文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和政策を背景に、緩やかな回復基調が続きましたが、株式市場の低迷や円高の進行があり、企業収益の改善ペースの鈍化や個人消費の停滞感が続き、先行き不透明な状況で推移いたしました。
外食産業におきましても、消費者の節約志向は依然として強く、また人手不足を背景とした人件費関連コストの負担増、コンビニエンスストアなど異業種との競争が続くなど、引き続き厳しい状況が続いております。
一方、当社グループの国内における事業基盤がある北陸地方では、北陸新幹線開業2年目を迎え、JR主要駅周辺を中心とした賑わいは、落ち着きを示すようになりました。
このような状況のもと当社グループは、「食の安全・安心」の向上はもとより、より高品質・より健康志向の商品の提供、接客サービスの向上に努め、お客様の信頼を最優先に事業活動を展開いたしました。
当社グループの店舗展開の状況は、出店ショッピングセンターの改装に伴う閉店1店舗(タイ国)があり、店舗数は257店舗(前連結会計年度末比1店舗減)となっております。その内訳は、国内店舗ではらーめん店舗128店舗、和食店舗12店舗(合計140店舗)、海外店舗は117店舗であります。
以上の結果、8番らーめんフランチャイズチェーン既存店売上高は前年同期比0.2%増を確保できましたが、当第1四半期連結累計期間の売上高は17億14百万円(前年同期比3.9%減)、営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は18億58百万円(同3.9%減)となりました。営業利益は1億50百万円(同16.6%減)、経常利益は2億34百万円(同19.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億47百万円(同15.8%減)となりました。
セグメント別の状況につきましては次のとおりであります。
①外食事業
(らーめん部門)
8番らーめんフランチャイズチェーンの国内展開を主とするらーめん部門では、店舗の改装・移転による店舗イメージの刷新、より高品質・より健康志向の商品の提供、接客サービスの維持向上に取り組み、来店客数の増加に努めております。
主力商品である「野菜らーめん」の品質向上を継続するとともに、調理資格であるフライパンマイスター、接客サービス資格であるサービスマイスターや接客リーダーの各社内資格の取得を推奨し、そのための講習会もチェーン全体で展開しております。
これらの諸施策の結果、8番らーめんフランチャイズチェーン既存店売上高は、前年同期比0.2%増を確保することができました。
店舗展開の状況につきましては、富山県で加盟店の新築移転と改装を各1店舗実施し、当第1四半期連結会計期間末の店舗数は128店舗(うち加盟店115店舗、直営店13店舗、前連結会計年度末比同数)となりました。
(和食部門)
和食料理店を直営店方式により展開する和食部門においては、季節の変化に応じた健康志向メニューの提供に取り組み、固定客ファンの獲得、来店頻度の向上に努めております。
「地酒と手造り料理 八兆屋」で販売している「季節のそば膳」は、お客様からの支持を集め、ランチタイムの主力メニューとなっております。
既存店売上高は、これらの営業諸施策による来店顧客のリピート向上に努めましたが、前年同期の北陸新幹線開業効果には及ばず、前年同期比2.2%減となりました。
当第1四半期連結会計期間末の店舗数は12店舗(前連結会計年度末比同数)であります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は15億76百万円(前年同期比2.1%減)、経常利益は2億56百万円(同1.7%減)となりました。
②外販事業
当社製品を主要販売品目とする外販事業は、より付加価値のある商品の開発と提案に努め、生麺ブランド「八番麺工房」、冷凍生餃子を地元スーパーマーケット様を始めとして、国内各地の生活協同組合様、量販店様を中心に販売の拡大に取り組んでおります。
以上の結果、より厳しさを増す生麺市場の販売競争の中で、当第1四半期連結累計期間の売上高は1億66百万円(前年同期比2.5%減)、経常利益は6百万円(同17.5%減)となりました。
③海外事業
8番らーめんフランチャイズチェーンの海外展開ならびに主としてラーメンスープ・エキス等の食材の輸入と販売を行う海外事業においては、既存出店地域での新規出店、スクラップアンドビルドに取り組むほか、高品質なラーメンスープ・エキスの開発と生産体制の充実増強に努めております。
当第1四半期連結会計期間末の店舗数は、タイ国でショッピングセンターの改装による1店舗の閉店があり、117店舗(うちタイ国110店舗、香港7店舗、前連結会計年度末比1店舗減)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は、スープ・エキス売上の減少とタイバーツ為替レートの円高進行による海外ロイヤリティ収入の減少があったことにより、1億15百万円(前年同期比23.8%減)、経常利益は47百万円(同16.4%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ94百万円減少して60億55百万円(前連結会計年度比1.5%減)となりました。これは主に、流動資産その他が99百万円、売掛金が70百万円増加したものの、現金及び預金が1億79百万円、投資有価証券が75百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ1億28百万円減少して15億74百万円(前連結会計年度比7.5%減)となりました。これは主に、未払法人税等が65百万円、未払費用が49百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ34百万円増加して44億80百万円(前連結会計年度比0.8%増)となりました。これは主に利益剰余金が83百万円増加したものの、その他有価証券評価差額金が44百万円減少したことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。