当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が国内外の経済活動に深刻な影響を及ぼし、景気が低迷し、大変厳しい状況が続きました。国内では、2020年5月の緊急事態宣言解除による経済活動の再開に伴い、一時的に回復の兆しが見えたものの、11月からの第3波による感染再拡大とそれに伴う2回目の緊急事態宣言の発出によって、雇用・所得環境の悪化や個人消費への影響の長期化が懸念され、先行きの不透明感は一層強まっております。
このような状況のもと、当社グループでは、お客様と従業員の安全と健康を最優先課題と位置づけ、新型コロナウイルス感染予防策の徹底に取り組んでまいりました。また、当社は、2021年に創業80周年、設立60周年を迎えました。お客様からの長年のご愛顧に応えるべく、引き続きお客様からの支持・信頼の獲得に焦点を当てた諸施策を推進し、新型コロナウイルス感染症の収束後の事業展開を見据えた取り組みも併行して行うとともに、組織面においても、業務の効率化と働き方改革に取り組み、プロアクティブな組織づくりを進めてまいります。
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は10,180百万円(前年同四半期比15.1%減)となりました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が期初から5月にかけて顕著に現れ、来店客数が大幅に落ち込んだため、第1四半期連結会計期間は前年同四半期比で35.9%減となりました。第2四半期以降当第3四半期連結会計期間末日までの期間は、緊急事態宣言解除を受け、売上は回復し、前年同期比で5.1%減となりました。売上総利益率は、主に価格施策や品種別の売上構成比の変化の影響で0.9ポイント上昇しました。一方、経費面では、経費コントロールの徹底を図り、チラシやCMなど販売促進施策の見直しによる広告宣伝費の抑制、その他の販売費の削減、休業店舗のテナント家賃の減免、休業や営業時間の短縮による時間外勤務の減少などにより、販売費及び一般管理費は7,503百万円(前年同四半期比7.4%減)となりましたが、売上高販管費率は大幅な売上高の減少が響き6.1ポイント上昇しました。
この結果、営業損失は361百万円(前年同四半期は営業利益198百万円)、経常損失は293百万円(前年同四半期は経常利益246百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は357百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益151百万円)となりました。
当社グループにおける報告セグメントごとの状況は次のとおりです。
[眼鏡小売事業]
当社グループの中核事業である国内眼鏡小売事業につきましては、眼鏡専門店として永年培ってきた快適で安心な視力・聴力補正技術、高い専門性を要する商品提案力と接客・サービス力の全てが結集した「愛眼ブランド」の強化に取り組んでおります。
販売促進面につきましては、お客様のニーズに的確に対応した商品開発に注力し、素材・機能面において高品質でお客様満足度の高い商品の品揃えの充実を図るとともに、お客様に選ばれる「愛眼ブランド」の競争優位性の確保とマーチャンダイジングの最適化を通じて、質の高いサービスを提供できる体制の構築に取り組んでまいりました。
売上高につきましては、期初から5月にかけて新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、ロードサイド店舗以外の一部インショップ店舗での臨時休業や時短営業に加え、外出自粛に伴って一時的に客足が遠のく状況に陥ったことなどが影響した結果、第1四半期連結会計期間において、中心品目のメガネ販売は前年同四半期比で32.6%減少し、準主力品目の補聴器、サングラスの売上も各々41.2%、54.9%減少しました。6月以降客足は徐々に戻り、第2四半期以降当第3四半期連結会計期間末日までの期間におきましては、メガネ販売と補聴器は、前年同期比で各々1.9%減、7.8%減まで回復したものの、サングラスは、夏場にかけてのハイシーズン時期の長梅雨・大雨・日照不足などの天候不順や外出自粛の影響に加え、イベント・スポーツなどの屋外活動に対する政府や自治体による注意喚起の広がりもあり、前年同期比27.4%減と売上不振の状況が続きました。以上により、当第3四半期連結累計期間におきましては、メガネ販売は前年同四半期比で11.6%減少し、また、補聴器、サングラスの売上は各々18.8%、37.9%減少し、全体においても前年同四半期比で14.8%の減収となりました。
店舗につきましては、1店舗を新規に出店し、1店舗を閉店いたしました。また既存店7店舗で活性化改装を実施しました。
この結果、眼鏡小売事業における売上高は9,752百万円(前年同四半期比14.8%減)、セグメント損失は284百万円(前年同四半期はセグメント利益275百万円)となりました。
[眼鏡卸売事業]
眼鏡卸売事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けている取引先への販売支援に努めてまいりましたが、取引先の売上不振等によって卸売上額が減少しました。
この結果、売上高は298百万円(前年同四半期比15.4%減)となり、セグメント損失は2百万円(前年同四半期はセグメント利益4百万円)となりました。
[写真館事業]
愛写館3店舗を営む写真館事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により撮影日の変更やキャンセルなどが増え、撮影件数が大幅に減少しましたが、感染予防策の来店事前予約制度や、成人式の着物レンタル事前予約のお客様に対しては、万が一式典が中止になった場合でも、キャンセル料を無料とする対応をするなど「安心・納得・顧客第一」の方針で取り組んでまいりました。店舗施策では、2021年1月に大阪府内の近鉄あべのハルカス店と東大阪若江店の2店舗を閉店し、横浜本店の1店舗のみとなります。横浜本店では、今後ともお客様に安全・安心な環境のもとで撮影に臨んでいただけるよう引き続き安全対策を万全にした上で、お客様の人生の節目節目の記念日を感動的で素敵な思い出にできる撮影メニューやお召しいただく素晴らしい衣装や小物を数多く揃え、営業に取り組んでまいります。
この結果、写真館事業における売上高は59百万円(前年同四半期比9.4%減)、セグメント損失は33百万円(前年同四半期はセグメント損失58百万円)となりました。
[海外眼鏡販売事業]
海外眼鏡販売事業につきましては、中国の北京市及び天津市の直営店やフランチャイズ店が、所在地地域の新型コロナウイルス感染症の感染予防政策の影響を受け、客数は大幅な減少となりましたが、2020年5月以降、感染状況の改善に伴い客足は戻ってきているものの、客数は未だ完全な回復までには至っておりません。また、直営店は5店舗から1店舗減り4店舗になりました。
この結果、売上高は69百万円(前年同四半期比40.0%減)、セグメント損失は18百万円(前年同四半期はセグメント損失5百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末に比べ、現金及び預金の減少、敷金及び保証金の減少等により111百万円減少し、15,856百万円(前連結会計年度末比0.7%減)となりました。また、負債合計は支払手形及び買掛金の増加等により203百万円増加し、2,081百万円(前連結会計年度末比10.8%増)となり、純資産合計は13,775百万円(前連結会計年度末比2.2%減)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
設備計画の完了
①新設
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
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地域別 |
事業所数 |
設備の内容 |
完了年月 |
投資金額 (百万円) |
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関東地域 |
営業店1店 |
眼鏡店舗 |
2020年5月 |
12 |
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計 |
- |
- |
- |
12 |
(注)上記金額には、消費税等を含んでおりません。
②改修
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の改修について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
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地域別 |
事業所数 |
設備の内容 |
完了年月 |
投資金額 (百万円) |
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近畿地域 |
営業店3店 |
眼鏡店舗 |
2020年5月・8月・10月 |
38 |
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計 |
- |
- |
- |
38 |
(注)上記金額には、消費税等を含んでおりません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。