第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

 (1)経営成績に関する分析

 当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高53億33百万円(前年同期比95.5%)、営業損失23百万円(前年四半期は営業利益1億35百万円)、経常利益24百万円(前年同期比13.2%)、親会社株主に帰属する四半期純損失21百万円(前年四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益1億26百万円)となりました。なお、「平成28年熊本地震」による損失として12百万円を特別損失に計上いたしました。

3月度は春物の需要が弱く、4月度には初夏物商戦に移行しました。これに対し、MDサイクルの正常化を最優先に取り組み、商品のシーズン切替を進め、初夏物・夏物商戦が本格化するゴールデンウィーク前までに、在庫修正を完了させました。商品・売場演出の整ったゴールデンウィーク期間については、売上高は前年を上回りました。5月度についても、土曜日が前年より1日少ない影響を加味した同曜日対比では、前年度の売上まで回復しております。当四半期末の在庫内容も、盛夏物商品の構成比が前年を上回る結果となり、直近の6月度においても、既存店売上高前年比は101.6%と伸長しております。

 

当期も前期に引き続き、「業態改革による収益力の向上」「デジタリゼーションの推進」「MD・物流改革による売上総利益率の向上」の3つの重点施策に取り組み、持続的成長に向けた足固めと成長軌道への転換を進めております。

 

「業態改革による収益力の向上」については、新業態「ikka LOUNGE」、「Lbc with Life」、「VENCE share style」の進化と店舗拡大を進め、またikka3世代ファミリー型店舗の拡大を進めてまいります。当期は改装による業態転換に重点を置き、年度の早い時期に実施することで売上高増加を目指しました。

基幹事業である「ikka事業」については、新業態「ikka LOUNGE」のさらなる進化・拡大を進めており、3月にはヨドバシAkiba店が新規オープン、ニッケコルトンプラザ店、イオンモール神戸北店を業態転換しました。「ikka LOUNGE」はオンラインショップ1店舗を含み15店舗まで拡大しており、既存の「ikka」店舗より坪当たり売上高が約1.4倍の高効率で推移し、売上高を拡大しています。さらに3世代ファミリー需要や好調なキッズ市場を取り込むため「3世代ファミリー型店舗」の拡大を進め、3月にイオンモール堺鉄砲町店、4月にイオンモール今治新都市店をオープンしました。その結果、基幹事業「ikka」のキッズ売上は、前年比106.0%と伸長しております。

「LBC」は顧客ターゲットを「30代女性」から「30代から40代のニューカップル・ニューファミリー」に見直した新業態「Lbc with Life」の拡大を進めております。3月にニッケコルトンプラザ店、京王リトナード永福町店、ぴぽっと仙川店、4月にサントムーン柿田川店を業態転換しました。「Lbc with Life」は、第1四半期末時点で、オンラインショップ1店舗を含め9店舗となりました。「Lbc with Life」は既存の「LBC」店舗より坪当たり売上高が約1.5倍の高効率で推移しております。

「VENCE EXCHANGE」は、顧客ターゲットを「20代前半のカップル」から「20代から30代のカップル」に見直した新業態「VENCE share style」の拡大を進めております。3月にイオンモール名取店、イオンモール太田店、イオンモール神戸北店を業態転換し、4月にイオンモールむさし村山店を新規オープンしました。これにより、「VENCE share style」はオンランショップ1店舗を含めて、9店舗に拡大いたしました。「VENCE share style」は既存の「VENCE EXCHANGE」店舗より坪当たり売上高が約1.2倍の高効率で推移しております。

 

「デジタリゼーションの推進」については、Eコマースの売上拡大、オムニチャネル化の推進などに注力しております。Eコマースでは、雑貨商品の品揃え拡充、限定商品の販売に取り組むとともに、販売チャネルの拡大を進めました。4月には楽天株式会社が運営するインターネットショッピングモール 「楽天市場」に「コックスオンラインショップ楽天市場店」を出店し、当社全ブランドを展開いたしました。また、4月には「マルイウェブチャネル」に「LBC」と「VENCE EXCHANGE」を出店し、2月に先行出店していた「ikka」と合わせて3ブランド全てが出揃うことになりました。

オムニチャネル化の推進については、4月にショップブログをリニューアルしました。これにより、ショップブログから自社サイトの商品ページに連携し、そのまま購入して頂けるようになり、ユーザビリティ向上に努めました。今後もショップブログやスタッフコーディネート提案を通じたネットと店舗の相互送客等、オムニチャネル化をさらに進めてまいります。

 

「MD・物流改革による売上総利益率の向上」については、昨年の暖冬の影響により崩れたMDサイクルの正常化を最優先に取り組み、シーズン切り替えを進めてまいりました。また、商品の調達原価改善のために取り組んでいる直接輸入販売商品の仕入れは、当第1四半期において計画どおり進捗しております。

その結果、売上総利益率は4月度、5月度と前年を超過いたしました。基幹事業「ikka」においても衣料品のシーズン先行を進め、プロパー販売を強化した結果、売上総利益率は4月度、5月度に2カ月連続で前年を超過、強化しているキッズも5月度に前年を超過し、MD改革の成果が出ております。いち早くシーズンの切り替えが完了した「VENCE EXCHANGE」においては、当第1四半期の売上高前年比は108.8%(既存比104.4%)まで伸長し、売上総利益率も前年より3.2ポイント改善しております。

 

第2四半期以降も、引き続き「業態改革による収益力の向上」「デジタリゼーションの推進」「MD・物流改革による売上総利益率の向上」の重点施策を継続して実行してまいります。これにより、持続的成長に向けた足固めと成長軌道への転換を進め、通期業績予想数値の達成を目指してまいります。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3億3百万円減少し、192億4百万円となりました。増減の主な内容は、売上預け金が3億25百万円、たな卸資産が2億54百万円増加し、保有株式の時価変動により投資有価証券が1億74百万円、関係会社預け金が10億50百万円減少したこと等によるものです。

当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ2億29百万円減少し、69億83百万円となりました。増減の主な内容は、繰延税金負債が1億22百万円、未払法人税等が1億3百万円減少したこと等によるものです。 

当第1四半期連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ73百万円減少し、122億20百万円となりました。増減の主な内容は、その他有価証券評価差額金が52百万円減少したこと等によるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。