12百万円と
なりました。これは主として、有価証券の増加180億円、売掛金の増加16億93百万円、流動資産のその他の増加
16億90百万円、貸倒引当金の減少11億円、現金及び預金の減少52億52百万円、投資その他の資産のその他の減少
10億52百万円によるものです。
負債は前連結会計年度末と比べ、1億93百万円増加し、640億9百万円となりました。これは主として流動負債
のその他の増加24億62百万円、買掛金の減少21億83百万円、賞与引当金の減少13億17百万円によるものです。
純資産は前連結会計年度末と比べ、160億8百万円増加し、4,270億3百万円となりました。これは主として利益
剰余金の増加158億43百万円によるものです。
2)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、4~6月期の実質GDPが年率換算3.5%増となり、個人消費
もプラス成長となりました。一方、消費者物価指数は8月までの5ヵ月連続で前年同月比2%台の上昇率となっ
ており、エネルギーや食料品価格の上昇が続いています。世界経済では、アメリカやユーロ圏でロシア・ウクラ
イナ戦争の長期化に伴う消費者物価の大幅な上昇が続き、中国もゼロコロナ政策により経済成長が鈍化するな
ど、各国で景気後退リスクが上昇していることから、今後の国内経済の先行きは極めて不透明となっています。
①消費環境の概要
・当第2四半期連結累計期間の国内消費環境は、3年ぶりに行動制限の無い夏休みとなり、旅行や帰省需要が戻
り、各地で人流が増加したことで、7月の消費支出は2ヵ月連続で前年を上回りました。一方、電気代や食料品
の価格高騰で7月の実質賃金は前年同月比で4ヵ月連続のマイナスとなり、新型コロナウイルス第7波の新規感
染者も全国各地で高止まりしていることから、衣料品販売にとっては厳しい消費環境が続いています。
・天候については、5月下旬から6月上旬は東海以西で高気温が続いた一方、関東以北は気温が低下しました。6
月中旬に全国的に梅雨入りしたものの、6月下旬には全国各地で実質的な梅雨明けと言える天気となり、気温が
急上昇しました。7月上旬から下旬も全国的に真夏日が続き、関東以西では猛暑日も多く記録しました。8月上
旬から中旬は東北と北陸で前線が停滞し雨が多くなりましたが、関東以西は引き続き猛暑となりました。
②当社グループの状況
このような状況下で、当社グループは令和4年度のグループ統一テーマを“リ・ボーン2ndステージ『進化と応用』”とし、再生し、進化した、見て触れて、楽しく選んで、気軽にお買い物が出来る店で、お客様に“ワクワク”と“ウォンツ”をお届けするため、商品力と販売力の強化を更に推し進めています。事業の基礎と基盤の強化では、下期に顧客管理システムの導入やディバロ事業の新モデル店舗オープンを予定しています。
③しまむら事業
・主力のしまむら事業は、ブランド力の進化の為、自社開発ブランド(Private Brand、以下PB)とサプライヤー
との共同開発ブランド(Joint Development Brand、以下JB)の品揃えを拡充しました。PBは夏物の肌着や寝
具、帽子やひんやり雑貨の他、高価格帯の「CLOSSHI PREMIUM」も機能性を強化して好調でした。また、JBやイ
ンフルエンサー企画でトレンド提案を強化し、旬のキャラクター商品を積極展開したことで客数が増加しまし
た。
・在庫管理では、上海のロックダウンにより一部商品で納期遅れが発生する中、サプライヤーと連携して対処した
結果、6月下旬以降の猛暑に対して夏物を十分に準備することが出来、7月度は売上を大きく伸ばしました。
・広告宣伝では、デジタル広告を中心とした新規販促媒体の拡大で客数が増加しました。チラシの打出しではインナーフェアなどの新企画が好調でした。店舗別対応では都市部限定チラシで該当店舗の売上が伸長しました。
当第2四半期連結累計期間は2店舗を開設、1店舗を閉店し、1,422店舗となりました。
また売上高は前年同期比4.5%増の2,251億92百万円となりました。
④アベイル事業
アベイル事業は、JBとキャラクター商品の打出しを強化しました。JBはレディースとメンズのアウター衣料とアクセサリーを同一売場内で関連販売し好調でした。服飾雑貨はバッグや帽子、アームカバーが外出需要の回復と猛暑により売れ筋となりました。インテリア・生活雑貨は、キャラクター商品の品揃えを拡充し売場も拡大したことで売上を伸ばしました。販促ではデジタル広告を拡大し、都市部店舗の限定チラシも効果的でした。
当第2四半期連結累計期間は1店舗を開設、2店舗を閉店し、313店舗となりました。
また売上高は前年同期比11.6%増の295億85百万円となりました。
⑤バースデイ事業
バースデイ事業は、JBの展開を拡大し、主力JBの「futafuta(フタフタ)」はブランド10周年企画が好調でした。新生児向け新規JBの「Cottoli(コトリ)」はギフト提案の強化により売上を伸ばしました。また、行楽・帰省需要により、ベビーカーやチャイルドシート、スイムグッズや浴衣・甚平も好調でした。販促では、新規販促媒体の拡大やインフルエンサーの活用など、デジタル販促の多様化が集客力強化に効果的でした。
当第2四半期連結累計期間は2店舗を開設、2店舗を閉店し、店舗数は310店舗となりました。
また売上高は前年同期比6.4%増の359億48百万円となりました。
⑥シャンブル事業
シャンブル事業は、お出かけ需要の回復でバッグや帽子、アームカバーなどの服飾雑貨が売上を伸ばしました。新規品揃えでは絵本キャラクターなど新規キャラクターのスリッパやクッションが好調でした。ギフト向け商品はシーズン毎のテーマに沿って品揃えし、販促物やラッピング資材もテーマに連動した色や柄としました。
また、お客様が商品やラッピング資材を自由に選べる「ギフトマルシェ」は特設売場の販売を強化し、客数や1点単価が上昇しました。
当第2四半期連結累計期間は7店舗を開設し、店舗数は109店舗となりました。
また売上高は前年同期比14.1%増の72億19百万円となりました。
⑦ディバロ事業
ディバロ事業は、外出需要の高まりでレディースとメンズのシューズ全般が好調で、スニーカーやサンダル、パンプスやビジネスシューズが売上を伸ばしました。また、「靴&ファッション」の新モデル店舗を想定し取扱いを拡大したアウター衣料と服飾雑貨は、靴との着こなし提案を強化し買上点数が増加しました。販売力の強化では、SNS配信の回数と媒体の種類を増やしたことでSNS会員数が大幅増加し、客数増加に繋がりました。
当第2四半期連結累計期間の店舗開設・閉店は無く、15店舗での営業となりました。
また売上高は前年同期比9.3%増の3億78百万円となりました。
⑧以上の結果、当第2四半期連結累計期間の日本国内の業績は、売上高2,983億24百万円(前年同期比5.6%増)、
営業利益289億44百万円(同13.1%増)、経常利益297億24百万円(同13.9%増)、四半期純利益は208億13百万
円(同17.7%増)となりました。
⑨思夢樂事業
台湾で事業展開する思夢樂事業は、総合衣料の専門店として、台湾のお客様にとって適時、適品、適量、適価な
品揃えとするために事業の再構築を進めています。6月度から7月度前半は雨の日が多く、感染症拡大に伴う外
出自粛も続きましたが、7月度後半から8月度は晴天と高気温の日が続き、外出自粛ムードも緩和されました。
商品では取扱い比率を増やしたPBやJBが好調で、販促ではSNS販促を強化し客数が増加しました。
当第2四半期連結累計期間の店舗開設・閉店は無く、42店舗での営業となりました。
また売上高は前年同期比22.9%増の6億65百万NT$(30億23百万円)となりました。
⑩以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高3,013億48百万円(前年同期比5.9%増)、営業利
益289億19百万円(同14.1%増)、経常利益296億80百万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益
は206億20百万円(同18.3%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び新規出店等
による投資活動、ならびに財務活動を行った結果、前年同四半期連結累計期間末に比べ1,084億53百万円増加
し、1,721億75百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ、36億3百万円増加し、196億87百万円とな
りました。これは税金等調整前四半期純利益293億34百万円、減価償却費29億28百万円、その他の流動負債の増
加額24億63百万円等に対し、法人税等の支払額79億67百万円、仕入債務の減少額22億3百万円、その他の流動資
産の増加額17億86百万円、売上債権の増加額16億91百万円、賞与引当金の減少額13億19百万円等によるもので
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ、667億62百万円増加し、252億15百万円となりま
した。これは有価証券の取得による支出810億円、定期預金の預入による支出80億円、有形固定資産の取得によ
る支出22億51百万円、差入保証金の差入による支出13億36百万円等に対し、有価証券の償還による収入580億
円、定期預金の払戻による収入80億円、差入保証金の回収による収入14億12百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べ、3億64百万円増加し、47億80百万円となりまし
た。これは配当金の支払額47億73百万円等によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)会社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。