文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善され、緩やかな回復基調にあるものの、米国の通商政策動向の懸念や原油価格の高騰など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食産業におきましては、消費者の強い節約志向に加え、原材料価格の上昇や人手不足などを背景とした人件費関連コスト等の上昇が続き、引き続き厳しい状況となっております。
このようななか当社グループは、「食の安全・安心」の向上はもとより、QSC(品質・サービス・清潔)、人財育成および生産性向上を今まで以上に徹底することに努め、お客様の信頼と満足を得ることを第一に事業活動を展開してまいりました。
店舗展開の状況は、本年4月に直営店として、石川県白山市の国道8号線沿いに開業した道の駅「めぐみ白山」のフードコート、株式会社ペッパーフードサービスのフランチャイズチェーンに加盟し「ペッパーランチ」をイオンモール新小松にオープンしました。キャッシュレス化や効率的なオペレーションなど各業態の良いところを取り入れながら、さらなる生産性向上に取り組んでおります。また、再開発が進むJR富山駅前に、寿司と手造り料理を楽しめる「長八」を新規出店いたしました。
店舗数は、らーめん1店舗、和食1店舗、その他外食2店舗の計4店舗の新規出店があり、合計274店舗(前連結会計年度末比4店舗増)となっております。その内訳は、国内店舗ではらーめん店舗125店舗、和食店舗13店舗、その他外食4店舗(合計142店舗)、海外店舗は132店舗であります。
以上の結果、本年4月に直営3店舗を新規出店したことなどにより、当第1四半期連結累計期間の売上高は18億71百万円(前年同期比7.1%増)、営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は20億20百万円(同7.0%増)となりました。一方、営業利益は、売上原価の上昇や開業費用等の支出により36百万円(同55.4%減)、経常利益は1億30百万円(同24.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は81百万円(同26.8減)となりました。
セグメント別の状況につきましては次のとおりであります。
①外食事業
(らーめん部門)
8番らーめんフランチャイズチェーンの国内展開を主とするらーめん部門では、店舗の改装・移転による店舗イメージの刷新、より高品質・より健康志向の商品の提供、接客サービスの維持・向上に取り組み、来店客数の増加に努めております。
商品施策として、定番商品である「8番餃子」の改良、「能登中島菜ざるらーめん」を限定販売しております。また、店舗オペレーションの効率化を目的としたタブレット端末によるセルフオーダーシステムや電子マネー・クレジット決済の導入店舗を拡大し、接客サービスへの注力に向けた取り組みを行っております。
そのほか、社会貢献への取り組みとして、北陸3県の幼稚園と保育園を対象にした手洗い教室「食の安全・安心8番こども応援プロジェクト」を前年度から引き続き開催しております。
なお、8番らーめんフランチャイズチェーン既存店売上高は前年同期比0.1%増となりました。当第1四半期連結会計期間末の店舗数は、8番らーめん加盟店の新規出店が1店舗あり、125店舗(うち加盟店114店舗、直営店11店舗、前連結会計年度末比1店舗増)であります。
(和食部門)
和食料理店を展開する和食部門においては、料理人の技術と新商品の開発力の向上に取り組み、季節に応じた健康志向メニュー、立地によって異なる客層・利用シーンに合わせたメニュー、牛肉を使った創作メニューの開発・提供に力を入れております。首都圏の旅行会社や地元企業様への営業活動により、県外客・地元客の獲得など、顧客の囲い込みに努めております。また、セントラルキッチンの活用により、店舗での仕込み作業の軽減やスピード提供、接客サービス向上にも注力しております。
なお、既存店売上高は前年同期比0.2%増、「長八」富山駅前店の新規出店があり、当第1四半期連結会計期間末の店舗数は13店舗(前連結会計年度末比1店舗増)であります。
(その他外食部門)
本年4月に新規オープンした道の駅「めぐみ白山」のフードコートにおいては、地元のジビエ料理や丼物等を提供する「地産百膳 風土ぴあ」、店舗で焼いたパンとドリンクを提供する「白山cafe」、新たな業態としてイオンモール新小松に「ペッパーランチ」を出店しました。また、北陸自動車道・徳光パーキングエリアの物販コーナーでは、地元石川の老舗店の和菓子、珍味や飲料のほかに、自社製品やコラボレーション商品など取扱品の充実を図っております。
当第1四半期連結会計期間末の店舗数は4店舗(前連結会計年度末比2店舗増)であります。
以上の結果、外食事業の当第1四半期連結累計期間の営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は17億36百万円(前年同期比8.2%増)、経常利益は1億61百万円(同22.0%減)となりました。
②外販事業
外販事業は、より付加価値のある商品の開発と提案を行うことにより、長年培った当社ブランドを活用した製商品の販売に努めております。主力商品の生麺ブランド「八番麺工房」に、「常温麺」を使ったコラボ商品の開発を行いギフト用・お土産用として販売するほか、冷凍生餃子を地元スーパーマーケット様、国内各地の生活協同組合様、量販店様を通じて、一般消費者の方にお届けしております。また、知名度アップのため、イベント会場や物産展での店頭販売に積極的に出店し、引き続き業務用の卸販売やネット通販にも取り組んでおります。
以上の結果、生麺市場の販売競争の激化や物流費・人件費等の高騰もあり、当第1四半期連結累計期間の売上高は1億67百万円(前年同期比2.3%増)、経常損失は3百万円(前年同期は経常利益1百万円)となりました。
③海外事業
8番らーめんフランチャイズチェーンの海外展開においては、既存出店地域での新規出店、店舗のスクラップアンドビルド、接客サービスの向上に取り組んでおります。ラーメンスープ・エキス等の食材の輸入・販売においては、高品質の維持、新たなエキス・調味料の開発と生産体制の充実・増強に努めております。
本年3月に、Mesa Asia Pacific Trading Services Company Ltd.社とマスターフランチャイズ契約を締結したベトナムでは、年内を目途に1号店開業を目指しております。
当第1四半期連結会計期間末の店舗数は、132店舗(うちタイ国124店舗、香港8店舗、前連結会計年度末比同数)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は、1億16百万円(前年同期比2.9%減)、経常利益は45百万円(同0.0%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ2億87百万円増加して54億75百万円(前連結会計年度末比5.5%増)となりました。これは主に、保険積立金が1億28百万円減少したものの、有形固定資産が1億56百万円、売掛金が1億46百万円、流動資産その他が1億11百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ2億35百万円増加して13億69百万円(前連結会計年度末比20.8%増)となりました。これは主に、未払法人税等が77百万円、買掛金が65百万円、賞与引当金が48百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ51百万円増加して41億6百万円(前連結会計年度末比1.3%増)となりました。これは主に、利益剰余金が51百万円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。