当第2四半期累計期間において新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国の経済は、堅調な企業業績を背景とする雇用環境の改善が進み、個人消費の持ち直しが鮮明となる状況でありました。
当業界におきましては、異常気象の影響や北朝鮮問題をはじめとする内外の政治課題に左右される場面も見られたものの、概して堅調に推移いたいました。
このような環境下、当社は、「リユース事業の拡大」、「EC事業(インターネットショップ)の拡大」、「中低価格帯商品の展開を強化」、「主要ブランドの集中仕入・集中販売」、「人材・組織の強化」をテーマに業績の改善に取組んでまいりました。
「リユース事業の拡大」については、店頭での買取に加え、宅配買取、訪問買取などにも力を入れ、リユース品の買取件数、買取点数の拡大に取組んでおります。一方、リユース品の販売については、当第2四半期会計期間末時点で5店舗を加え、8店舗でのリユース品販売体制を整えております。新品とリユース品の両方を取扱い、お客さまとのコミュニケーションを大事にしながら、使わなくなったブランド品をリユース品として買取らせていただき、新しいお買い物に充てていただける『循環型ビジネス』として順調なスタートが切れたところであります。
「EC事業(インターネットショップ)の拡大」については、楽天市場、ヤフーショッピング、amazonに加え、アクセス数、転換率(アクセス数に対して商品が売れる確率)ともに伸長している本店サイトを中心に6サイトで展開し、売上高を拡大してまいりました。実店舗の在庫商品を商材として活用するほか、インターネットショップ独自の商材の仕入を強化するとともに、各サイトごとの特性に応じた販売促進施策を講じたことで、前年同期比で12.8%売上高を伸ばしました。
「中低価格帯商品の展開を強化」、「主要ブランドの集中仕入・集中販売」については、前事業年度下期より不採算店舗7店舗の閉鎖及び滞留在庫の消化推進と併行し、これからの商品戦略として取組んでまいりました。その成果として、客単価は減少したものの客数は増加に転じ、在庫圧縮効果による商品回転率の改善もあり、ファッション部門の店舗の売上高は、既存店の前年同期比で14.9%増、閉鎖店舗も含めた店舗売上の前年同期比も0.7%増と前年実績を上回ることができました。
「人材・組織の強化」については、営業戦略の浸透させるため、前事業年度1名であったスーパーバイザー職を東日本2名、西日本1名の計3名体制とし、接客販売、売場演出、店舗管理を中心に店長及び店舗スタッフへの指導・チェックを推進するとともに成功事例の水平展開を図っております。
これらの結果、売上高は3,834百万円(前年同期比2.1%減)、営業損失は41百万円(前年同期は231百万円の営業損失)、経常損失は61百万円(前年同期は254百万円の経常損失)、特別損失として投資有価証券評価損14百万円を計上したことにより四半期純損失は78百万円(前年同期は307百万円の四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
[ファッション部門]
ファッション部門においては、「リユース事業の拡大」、「EC事業(インターネットショップ)の拡大」、「中低価格帯商品の展開を強化」、「主要ブランドの集中仕入・集中販売」に取組み、業績の改善に努めてまいりました。また、当第2四半期会計期間に閉鎖した1店舗を含め、前事業年度下期から7店舗の不採算店舗の閉鎖を行い収益の改善に取組んだ結果、売上高は3,696百万円(前年同期比1.9%減)、セグメント利益は117百万円(前年同期は57百万円のセグメント損失)と大幅な改善となりました。
[賃貸部門]
賃貸部門においては、前第2四半期累計期間の転貸物件の賃貸契約期間満了があり減収となりましたが、採算は確保でき、売上高は49百万円(前年同期比32.2%減)、セグメント利益は26百万円(前年同期比2.1%増)となりました。
[その他]
その他の部門では、空調設備工事等の受注が順調に推移し、売上高は88百万円(前年同期比15.8%増)、セグメント損失は2百万円(前年同期は5百万円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態の分析
①財政状態
資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期会計期間末の資産につきましては、総資産は3,835百万円となり、前事業年度末に比べ401百万円減少いたしました。これは主に、有利子負債の返済や前事業年度末が金融機関の休業日であった影響も含め、現金及び預金が363百万円減少したこと、在庫効率の改善効果などで商品が31百万円減少したことなどによるものであります。
当第2四半期会計期間末の負債につきましては、負債合計は3,073百万円となり、前事業年度末に比べ428百万円減少いたしました。これは主に、約定弁済等により借入金150百万円、リース債務8百万円、その他固定負債10百万円が減少したこと、販売管理費の削減などにより未払金が143百万円減少したことなどによるものであります。
当第2四半期会計期間末の純資産につきましては、純資産合計は762百万円となり、前事業年度末に比べ26百万円増加いたしました。これは主に、四半期純損失78百万円を計上しましたが、新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ47百万円増加したことなどによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は19.9%(前事業年度末は17.4%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ430百万円減少し411百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動の結果減少した資金は262百万円(前年同期は275百万円の減少)となりました。これは主に、税引前四半期純損失75百万円を計上したこと、前事業年度末日が金融機関の休業日であったこともあり未払金が117百万円、未払消費税等が72百万円減少したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動の結果減少した資金は92百万円(前年同期は53百万円の増加)となりました。これは主に、賃借契約期間満了に伴う敷金返還などにより差入保証金の回収が30百万円ありましたが、本社移転に伴う差入保証金の支出13百万円、店舗閉鎖に伴う有形固定資産の除却に伴う支出23百万円のほか、定期預金の預入117百万円、払戻50百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動の結果減少した資金は75百万円(前年同期は31百万円の減少)となりました。これは主に、新株予約権の行使による収入が95百万円ありましたが、短期借入金の純減少額10百万円、長期借入金の返済による支出140百万円、リース債務の返済による支出8百万円、設備関係割賦債務の返済による支出12百万円などによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)重要事象等について
当社は、3期連続で営業損失を計上しておりますが、一方で営業活動によるキャッシュ・フローは3期連続の増加となっております。
当第2四半期累計期間においては、営業黒字化には至りませんでしたが、当第2四半期会計期間については営業黒字化を達成しております。これは、リユース事業の本格稼働、EC事業(インターネットショップ)の拡大、中低価格帯商品の展開と主要ブランドの集中仕入・集中販売が在庫回転率と売上総利益率の改善につながったものであります。今後につきましても、引続き上記の営業施策に取組むことで、業績の早期回復を図ってまいりますが、これらの対応策は実施途上にあるため、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。