第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の分折

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響で消費活動が著しく減退し、大変厳しい状況にあります。4月に政府より発出された緊急事態宣言が5月には解除されたものの、経済活動の回復の足取りは鈍いままとなっております。

外食産業におきましても、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、外出自粛やグループでの飲食が敬遠されるなど大幅に客数が減少し、一部に持ち直しも見られるものの経営環境は引き続き厳しい状況が続いております。

このような状況においても、当社グループはお客様に安心してご来店いただき、満足いただけるよう、「食の安全・安心」、QSC(品質・サービス・清潔)の徹底に努め、飛沫感染防止の仕切り板やビニールカーテンの設置、店内消毒、従業員の検温・手洗いの励行など、様々な新型コロナウイルス感染拡大防止対策を実施し、事業活動を行ってまいりました。

店舗数は、国内では新規出店1店舗(直営店)、直営店から加盟店への転換が1店舗、閉店3店舗(直営店)、海外では新規出店2店舗、閉店2店舗があり、合計278店舗(前連結会計年度末比2店舗減)となっております。その内訳は、国内店舗では、らーめん店舗120店舗、和食店舗10店舗、その他外食6店舗(合計136店舗)、海外店舗は142店舗であります。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,470百万円(前年同期比38.7%減)、営業収益(売上高と営業収入の合計)は2,699百万円(同38.1%減)となりました。また、営業損失は460百万円(前年同期営業利益251百万円)、経常損失は355百万円(前年同期経常利益334百万円)、減損損失148百万円、法人税等調整額△156百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は379百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純利益190百万円)となりました。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として実施しました店舗休業および営業時間短縮に伴う休業手当の支給に対する雇用調整助成金48百万円は、営業外収益に計上しております。

 

セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

 

①外食事業

8番らーめんフランチャイズチェーンの国内展開を主とするらーめん部門では、外出自粛による店内飲食の減少の影響を抑えるべく、従来から提供しているテイクアウト商品をさらにご利用いただくため、CM放映やクーポンの発行、既存店へのドライブスルーの設置推進などを行いました。さらに9月には、感染拡大防止対策を設計段階から取り入れた店舗として8番らーめん横江店を開店しました。また、「野菜トマトらーめん」など4種類の期間限定商品や季節限定商品を販売し、来店客数の回復に努めております。

和食料理店を展開する和食部門では、ランチタイムでの各種お弁当や夕食としてご家庭でお楽しみいただける「夜の持ち帰りセット」などテイクアウト商品を開発販売したほか、梨生産者支援の一環として「豊水梨すむーじぃ」を販売いたしました。また店舗では、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、来店いただいたお客様に安心してお食事いただけるよう努めております。

らーめん、和食業態以外では、道の駅・めぐみ白山のフードコート、北陸自動車道・徳光パーキングエリア内にある飲食・物販コーナーを運営し、地元の食材を利用した惣菜や「まっとうトマトらーめん」、レモネード「はちれも」を販売するなど、地産地消への取り組みを行っております。

以上の結果、外食事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は2,070百万円(前年同期比43.9%減)、セグメント損失は178百万円(前年同期セグメント利益479百万円)となりました。

 

②外販事業

外販事業では、「8番らーめん」ブランドを活用し、より付加価値のある商品の開発と提案を行っております。地元スーパーマーケット、国内各地の生活協同組合、量販店への卸販売のほか、ネット通販では拡大する中食需要への取り組みとして、「ハチバンおうちごはん」と題し、らーめん・点心などの店舗の味をご家庭へお届けできるよう販売を強化しました。

以上の結果、外販事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は370百万円(前年同期比17.7%増)、セグメント利益は22百万円(同8.1%増)となりました。

 

③海外事業

8番らーめんフランチャイズチェーンの海外展開では、タイで1店舗を新規オープンし135店舗、香港では1店舗の新規オープンと2店舗の閉店があり6店舗、ベトナムでは1店舗の運営を行っております。

これら海外店舗も、政府からの緊急事態宣言により休業や営業時間の短縮などを余儀なくされ、大きな影響を受けましたが、タイでは7月以降、売上高回復の傾向が見られております。エキス(ラーメンスープ)・調味料の販売では、品質の維持、新たな商品の開発と生産体制の充実・増強に努め、海外および日本国内での販路拡大にも注力しております。

以上の結果、海外事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は258百万円(前年同期比26.4%減)、セグメント利益は59百万円(同48.3%減)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ516百万円増加して5,702百万円(前連結会計年度末比10.0%増)となりました。これは主に、有形固定資産が105百万円減少したものの、現金及び預金が295百万円、繰延税金資産が153百万円、流動資産その他が145百万円増加したことによるものであります。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ926百万円増加して2,016百万円(前連結会計年度末比85.0%増)となりました。これは主に、流動負債その他が88百万円減少したものの、短期借入金が560百万円、長期借入金が439百万円増加したことによるものであります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ409百万円減少して3,686百万円(前連結会計年度末比10.0%減)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失379百万円を計上したことにより、利益剰余金が409百万円減少したことによるものであります。

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ295百万円増加し1,356百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によって使用した資金は、514百万円(前年同期は283百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失527百万円によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によって使用した資金は、157百万円(前年同期は126百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出155百万円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によって獲得した資金は、970百万円(前年同期は69百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払い29百万円があったものの、短期借入れによる収入500百万円、長期借入れによる収入500百万円によるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。