また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高99億34百万円(前年同期比98.8%)、営業損失5億77百万円(前年同期は営業損失1億60百万円)、経常損失4億58百万円(前年同期は経常損失64百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失5億78百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億78百万円)となりました。
売上高は、春先の不安定な気候の変化や、7月以降の大雨や台風が集客に影響しました。売上総利益は、期首時点で過大となっていた持ち越し商品の処分や、第1四半期の売上高計画未達による滞留在庫の早期処分を進めた結果、売上総利益率が51.1%と前年より3.6ポイント悪化し、当第2四半期累計期間における営業損失は前年より拡大しました。
今期は、再成長へ向けた「ikkaの成長拡大・収益性の向上」「LBC・VENCEの収益改善」「デジタリゼーションの推進」「業務の効率化を伴う本部のスリム化」を進め、6月より更にスピードを上げ新しいことへの挑戦や変化への対応を行なうため、一部施策を変更しながら取り組んでおります。
「ikkaの成長拡大・収益性の向上」については、商品効率改善のために「ボトム」「ニューライン」「雑貨」「キッズ」のカテゴリーを強化しました。「ボトム」は、ボトムマネキンの活用や販売方法・体制を変更することで、ヒット商品を確立することができ、メンズボトムは売上高前年比118.0%と伸長しました。メンズの「カジビジ」、レディスの「オフィスカジュアル」の「ニューライン」は展開店舗を増加させ、品揃えを見直した結果、売上高前年比は116.4%となりました。「キッズ」は男児、女児ともに堅調に推移し、売上高前年比108.8%となりました。「雑貨」は、品揃えを強化したカジュアルバッグが好調だったものの、売上高前年比は100.8%に留まりました。また売上高構成比の高いカットソーが、メンズ・レディスともに計画から乖離し全社業績を押し下げました。
営業面では、「ikka」営業部の年間売上1億円以上の上位55店舗を重点管理店舗として改革を行ないました。営業力の店舗間格差を是正するべく販売体制の見直し、オペレーションの改善等を進めましたが人員不足等も重なり売上高は計画から乖離しました。
「LBC・VENCEの収益改善」については、それぞれのブランドにおいて取り組みを実施しました。「LBC」事業については気温に左右されない雑貨の拡大としてギフトを強化し、ジェンダーレスで使える時計やマグボトルなどの展開を始めました。その結果客層が広がり、新たな顧客を取り込むきっかけとなっています。「VENCE」事業についてはインフルエンサーを活用しオムニチャネル化の推進を始めました。リ・ブランディングに向け、マーケットとターゲットの見直し等を進めています。
「デジタリゼーションの推進」については、重点販売商品の訴求拡大、EC限定商品の拡充、先行予約商品の販売などEC独自の施策を強化した結果、Eコマースの売上高前年比は129.9%と伸長しました。また、EC限定ブランドの「notch.」が1周年を迎えました。ターゲット顧客の分析を行ない、品揃えを拡大することで売上高前年比178.4%と好調に推移しております。さらに、オムニチャネルの推進に向け当社のポイントサービス「コックスメンバーズクラブ」会員の獲得に注力した結果、会員数は2018年8月末日現在で24万人を超えております。下半期は全社一体となったプロモーション等を進め、お客さまにとってより便利で買いやすい環境づくりを進めます。
「業務の効率化を伴う本部のスリム化」については、収益構造改革プロジェクトを立ち上げ、本部のスリム化だけではなく長期にわたり発生している固定費の抜本的な見直しに着手しました。
第3四半期以降については、「建値消化率の向上」「EC事業の拡大・推進」「プロモーションの強化」「収益構造改革」に取り組んでまいります。
「建値消化率の向上」については、推進体制の変革・MDプロセスの見直しを行ないます。本部制とすることで、スケールメリットを活かしSPAを推進します。また、新たにブランドディレクターを配置し、ブランド視点での横断的判断ができる体制へと変革してまいります。さらに、品番数を削減し重点販売商品を明確化することで、建値消化率を改善させます。
「EC事業の拡大・推進」については、公式オンラインの利便性を強化してまいります。お客さまがお持ちのアイテムと当社製品のサイズを比較できるシステムを導入し、サイズに対する不安感の解消を目指します。さらに、オムニチャネルを推進するべく、「コックスメンバーズクラブ」24万人の会員数を下半期で更に5万人増加させ、お客さま一人ひとりにより細やかなアプローチを行なうことで、カスタマーロイヤリティを向上させます。
「プロモーションの強化」については、イベントを活用した商品企画や施策にチャレンジすることで露出を増やし、お客さまとのタッチポイントを広げブランドの認知度を向上させます。また、社会貢献活動を拡大しSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを進めることで、今まで以上に活動を知って頂く機会を増やしてまいります。
「収益構造改革」については、聖域なきコスト構造改革を行ない、付加価値を生まないコストの効率化や固定費を抜本的に見直すことで、固定費化していたコストを変動費化し、収益構造の改革をしてまいります。
このように、4つの重点施策を継続して実行することにより、持続的成長に向けた足固めと成長軌道への転換を進めてまいります。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ10億69百万円減少し、57億57百万円となりました。増減の主な内容は、支払手形及び買掛金・電子記録債務が7億93百万円減少したこと等によるものです。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ8億97百万円減少し、109億96百万円となりました。増減の主な内容は、利益剰余金が5億78百万円、その他有価証券評価差額が3億26百万円減少したこと等によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ10億97百万円減少し、36億60百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は、9億53百万円(前年同四半期は3億58百万円の減少)となりました。その主な増加の内訳は、非資金費用である減価償却費1億9百万円、たな卸資産の減少額5億41百万円等によるものです。主な減少の内訳は、仕入債務の減少額7億93百万円、税金等調整前四半期純損失5億14百万円、売上債権の増加額2億27百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、1億40百万円(前年同四半期は1億13百万円の減少)となりました。その増加の内訳は、差入保証金の回収による収入34百万円によるものです。主な減少の内訳は、有形固定資産の取得による支出1億22百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、単元未満株式の買取請求による自己株式の取得によるものです。
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
該当事項はありません。