第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

(1)事業等のリスク

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

(2)継続企業の前提に関する重要事象等

 当社グループは、前連結会計年度までに3期連続で営業損失(2017年連結会計年度424百万円、2018年連結会計年度271百万円、2019年連結会計年度375百万円)及び経常損失(2017年連結会計年度479百万円、2018年連結会計年度354百万円、2019年連結会計年度552百万円)となり、5期連続で親会社株主に帰属する当期純損失(2015年連結会計年度39百万円、2016年連結会計年度423百万円、2017年連結会計年度1,282百万円、2018年連結会計年度263百万円、2019年連結会計年度1,929百万円)を計上していること、また、当社グループの有利子負債額は18,332百万円と手元流動性(現預金2,451百万円)に比し高水準な状況にあり、メインバンクを中心に取引金融機関には継続して経営改善を前提とした支援を要請している状況にあります。

 このような状況により、当社グループは、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。

 当社及び当社グループは、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載の対応策を実行することで、当該状況を早急に解消し、実績及び財務体質の改善に努めてまいります。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、企業収益の悪化、個人消費の低下など景気の先行きは極めて厳しい状況で推移いたしました。

 このような状況のもと、当社グループにおいて木材事業では、不振部門の一部分割譲渡などによる利益面の改善が続き、流通事業のホームセンター部門では新型コロナウイルス感染症の予防を目的とする関連商品の需要増加に伴う消費拡大がみられました。一方、コア事業の一つである自動車関連事業では、経済環境の先行き不安などによる消費マインド低下による新車販売台数の減少、また、住宅事業では、販売が長期化していた分譲マンションの一括売却による損失計上など、引続き厳しい経営環境が見込まれます。

この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が15,140百万円(前年同期比18.0%減)、営業利益43百万円(前年同期は20百万円の損失)、経常利益1百万円(前年同期は51百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14百万円(前年同期は97百万円の損失)となりました。

 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

(木材事業)

 前連結会計年度よりフローリングに関する事業の業績が除外されたことなどにより、売上高は前年同期を下回りましたが、利益面につきましては、固定費の圧縮効果などにより前年同期を上回りました。

 この結果、売上高は2,313百万円(前年同期比41.3%減)、営業利益は73百万円(前年同期は101百万円の損失)となりました。

(流通事業)

 デパート部門では一部テナントの退去により来客数に減少がみられたものの、空きスペースに家具等を中心に長期催事展開などを行い、収益性を改善させました。ホームセンター部門においては、新型コロナウイルス感染症予防関連商品の需要増、巣ごもり需要増加が続き、売上高及び営業利益は前年同期を上回りました。

 この結果、売上高は7,067百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は272百万円(前年同期比500.5%増)となりました。

(住宅事業)

 新築戸建住宅の完成引き渡し、及び建売住宅の販売件数が前年同期を上回ったことより、売上高は前年同期を上回りました。利益面につきましては、販売が長期化していた分譲マンションの一括売却したことに伴う売却損の計上、及び貸付先である取引先の財務状況が悪化したことに伴い、貸付金に対する貸倒引当金を計上したことなどに伴い、損失額は前年同期より拡大しました。

 この結果、売上高は554百万円(前年同期比11.0%増)、営業損失は160百万円(前年同期は22百万円の損失)となりました。

(建設事業)

 コロナ禍での工事進捗遅れ及び工事進行基準適用工事の新規物件がないことから、売上高は前年同期を下回り、利益面につきましては、売上高の減少に伴い損失額は前年同期より拡大しました。

 この結果、売上高は179百万円(前年同期比83.6%減)、営業損失は43百万円(前年同期は1百万円の損失)となりました。

(不動産賃貸事業)

 売上高は153百万円(前年同期比0.9%減)、営業利益は37百万円(前年同期比1.5%増)となりました。

(自動車関連事業)

 新型コロナウイルス感染症拡大による来客数が減少したほか、量販車種のモデルチェンジ間近などもあり、新車販売が低調に推移し、売上高は前年同期を下回りました。利益面につきましては、売上高の減少に伴い、損失額は前年同期より拡大しました。

 この結果、売上高は4,165百万円(前年同期比21.9%減)、営業損失は86百万円(前年同期は27百万円の利益)となりました。

(スポーツクラブ事業)

 売上高は68百万円(前年同期比22.5%減)、営業損失は24百万円(前年同期は8百万円の損失)となりました。

 

(2)財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、次のとおりであります。

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ734百万円減少し25,166百万円となりました。主な要因としましては、現金及び預金が1,570百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が1,198百万円、商品及び製品が259百万円、販売用不動産が299百万円、投資有価証券が328百万円れぞれ減少したことなどによるものであります。

 負債合計は前連結会計年度末に比べ742百万円減少し25,063百万円となりました。主な要因としましては短期借入金が456百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が762百万円、長期借入金が310百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。

 純資産は前連結会計年度末に比べ8百万円増加し102百万円となりました

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて1,570百万円増加し2,451百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により獲得した資金は1,603百万円(前年同期は67百万円の獲得)で、主に売上債権が1,283百万円及びたな卸資産が589百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により獲得した資金は26百万円(前年同期は387百万円の獲得)で、主に有形固定資産の取得による支出が382百万円あったものの、投資有価証券の売却により285百万円の収入及び有形固定資産の売却により61百万円の収入があったことなどによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は59百万円(前年同期は364百万円の使用)で主に短期借入金が769百万円の増加及び長期借入れによる収入が640百万円があったものの、長期借入金の返済による支出が1,263百万円及びファイナンス・リース債務の返済による支出が205百万円あったことなどによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。