第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社、以下同じ)が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間(2018年2月21日から2018年11月20日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などを背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響により、先行きは依然として不透明な状態が続いております。

家具・インテリア業界におきましても、業態を越えた販売競争の激化及び人件費の高騰、物流コストの上昇等により引続き厳しい経営環境が続いております。

このような環境のなか、営業概況といたしましては、季節商品を中心とした寝具・寝装品や、9月上旬より約2ヶ月半「オーダーカーテンキャンペーン」を実施したことで、ウィンドウカバリングの売上が好調に推移し、また、9月中旬より約1ヶ月間実施した「ニトリFun!ウィーク」もソファ、ベッドルーム家具の売上を押し上げる要因となりました。このほか、オムニチャネル化の推進等によりニトリネットでの販売も好調を維持しております。販売費及び一般管理費につきましては、物流業界における労働需給の逼迫や賃金上昇の影響等から発送配達費が上昇いたしましたが、展示什器費及び備品消耗品費が既存店の改装を推進した前年同期と比較して減少したことにより、概ね計画通りの実績となりました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,485億36百万円前年同期比6.1%増)、営業利益は780億33百万円前年同期比10.8%増)、経常利益は796億55百万円前年同期比11.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は520億23百万円前年同期比1.5%増)の増収増益となりました。

① 家具・インテリア用品の販売

当社グループの取り組みといたしましては、バーティカルマーチャンダイジングの一環として、原材料の集約化による原価低減と品質向上に継続して取り組むほか、パッケージサイズの小型化や梱包材の改善により物流コストの低減に努めてまいりました。また、海外の自社工場において、家具やカーペットの製造を継続的に拡大し、より競争力のある安定した商品供給体制の構築にも注力しております。秋冬向けの商品企画といたしましては、あたたかみを感じさせる色彩や自然をモチーフに取り入れた「Winter Holiday」シリーズや、ボーダーとチェックが特徴のカジュアルな雰囲気の「THE LAND」シリーズを展開し、日用品プライス・ブランド「DAY Value」と組み合わせたコーディネート提案を行っております。

当第3四半期連結累計期間の販売実績といたしましては、ホームファッション商品では、吸湿発熱素材を使用した「Nウォーム」シリーズの敷きパッドや、ズレ防止ひもをなくし、掛け替えが簡単な「Nグリップ」シリーズの掛カバー等の寝具・寝装品が売上を牽引したほか、ウィンドウカバリング、キッチン用品、家電・照明器具用品も好調に推移いたしました。家具につきましては、ドイツのヘティヒ社と共同開発のレールを全ての引出しに使用したことで高い耐久性を実現した組み合わせキッチンボード「リガーレ」や、自社開発のマットレス「Nスリープ」シリーズ、座面の硬さや高さが選べるソファが好調に推移いたしました。

商品開発といたしましては、ネジや工具を使用せず組立時間を大幅に短縮した「Nクリック」シリーズの販売を開始いたしました。従来の組立家具とは違い、外観にネジが見えることなく完成家具のような質感を実現しております。また、「Nクリック」シリーズのカラーボックス「Nクリックボックス」、従来品より約20%軽量化した超軽量土鍋「浮雲」、帝人株式会社と共同開発を行った花粉やほこりをキャッチするカーテン「キャッチクリーン」及び従来のレースカーテンにおける「遮像」「UVカット」「遮熱」機能と相反する「採光」機能を両立させた高機能性レースカーテン「エコナチュレ」が好評を博し、その結果、過去最多4商品が2018年度グッドデザイン賞を同時受賞いたしました。

物流面といたしましては、中国にて自社最大規模となる「太倉DC」の稼動を10月より開始いたしました。これによりグローバルな商品供給拠点の増強及びさらなる物流効率化と安定化を目指してまいります。また、国内におきましても、売上増加による物流量の増大に対応するため、東日本全域の店舗への商品供給に向けた「五霞DC」を茨城県に、東北、北陸への商品供給に向けた「仙台DC」を宮城県に開設し、更なる物流品質の向上に努めてまいります。

品質面といたしましては、経済産業省が主催する『第12回製品安全対策優良企業表彰』の大企業小売販売事業者部門において、製品安全文化の定着に向けた取り組みについて最も優良と認められる「経済産業大臣賞」を前回に続いて2回連続の受賞をいたしました。これは、発注元の企業に知らせずに部品の素材等の仕様が変更される「サイレントチェンジ」防止に向けた品質保証マニュアルの適用範囲拡大、海外拠点での技術評価会による安全性評価の展開、海外取引先への技術指導及び経営指導・品質改善指導の拡大等、当社グループの製品安全への取り組みが評価されたものであります。

国内の出店状況につきましては、ニトリ13店舗、デコホーム13店舗、ニトリEXPRESS3店舗を出店し、デコホーム1店舗を閉店した結果、28店舗増加し495店舗となりました。海外の出店状況につきましては、台湾3店舗、米国1店舗、中国9店舗を出店し、米国1店舗を閉店した結果、店舗数は台湾30店舗、米国5店舗、中国33店舗と合わせて68店舗となり、当第3四半期連結累計期間末における国内・海外の合計店舗数は563店舗となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の家具・インテリア用品の販売事業の売上高は、4,380億29百万円(前年同期比6.1%増)となりました。

 

② その他

不動産賃貸収入及び広告・宣伝事業等により、当第3四半期連結累計期間のその他の事業の売上高は、105億7百万円(前年同期比5.7%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ413億38百万円増加し、5,918億46百万円となりました。これは主として、現金及び預金が169億46百万円、有形固定資産が91億85百万円、受取手形及び売掛金が77億33百万円、無形固定資産が36億38百万円、商品及び製品が35億93百万円増加したことによるものであります。

負債は、前連結会計年度末に比べ20億76百万円減少し、1,067億62百万円となりました。これは主として、未払法人税等が48億68百万円減少した一方で、賞与引当金が21億51百万円、ポイント引当金が16億円増加したことによるものであります。

純資産は、前連結会計年度末に比べ434億15百万円増加し、4,850億83百万円となりました。これは主として、利益剰余金が414億31百万円、資本剰余金が15億63百万円増加したことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。