当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分折
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響で消費活動が著しく減退し、大変厳しい状況にあります。緊急事態宣言の解除後、個人消費は回復の兆しが見られるものの、新型コロナウイルス感染症の感染者数が再度増加傾向にあるなど、依然として予断を許さない状況が続いております。
外食産業におきましても、政府の様々な施策により経済は回復基調にありますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた外出自粛やグループでの飲食が敬遠されることなどにより大幅に客数が減少し、経営環境は一段と厳しさを増しております。
このような状況においても、当社グループはお客様に安心してご来店いただき、満足いただけるよう、「食の安全・安心」、QSC(品質・サービス・清潔)の徹底に努め、飛沫感染防止の仕切り板やビニールカーテンの設置、店内消毒、従業員の検温・手洗いの励行など、様々な新型コロナウイルス感染拡大防止対策を実施し、事業活動を行ってまいりました。また、全店舗におけるGo Toキャンペーンへの参画等により、回復の兆しが見られるようになりました。
店舗数は、国内では新規出店1店舗(直営店)、直営店から加盟店への転換が1店舗、閉店5店舗(直営店4店舗、加盟店1店舗)、海外では新規出店2店舗、閉店3店舗があり、合計275店舗(前連結会計年度末比5店舗減)となっております。その内訳は、国内店舗では、らーめん店舗119店舗、和食店舗9店舗、その他外食6店舗(合計134店舗)、海外店舗は141店舗であります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,069百万円(前年同期比31.6%減)、営業収益(売上高と営業収入の合計)は4,434百万円(同31.0%減)となりました。また、営業損失は477百万円(前年同期営業利益296百万円)、経常損失は350百万円(前年同期経常利益394百万円)、減損損失148百万円、法人税等調整額△151百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は378百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純利益226百万円)となりました。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として実施しました店舗休業および営業時間短縮に伴う休業手当の支給に対する雇用調整助成金54百万円は、営業外収益に計上しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①外食事業
8番らーめんフランチャイズチェーンの国内展開を主とするらーめん部門では、外出自粛による店内飲食の減少の影響を抑えるべく、従来から提供しているテイクアウト商品をさらにご利用いただくため、CM放映やクーポンの発行、既存店へのドライブスルーの設置推進に加え、テイクアウト専用の検索・予約サイト「EPARKテイクアウト」に参加する店舗を増やしております。さらに9月には、感染拡大防止対策を設計段階から取り入れた店舗として8番らーめん横江店を開店しました。また、「新・野菜五目らーめん」など6種類の期間限定商品や季節限定商品を販売し、来店客数の回復に努めております。
和食料理店を展開する和食部門においても、「EPARKテイクアウト」に参加するなどテイクアウトの充実を図るほか、地域の食を応援する取り組みの一環として、石川県内の農家と和菓子職人が県産農産物を使用して創作菓子を作る任意団体『農菓プロジェクト』とコラボレーションしたメニュー「Yell応援菓」を販売いたしました。新型コロナウイルス感染症対策も引き続き徹底し、来店いただいたお客様に安心してお食事いただけるよう努めております。
らーめん、和食業態以外では、道の駅・めぐみ白山のフードコート、北陸自動車道・徳光パーキングエリア内にある飲食・物販コーナーを運営し、「五郎島金時の宝石大学いも」をはじめとした地元の食材で作る惣菜やレモネード「はちれも」を販売するなど、地産地消への取り組みを行っております。
以上の結果、外食事業の当第3四半期連結累計期間の営業収益は3,479百万円(前年同期比35.7%減)、セグメント損失は115百万円(前年同期セグメント利益640百万円)となりました。
②外販事業
外販事業では、「8番らーめん」ブランドを活用し、より付加価値のある商品の開発と提案を行っております。地元スーパーマーケット、国内各地の生活協同組合、量販店への卸販売のほか、ネット通販では拡大する中食需要への取り組みとして、「ハチバンおうちごはん」と題し、らーめん・点心などの店舗の味をご家庭へお届けできるよう販売を強化しました。
以上の結果、外販事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は550百万円(前年同期比15.6%増)、セグメント利益は38百万円(同10.3%増)となりました。
③海外事業
8番らーめんフランチャイズチェーンの海外展開は、タイでは1店舗の新規オープンと1店舗の閉店があり134店舗、香港では1店舗の新規オープンと2店舗の閉店があり6店舗、ベトナムでは1店舗の運営を行っております。
これら海外店舗も、政府からの緊急事態宣言により休業や営業時間の短縮などを余儀なくされ、大きな影響を受けましたが、各国・地域とも、政府による経済政策などにより売上高回復の傾向が見られております。エキス(ラーメンスープ)・調味料の販売では、品質の維持、新たな商品の開発と生産体制の充実・増強に努め、海外および日本国内での販路拡大にも注力しております。
以上の結果、海外事業の当第3四半期連結累計期間の営業収益は404百万円(前年同期比24.8%減)、セグメント利益は110百万円(同35.7%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ497百万円増加して5,683百万円(前連結会計年度末比9.6%増)となりました。これは主に、有形固定資産が149百万円減少したものの、現金及び預金が202百万円、売掛金が194百万円、繰延税金資産が148百万円、その他の流動資産が110百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ946百万円増加して2,036百万円(前連結会計年度末比86.9%増)となりました。これは主に、賞与引当金が50百万円減少したものの、短期借入金が590百万円、長期借入金が409百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ449百万円減少して3,646百万円(前連結会計年度末比11.0%減)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失378百万円を計上したことにより、利益剰余金が437百万円減少したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。