当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、国内外の経済活動が停滞し、大変厳しい状況になりました。特に国内では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた政府や各地方自治体による外出自粛要請や休業要請に加え、4月7日の緊急事態宣言の発出の影響により、個人消費や企業活動が大きく収縮し国内景気が急速に落ち込みました。5月25日の緊急事態宣言の解除後においても、引き続き予断を許さない状況にあり、雇用・所得環境の悪化や消費者マインドの低下による消費活動への影響の長期化が懸念され、先行きが不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループでは、店舗における除菌・消毒やマスク・フェイスシールド着用の徹底を図り衛生管理に万全を期すとともに、休業店舗スタッフによる在宅研修や本社部門を中心に在宅勤務を推奨するなど適切な感染拡大防止対策を実施し、コロナ禍の下でお客様と従業員の安全・安心を確保することを最優先に事業を進めてまいりました。また、当社は、今年度創業80周年、設立60周年を迎えます。お客様からの長年のご愛顧に応えるべく、引き続きお客様からの支持・信頼の獲得に焦点を当てた諸施策を推進し、新型コロナウイルス感染症の収束後の事業展開を見据えた取り組みも併行して行うとともに、組織面においても、業務の効率化と働き方改革を適切に遂行し組織の活性化を進めております。
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が期初から5月にかけて顕著に現れ、来店客数が大幅に落ち込んだため、眼鏡小売事業の既存店売上が前年同四半期を35.2%下回ったこともあり、売上高は2,489百万円(前年同四半期比35.9%減)となりました。また、売上総利益率は、主に価格施策や品種別の売上構成比の変化の影響で0.8ポイント上昇しました。一方、経費面では、経費コントロールの徹底を図り、チラシやCMの自粛による広告宣伝費の抑制、その他の販売費の圧縮、休業店舗のテナント家賃の減免、休業や営業時間の短縮による時間外勤務の減少などにより、販売費及び一般管理費は2,340百万円(前年同四半期比13.8%減)となりましたが、売上高販管費率は大幅な売上高の減少が響き24.1ポイント上昇しました。
この結果、営業損失は587百万円(前年同四半期は営業損失12百万円)、経常損失は569百万円(前年同四半期は経常利益0百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は595百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失25百万円)となりました。
当社グループにおける報告セグメントごとの状況は次のとおりです。
[眼鏡小売事業]
当社グループの中核事業である国内眼鏡小売事業につきましては、眼鏡専門店として永年培ってきた快適で安心な視力・聴力補正技術、高い専門性を要する商品提案力と接客・サービス力の全てが結集した「愛眼ブランド」の強化に取り組んでおります。
販売促進面につきましては、お客様のニーズに的確に対応した商品開発に注力し、素材・機能面において高品質でお客様満足度の高い商品の品揃えの充実を図るとともに、お客様に選ばれる「愛眼ブランド」の競争優位性の確保とマーケティングの強化を通じて、質の高いサービスを提供できる体制の構築に取り組んでまいりました。
売上高につきましては、期初から5月にかけて新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、ロードサイド店舗以外の一部インショップ店舗における臨時休業(実施店舗79店)や、時短営業(実施店舗168店)に加え、外出自粛に伴って一時的に客足が遠のく状況に陥ったことなどが当第1四半期連結累計期間の売上推移に大きく影響しました。6月に入り客足はほぼ例年並みに回復したものの、当第1四半期連結累計期間においては、中心品目のメガネ販売は前年同四半期比で32.6%減少し、また、準主力品目の補聴器、サングラスの売上も各々41.2%、54.9%減少したことで、全体的に前年同四半期比で大幅な減収となりました。
店舗につきましては、神奈川県横須賀市に1店舗を新規出店したことに加え、4店舗で既存店の活性化を目的とした改装を実施しました。
この結果、眼鏡小売事業における売上高は2,384百万円(前年同四半期比35.7%減)、セグメント損失は548百万円(前年同四半期はセグメント利益16百万円)となりました。
[眼鏡卸売事業]
眼鏡卸売事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けた取引先への販売支援に努めてまいりましたが、取引先の売上不振等によって卸売上額が大幅に減少しました。
この結果、売上高は75百万円(前年同四半期比36.1%減)となり、セグメント損失は6百万円(前年同四半期はセグメント損失1百万円)となりました。
[写真館事業]
愛写館3店舗を営む写真館事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のための外出自粛や、緊急事態宣言の発出に伴い全店舗の臨時休業(休業期間の始期4月8日~終期5月31日)や営業時間の短縮を余儀なくされたことにより、撮影日の変更やキャンセルなどが増え、撮影件数が大幅に減少しました。6月には全店がそろって営業を再開しておりますが、このような自粛ムードのなかにあって、写真館では、引き続き安全対策を万全にした上で、お客様の人生の節目節目の記念日を感動的で素敵な思い出にできる撮影メニューやお召しいただく素晴らしい衣装や小物を数多く揃え、お客様に安全・安心な環境のもとで撮影に臨んでいただけるように鋭意取り組んでまいります。
この結果、写真館事業における売上高は13百万円(前年同四半期比37.5%減)、セグメント損失は12百万円(前年同四半期はセグメント損失18百万円)となりました。
[海外眼鏡販売事業]
海外眼鏡販売事業につきましては、中国での新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、北京市、天津市所在の直営店やフランチャイズ店では、1月より住民の外出規制の影響を受け、客数は大幅な減少となりました。5月には新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は最悪期を脱したものの、客足はまだ完全には戻っていない状況にあります。
この結果、売上高は16百万円(前年同四半期比57.2%減)、セグメント損失は10百万円(前年同四半期はセグメント損失2百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末に比べ、現金及び預金の減少、受取手形及び売掛金、商品及び製品の増加等により537百万円減少し、15,429百万円(前連結会計年度末比3.4%減)となりました。また、負債合計は未払法人税等の減少、賞与引当金及び流動負債のその他に含まれる前受金の増加等により49百万円増加し1,927百万円(前連結会計年度末比2.6%増)となり、純資産合計は13,502百万円(前連結会計年度末比4.2%減)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
該当事項はありません。
②受注実績
該当事項はありません。
③販売実績
当第1四半期連結累計期間における販売実績は、眼鏡小売事業、眼鏡卸売事業の各事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により、「(1) 業績の状況」に記載のとおり、著しく減少しております。
(6)主要な設備
設備計画の完了
①新設
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第1四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
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地域別 |
事業所数 |
設備の内容 |
完了年月 |
投資金額 (百万円) |
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関東地域 |
営業店1店 |
眼鏡店舗 |
2020年5月 |
12 |
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計 |
- |
- |
- |
12 |
(注)上記金額には、消費税等を含んでおりません。
②改修
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の改修について、当第1四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
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地域別 |
事業所数 |
設備の内容 |
完了年月 |
投資金額 (百万円) |
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近畿地域 |
営業店2店 |
眼鏡店舗 |
2020年5月・6月 |
22 |
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計 |
- |
- |
- |
22 |
(注)上記金額には、消費税等を含んでおりません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。