当第2四半期連結会計期間において、当社の完全子会社である株式会社ハチバントレーディングジャパンを吸収合併することを決議し、平成27年7月30日に合併契約書を締結しました。詳細は「第4 経理の状況 1.四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融緩和政策の推進により、国内景気は回復基調を持って推移しておりますが、消費税率引き上げ後の個人消費動向に弱さがみられ、依然として先行きに不透明感が残る状況となっております。
外食産業におきましても、消費者の節約志向は依然として強く、また、円安による原材料価格の上昇や、人手不足を背景とした人件費関連コストの負担増、異業種との競争が続くなど、引き続き厳しい状況が続いております。
一方、当社グループの国内における事業基盤がある北陸地方では、北陸新幹線開業による経済効果は高く、主要駅周辺を中心として活況を呈しております。
このような状況のもと当社グループは、「食の安全・安心」の向上はもとより、より高品質・より健康志向の商品の提供、接客サービスの向上に努め、お客様の信頼を最優先に、事業活動を展開してまいりました。
当社グループの店舗展開の状況につきましては、加盟店3店舗(福井県1店舗、タイ国2店舗)を新規出店しましたが、直営店1店舗(岐阜県)、加盟店2店舗(タイ国)の閉店があり、店舗数は261店舗(前連結会計年度末比同数)となっております。その内訳は、国内店舗ではらーめん店舗132店舗、和食店舗12店舗(合計144店舗)、海外店舗は117店舗であります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前連結会計年度に開店した店舗業績が寄与したことなどにより36億59百万円(前年同期比11.5%増)、営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は、39億63百万円(前年同期比11.1%増)となりました。営業利益は3億89百万円(前年同期比64.8%増)、経常利益は4億97百万円(前年同期比42.4%増)、四半期純利益は2億99百万円(前年同期比50.8%増)と大幅な増収増益となりました。
セグメント別の状況につきましては次のとおりであります。
①外食事業
(らーめん部門)
8番らーめんフランチャイズチェーンの国内展開を主とするらーめん部門では、店舗の改装・移転による店舗イメージの刷新、より高品質・より健康志向の商品の提供、接客サービスの維持向上に取り組み、来店客数の増加に努めております。
前連結会計年度に引き続き、主力商品である「野菜らーめん」の品質向上に重点を置き、調理技術の向上のための店舗巡回指導に注力するとともに、調理資格であるフライパンマイスター、接客サービス資格であるサービスマイスターや接客リーダー等の社内資格の取得を推奨し、そのための講習会もチェーン全体で展開しました。
8番らーめんフランチャイズチェーン既存店売上高は、これらの諸施策や北陸新幹線開業に合わせた積極的なPRプロモーションを行ったことなどにより、前年同期比4.2%増となりました。
店舗展開の状況につきましては、福井県で加盟店を1店舗新規出店しましたが、賃貸借契約の終了により直営店(岐阜県)を1店舗閉店したことにより、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は132店舗(うち加盟店115店舗、直営店17店舗、前連結会計年度末比同数)となりました。
(和食部門)
和食料理店を直営店方式により展開する和食部門においては、個店ごとの店舗特徴や立地特性をよりアピールするほか、季節の変化に応じた健康志向メニューの提供に取り組み、来店客数の増加に努めております。
「地酒と手造り料理 八兆屋」では、季節毎の食材を使った健康志向メニュー「季節のそば膳」を継続して販売しており、ランチタイムの主力メニューとなっております。
既存店売上高は、これらの営業諸施策や、北陸新幹線開業による観光客や地元顧客の増加などにより、前年同期比14.2%増となりました。
当第2四半期連結会計期間末の店舗数は12店舗(前連結会計年度末比同数)であります。
以上の結果、外食産業の当第2四半期連結累計期間の営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は33億2百万円(前年同期比12.3%増)、経常利益は5億43百万円(前年同期比29.2%増)となりました。
②外販事業
当社製品を主要販売品目とする外販事業は、より付加価値のある商品の開発と提案に努め、生麺ブランド「八番麺工房」や冷凍生餃子を、地元スーパーマーケット様を始めとして、国内各地の生活協同組合様、量販店様を中心に販売の拡大に取り組んでおります。
以上の結果、より厳しさを増す生麺市場の販売競争の中で、当第2四半期連結累計期間の売上高は3億75百万円(前年同期比1.6%減)、経常利益は23百万円(前年同期比110.4%増)となりました。
③海外事業
8番らーめんフランチャイズチェーンの海外展開ならびに主としてラーメンスープ・エキス等の食材の輸入と販売を行う海外事業においては、既存出店地域での新規出店、スクラップアンドビルドに取り組むほか、高品質なラーメンスープ・エキスの開発と生産体制の充実増強に努めております。
当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、タイ国で2店舗の出店と2店舗の閉店があり117店舗(うちタイ国110店舗、香港7店舗、前連結会計年度末比同数)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は、タイ国での店舗売上好調に加え、スープ・エキス売上の増加により、2億85百万円(前年同期比17.1%増)、経常利益は1億6百万円(前年同期比20.5%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3億8百万円増加して60億1百万円(前連結会計年度比5.4%増)となりました。これは主に現金及び預金が1億22百万円増加したことや、売掛金が1億45百万円増加したこと、投資有価証券が67百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ87百万円減少して18億21百万円(前連結会計年度比4.6%減)となりました。これは主に未払法人税等が1億円増加したものの、流動負債のその他が2億9百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3億96百万円増加して41億79百万円(前連結会計年度比10.5%増)となりました。これは主に、利益剰余金が2億68百万円増加したことや、その他有価証券評価差額金が1億26百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、有形固定資産の取得による支出2億20百万円や売上債権の増加1億45百万円などがあったものの、税金等調整前四半期純利益が4億97百万円あったことにより、前連結会計年度末に比べ、1億20百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末の資金は3億94百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られた資金は、2億84百万円(前年同期比29.2%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が4億97百万円(前年同期比42.5%増)あったものの、売上債権の増加1億45百万円(前年同期比10.8%減)や法人税等の支払い83百万円(前年同期比14.9%減)があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって使用した資金は、1億20百万円(前年同期比33.8%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2億20百万円(前年同期比1.4%増)があったものの、投資有価証券の償還による収入1億円(前年同期比1億円増)があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって使用した資金は、38百万円(前年同期比60.4%減)となりました。これは主に、配当金の支払い31百万円(前年同期比2.5%減)があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。