当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分折
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善され、緩やかな回復基調にあるものの、米国の通商政策動向の懸念や原油価格の高騰など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食産業におきましては、原材料価格や物流費の上昇、働き方改革や人手不足などを背景とした人件費関連コストの上昇等、引き続き厳しい状況となっております。
このようななか当社グループは、「食の安全・安心」の向上はもとより、QSC(品質・サービス・清潔)、人財育成および生産性向上を今まで以上に徹底することに努め、お客様の信頼と満足を得ることを第一に事業活動を展開してまいりました。そのほか、社会貢献への取り組みとして、北陸3県の幼稚園と保育園を対象にした手洗い教室「食の安全・安心8番こども応援プロジェクト」を前年度から引き続き開催しております。
店舗数は、らーめん1店舗、和食1店舗、その他外食2店舗、海外1店舗の計5店舗の新規出店、らーめん1店舗の閉店があり、合計274店舗(前連結会計年度末比4店舗増)となっております。その内訳は、国内店舗ではらーめん店舗124店舗、和食店舗13店舗、その他外食4店舗(合計141店舗)、海外店舗は133店舗であります。
以上の結果、本年4月に直営3店舗を新規出店したことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は39億84百万円(前年同期比7.6%増)、営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は42億98百万円(同7.5%増)となりました。一方、営業利益は、売上原価の上昇や開業費用等の増加により2億10百万円(同6.8%減)、経常利益は3億17百万円(同1.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億2百万円(同1.6%減)となりました。
セグメント別の概況につきましては次のとおりであります。
①外食事業
(らーめん部門)
8番らーめんフランチャイズチェーンの国内展開を主とするらーめん部門では、店舗の改装・移転による店舗イメージの刷新、タブレット端末によるセルフオーダーシステムや電子マネー・クレジット決済の導入店舗を拡大し、接客サービスの維持・向上に取り組んでおります。また、より高品質で高まる健康志向にマッチした商品の提供を行なうとともに、定番商品である「8番餃子」の改良、限定商品「海老餃子」や「野菜トマトらーめん」の販売に注力し、来店客数の増加に努めております。
以上の結果、8番らーめんフランチャイズチェーン既存店売上高は前年同期比2.7%増となりました。当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、加盟店の新規出店1店舗、直営店の閉店1店舗があり、124店舗(うち加盟店114店舗、直営店10店舗、前連結会計年度末比同数)であります。
(和食部門)
和食料理店を展開する和食部門では、料理人の技術と新商品の開発力の向上に取り組み、季節に応じた健康志向メニュー、立地によって異なる客層・利用シーンに合わせたメニューや牛肉を使った創作メニューなどの開発・提供に力を入れております。首都圏の旅行会社や地元企業への営業活動により、県外客・地元客の獲得など、顧客の囲い込みにも努めております。また、セントラルキッチンの活用により、店舗での仕込み作業の軽減やスピード提供を行なうことによる接客サービスの向上に取り組んでおります。
以上の結果、相次ぐ台風の影響で予約のキャンセルが多くあったものの、既存店売上高は前年同期比0.04%減にとどまりました。当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、「長八」富山駅前店の新規出店があり、13店舗(前連結会計年度末比1店舗増)であります。
(その他外食部門)
らーめん、和食業態以外に取り組んでいるその他外食部門では、本年オープンした道の駅「めぐみ白山」のフードコートにおいて、ジビエ料理や麺類・丼物等を提供する「地産百膳 風土ぴあ」、店舗で焼いたパンとドリンクを提供する「白山cafe」を運営しております。北陸自動車道・徳光パーキングエリアの物販コーナーでは、地元石川の老舗店の和菓子、珍味や飲料のほかに、自社製品やコラボレーション商品など取扱品目の充実を図っております。また、新たな業態としてイオンモール新小松に「ペッパーランチ」を出店しております。
当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、4店舗(前連結会計年度末比2店舗増)であります。
以上の結果、外食事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は36億58百万円(前年同期比8.0%増)、開業費用等の増加により経常利益は4億35百万円(同2.5%減)となりました。
②外販事業
外販事業では、当社ブランドを活用し、より付加価値のある商品の開発と提案を行っております。主力商品の生麺ブランド「八番麺工房」に、常温麺を使ったコラボ商品の開発を行いギフト用・お土産用として販売するほか、生麺商品・冷凍生餃子を地元スーパーマーケット、国内各地の生活協同組合、量販店への卸販売やネット通販を通して、一般消費者の方にお届けしております。また、イベント会場や物産展での店頭販売に積極的に出店し、知名度アップを図っております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3億74百万円(前年同期比0.3%減)、包材価格や物流費等の高騰があり経常損失は4百万円(前年同期は経常利益15百万円)となりました。
③海外事業
8番らーめんフランチャイズチェーンの海外展開では、既存出店国での新規出店、店舗のスクラップアンドビルド、接客サービスの向上に取り組んでおります。タイ国では初めてテレビCMを放映したことで、8番らーめん店の売上が好調に推移し、ロイヤリティ収入が増加しました。また、本年3月にマスターフランチャイズ契約を締結したベトナムでは、年内を目途に1号店開業を目指しております。
ラーメンスープ・エキス等の販売では、品質の維持、新たなエキス・調味料の開発と生産体制の充実・増強に努め、タイ国内および日本国内での販路拡大に努めております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益(売上高とロイヤリティ収入等の合計)は、2億66百万円(前年同期比12.8%増)、経常利益は98百万円(同8.4%増)となりました。当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、133店舗(うちタイ国125店舗、香港8店舗、前連結会計年度末比1店舗増)であります。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1億79百万円増加して53億68百万円(前連結会計年度末比3.5%増)となりました。これは主に、保険積立金が1億32百万円減少したものの、売掛金が1億76百万円、有形固定資産が1億18百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ5百万円増加して11億39百万円(前連結会計年度末比0.5%増)となりました。これは主に、長期未払金が1億48百万円減少したものの、買掛金が94百万円、未払法人税等が67百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1億74百万円増加して42億28百万円(前連結会計年度末比4.3%増)となりました。これは主に、利益剰余金が1億72百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、有形固定資産の取得による支出2億53百万円や長期未払金の支払額1億48百万円があったものの、税金等調整前四半期純利益3億17百万円、保険積立金の解約による収入1億36百万円などがあり、前連結会計年度末に比べ42百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には8億58百万円(前年同期比14.4%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られた資金は、2億31百万円(前年同期比82.8%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が3億17百万円(前年同期比1.2%減)あったものの、長期未払金の支払額が1億48百万円(前年同期比1億48百万円増)あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって使用した資金は、1億23百万円(前年同期比73.7%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2億53百万円(前年同期比35.9%減)があったものの保険積立金の解約による収入1億36百万円(前年同期比1億36百万円増)があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって使用した資金は、64百万円(前年同期比4億9百万円増)となりました。これは主に、長期借入金の返済34百万円(前年同期と同額)や配当金の支払い29百万円(前年同期比47.4%減)があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。