(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における小売業界を取り巻く経営環境は、緩やかな景気回復基調で推移した一方で人手不足による人件費の増加、物流コストの上昇、ライフスタイルの多様化による業態を超えた競争などによりますます厳しくなっております。
このような環境の中、当社グループは、「Enjoy Life !」をコンセプトとして、「ベーシック・ラインの強化」「付加価値の向上」「M3活動の推進」の3つを重点項目として施策を進めてまいりました。
[ベーシック・ラインの強化]
商品事業部・販売事業部が一丸となって販売施策の統一、売れ筋商品の販売力強化を進めており、店舗業務の見直しなどの施策を迅速かつ効率的に展開できるように店舗のエリア・構成を再構築いたしました。この一環として、ハード面では、環境変化や経年変化を考慮した既存店舗の活性化計画を策定し、実行に移しております。ソフト面では、時間帯別で変わるお客様のニーズに的確にお応え出来るよう、人員配置の適正化を図り、商品の鮮度管理、品切れ防止を最重要課題として、売場の完成度を高めてまいりました。
[付加価値の向上]
「おいしい健康を咲かせよう」を合言葉に、素材から製法、機能性などにこだわった商品をお手頃価格で提供する当社オリジナル商品の開発に取り組んでおり、プライベートブランド品は売上高構成比で約3割を占めるまでに拡大しました。また、全国スーパーマーケット協会主催の「スーパーマーケットお弁当・お惣菜大賞2019」にて、パン部門でサンドイッチの「5種野菜とローストビーフバジルポテト」が最優秀賞を、スイーツ部門で「自家製コンポートのアップルパイ」が優秀賞を受賞したほか、多数の商品が昨年に続き入選を果たしました。惣菜部門においては全国の医療機関・大学病院で日々提供されている、あるいは研究・考案した献立にもとづき作られた、低カロリーで栄養バランスの取れた「からだデリ」シリーズの展開を始めております。
「お客様の健康をサポートする店」を目標に、お客様へ積極的にアドバイスできる人材を増やすため、社内資格「たべもの学」を通して従業員の食と健康に関する知識を深めております。「ヘルシーコンシェルジュ」が常駐する店舗(ビバモールさいたま新都心店他14店舗)での健康的なレシピの提案・相談に加え、体験型ワークショップの定期的な開催、取引先と共同で開催した「親子料理教室」、「工場見学&食育セミナー」、千葉女子高等学校生徒様考案の「オリジナルレシピによる試食提案会」などのイベント開催により、食を通じて地域のお客様とコミュニケーションを図ってまいりました。今後も地域のお客様に支持していただける店舗、お客様になくてはならない店舗を目指してまいります。
[M3活動の推進]
「M3プロジェクト」活動では、推進の一環として全従業員が主体的に日々の課題や問題点を解決・改善へと繋げていくことで、やりがいや達成感を感じられる社内制度、環境づくりに継続して取り組んでおります。近々では、様々な成果共有の中から店舗精肉部門での改善取組み事例を全店展開するなどの大きな成果も生まれています。この取り組み事例は、先般開催されました全国スーパーマーケット・トレードショー「品質改善プロジェクト」の場で発表し、好評を得たことで従業員の大きな励みとなっております。
設備投資としましては、マミーマートにおきまして、2018年11月に柏旭町店(千葉県柏市)、同12月に下戸田店(埼玉県戸田市)を開店し、2019年3月31日現在の店舗数は、温浴事業・葬祭事業を含め79店舗であります。
(注)・「Enjoy Life !」は、お客様に毎日の食生活を通じて健康で充実した人生を楽しんでいただくことを目的とした、当社グループ独自のコンセプトです。
・「ヘルシーコンシェルジュ」は、お客様へのメニュー提案や食事に関する相談を受ける街の健康アドバイザー役です。
・「M3」とは、My Mami Martの略で、自分たちの会社をより良い会社にしようとする全従業員参加型の社内プロジェクトです。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末より442百万円増加し58,182百万円となりました。これは主に、店舗設備の新設によるものであります。
負債は、前連結会計年度末より332百万円減少し33,817百万円となりました。これは主に、買掛金及び長期借入金の減少によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末より775百万円増加し24,365百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものであります。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間の連結営業成績は、売上高54,973百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益1,275百万円(同30.7%減)、経常利益1,496百万円(同27.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益962百万円(同28.0%減)となりました。
これは重点項目の1つである「ベーシック・ラインの強化」で挙げた既存店舗の活性化計画を実施し、販売費及び一般管理費の支出が増えていることによるものです。
セグメント別の営業の状況は以下のとおりです。
[スーパーマーケット事業]
当第2四半期連結累計期間は、売上高54,705百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益1,249百万円(同31.4%減)となりました。
[その他の事業]
売上高267百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益26百万円(同40.9%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,962百万円(前連結会計年度末比139百万円の減少)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動により獲得した資金は1,495百万円(前年同四半期は1,251百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果支出した資金は1,415百万円(前年同四半期は2,464百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動により支出した資金は219百万円(前年同四半期は1,368百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第2四半期連結累計期間において完了したものは、次のとおりであります。
設備の新設の完了
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会社名 |
店舗名 |
セグメントの名称 |
所在地 |
設備の内容 |
完了年月 |
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提出会社 |
柏旭町店 |
スーパーマーケット事業 |
千葉県柏市 |
店舗 |
2018年11月 |
|
提出会社 |
下戸田店 |
スーパーマーケット事業 |
埼玉県戸田市 |
店舗 |
2018年12月 |