第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

 (1)経営成績に関する分析

当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高50億36百万円(前年同期比94.4%)、営業利益1百万円(前年同期は営業損失23百万円)、経常利益51百万円(前年同期比212.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益4百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失21百万円)となりました。
 
 SPA改革を進め、低価格と鮮度アップを実現し、安定的な収益性の確立を目指す新中期3ヶ年の初年度である2017年度においては、前期に成果のあった鮮度・価格競争力を高めた商品開発による正価販売の強化と、在庫の効率化を高めるとともに、「SPA改革の推進」「商品消化管理精度の向上」「再成長への転換」の3つの施策に取り組んでおります。
 
 「SPA改革の推進」については、売価変更の削減と調達コストの低減に加えて、鮮度ある商品の回転を高め、正価販売比率を引き上げ、売上総利益率の向上を進めております。当期の期首在庫は、前年に比べて約3割削減させ、シーズン先行を進めて鮮度ある商品による回転を高めた結果、売価変更は前年同期から3.2ポイント改善、回転日数も17.8日改善いたしました。その結果、売上総利益率は前年同期から2.1ポイント改善いたしました。
 中でも、基幹ブランド「ikka」において、衣料品のプロパー販売を強化した結果、売上総利益率は当第1四半期計で2.5ポイント改善しました。期間を通じてメンズ衣料とキッズ衣料が好調に推移し、特にキッズ衣料は売上高前年比115.1%と大きく伸長し、前期から引き続きMD改革の成果が出ております。
 SPA改革を推進するため、商品開発体制の整備を進め、強化して取り組んでいる直接輸入販売商品は調達原価率を前年同期から0.4ポイント改善しました。
 
 「商品消化管理精度の向上」については、システムを活用した在庫コントロールの仕組みの再構築を目指し、第3四半期からの本格稼働のための準備を進めております。
 
 「再成長への転換」については、既存店改革の取り組みを最優先に進めるとともに、新規出店による店舗純増、Eコマースの売上高拡大を目指しております。
 3月度は、気温が低く推移した影響もあり、春物商戦に苦戦しましたが、価格の見直しをすると同時に、品揃えの見直しを行なった結果、全社および既存店客数は、3月度から5月度を含め、昨年6月度以降12ヶ月連続で前年を超過いたしました。また、今期は買上げ点数を増加させて客単価を向上させることを目指し、客数が増えるゴールデンウィーク期間からギフト需要が高まる母の日までの期間に合わせて、社内コンクールを実施したことにより、買上げ点数は前年を超過しました。
 店舗数は、3月度にikkaイオンモール新小松店、4月度にikkaイオンタウン姶良店、ikkaイオンモール徳島店の3店舗をオープン、2店舗閉店したことにより、期首時点より1店舗増加いたしました。また5店舗の既存店活性化を行ないました。今期の投資店舗について、新店は計画を上回る実績であり、改装店舗は前年売上高を超過して推移しております。
 Eコマースの売上拡大については、前期に成果の出た重点販売商品、EC限定商品、先行予約商品の販売など、EC独自の施策を強化いたしました。特に、公式オンラインストアは、EC限定商品の取り扱いを拡大したことが奏功し、売上高前年比160.1%と大きく伸長しました。また5月度に、EC限定ブランド「notch.(ノッチ)」を、日本最大級のファッション通販サイトZOZOTOWNにオープンし、計画を上回る好調なスタートとなりました。その結果、Eコマースの売上高は前年比125.8%と伸張しました。
 
 6月には当社のポイントサービス「コックスメンバーズクラブ」を刷新しました。店舗と公式オンラインストアのポイントを連携させてお客さまの利便性を高めるとともに、登録情報を増やすことで徹底した顧客管理を実現し、お客さま一人ひとりへのより細やかなアプローチを行ないカスタマーロイヤリティの向上を目指します。
 第2四半期以降も、引き続き「SPA改革の推進」「商品消化管理精度の向上」「再成長への転換」の重点施策を継続して実行することにより、持続的成長に向けた足固めと成長軌道への転換を進め、通期業績予想数値の達成を目指してまいります。
 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2億40百万円増加し、185億12百万円となりました。増減の主な内容は、たな卸資産が3億36百万円、売上預け金が3億24百万円、投資有価証券が2億19百万円増加し、関係会社預け金が7億50百万円減少したこと等によるものです。

当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ76百万円増加し、62億59百万円となりました。増減の主な内容は、支払手形及び買掛金・電子記録債務が1億75百万円、繰延税金負債が66百万円増加し、未払法人税等が1億14百万円減少したこと等によるものです。 

当第1四半期連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ1億64百万円増加し、122億52百万円となりました。増減の主な内容は、その他有価証券評価差額金が1億52百万円増加したこと等によるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。