第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社、以下同じ)が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(2018年2月21日から2018年8月20日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、全国各地で観測された豪雨や記録的な猛暑などが景気に与える影響や、米中の保護主義的な通商政策に基づく貿易摩擦による世界経済の下振れリスク増大などにより、先行きは依然として不透明な状態が続いております。

家具・インテリア業界におきましても、業態を越えた販売競争の激化及び人件費の高騰、物流コストの上昇等により引続き厳しい経営環境が続いております。

このような環境のなか、営業概況といたしましては、季節商品を中心とした寝具・寝装品や、機能性カーテンなどのウィンドウカバリングの販売実績が前年を大きく上回りました。また、6月下旬より1ヵ月間「ニトリFun!ウィーク」として家具の引取り無料サービス等のキャンペーンを実施したことが、ベッドルーム家具やソファの売上を押し上げる要因となりました。このほか、オムニチャネル化の推進などによりニトリネットでの販売も好調を維持しております。販売費及び一般管理費につきましては、展示什器費及び備品消耗品費が既存店の全面改装を推進した前年同期と比較して減少したことや発送配達費の抑制等により、概ね計画通りの実績となりました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,016億94百万円前年同期比6.3%増)、営業利益は558億90百万円前年同期比16.1%増)、経常利益は567億59百万円前年同期比16.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は379億58百万円前年同期比8.3%増)の増収増益となりました。

① 家具・インテリア用品の販売

当社グループの取り組みといたしましては、バーティカルマーチャンダイジングの一環として、原材料の集約化による原価低減と品質向上に継続して取り組むほか、配送業者の運賃値上げへの対策として、配送商品のダウンサイジングやパッケージの圧縮と、梱包材の改善により物流コストの低減に努めてまいりました。また、ベトナムやタイの自社工場における製造を拡大し、より競争力のある商品を安定して供給する体制を構築しております。

当第2四半期連結累計期間の販売実績といたしましては、ホームファッション商品では、接触冷感素材の「Nクール」シリーズが敷パッド、タオルケットなどの寝具・寝装品を中心に売上を牽引し、ウィンドウカバリング、キッチン用品、トイレ・バス用品も好調に推移いたしました。家具につきましては、自社開発のマットレス「Nスリープ」シリーズが引続き好調に推移したほか、ベッドやソファベッド、ダイニングセットの売上が伸長いたしました。また、今夏の季節商品企画につきましては、海辺のモチーフがアクセントの「HARBOR」及びボタニカル柄を基調とした「Patio」シリーズを展開し、日用品のプライス・ブランド「DAY Value」と組み合わせたコーディネート提案がご好評いただき、昨年のシリーズを上回る販売実績となりました。

商品開発といたしましては、熱、紫外線、視線をカットし、光は通す「Cut&Through」の機能を備えたレースカーテン「エコナチュレ™」を帝人株式会社と共同開発し、販売を開始いたしました。従来の遮熱レースカーテン、採光レースカーテン両方のメリットをあわせ持つ画期的な高機能性が支持され、好調な売行きとなっております。

売場とネットをシームレスにつなぐO2O(オーツーオー:Online to Offline)の取り組みといたしましては、デジタルカタログを商品のレビューや在庫情報が確認できるようコンテンツを充実させて全店に設置拡大するなど 、より便利なお買い物の提供を推進しております。Web広告におきましても、自然をお部屋の中に取り入れるというコンセプトを、最先端の撮影技術を取り入れ圧倒的な自然観で表現した「HARBOR」と「Patio」の動画広告が、ニトリのコーディネートのイメージ向上に寄与したほか、SNS上での「Nクール」のペット用ベッドの機能訴求や使用シーンの投稿募集などのインタラクティブ広告が反響をいただき、売上の伸長に貢献いたしました。

国内の出店状況につきましては、ニトリ5店舗、デコホーム8店舗、ニトリEXPRESS3店舗を出店し、デコホーム1店舗を閉店した結果、15店舗増加し482店舗となりました。海外の出店状況につきましては、2018年5月に米国6店舗目をオンタリオミルズ(カリフォルニア州)にオープンいたしました。このほか台湾で3店舗、中国で4店舗を出店、米国で1店舗を閉店した結果、店舗数は台湾30店舗、米国5店舗、中国28店舗と合わせて63店舗となり、当第2四半期連結累計期間末における国内・海外の合計店舗数は545店舗となりました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の家具・インテリア用品の販売事業の売上高は2,949億2百万円(前年同期比6.3%増)となりました。

 

② その他

不動産賃貸収入及び広告・宣伝事業等により、当第2四半期連結累計期間のその他の事業の売上高は、67億92百万円(前年同期比3.9%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ273億51百万円増加し、5,778億58百万円となりました。これは主として、現金及び預金が229億80百万円、有形固定資産が58億93百万円増加した一方で、商品及び製品が44億42百万円減少したことによるものであります。

負債は、前連結会計年度末に比べ66億87百万円減少し、1,021億51百万円となりました。これは主として、未払金が62億24百万円、支払手形及び買掛金が31億50百万円減少した一方で、未払法人税等が25億17百万円、ポイント引当金が13億86百万円増加したことによるものであります。

純資産は、前連結会計年度末に比べ340億38百万増加し、4,757億6百万円となりました。これは主として、利益剰余金が326億38百万円、資本剰余金が14億87百万円増加した一方で、為替換算調整勘定が15億13百万円減少したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローにより458億77百万円増加し、投資活動によるキャッシュ・フローにより157億73百万円減少し、財務活動によるキャッシュ・フローにより53億5百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ243億95百万円増加し、853億18百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果獲得した資金は、458億77百万円(前年同期は386億69百万円の獲得)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益566億13百万円の計上等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果支出した資金は、157億73百万円(前年同期は441億61百万円の支出)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出128億40百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果支出した資金は、53億5百万円(前年同期は48億98百万円の支出)となりました。これは主として、配当金の支払額による支出52億56百万円によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。