当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分折
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって消費動向の落ち込みが続いておりましたが、ワクチン接種の進展や政府・自治体による各種施策の効果もあり、緩やかな回復の兆しが見られる状況となりました。
外食産業におきましては、9月に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されたものの、感染拡大防止のための営業時間短縮要請および酒類の提供自粛要請等を断続的に受けてきた影響から依然として厳しい経営環境が続いております。また、新型コロナウイルスの変異株による感染の再拡大が懸念され、先が見通せない状況であります。
このような状況においても、当社グループはお客様に安心してご来店いただきご満足いただけるよう、「食の安全・安心」、QSC(品質・サービス・清潔)、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の徹底に努めてまいりました。また、テイクアウトに加えて、キッチンカーや無人直売所などの新たな販売方法を開発し、地域の皆様から「食はハチバン」と言っていただけるよう様々な事業活動に取り組んでまいりました。
店舗数は、国内では新規出店が2店舗(直営店)、直営店から加盟店への転換が3店舗、海外では新規出店が9店舗、閉店が1店舗あり、合計287店舗(前連結会計年度末比10店舗増)となっております。その内訳は、国内店舗では、らーめん店舗117店舗、和食店舗9店舗、その他7店舗(合計133店舗)、海外店舗は154店舗であります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,089百万円(前年同期比0.5%増)、営業収益(売上高と営業収入の合計)は4,467百万円(同0.8%増)となりました。また、営業損失は222百万円(前年同期営業損失477百万円)、経常損失は19百万円(前年同期経常損失350百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は60百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失378百万円)となりました。
なお、自治体の要請に基づく感染拡大防止のための営業時間短縮に対する協力金収入163百万円は、営業外収益に計上しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①外食事業
8番らーめんフランチャイズチェーンの国内展開を主とするらーめん部門では、既存店へのドライブスルーの設置推進を継続するとともに、デリバリーサービスの利用可能店舗を拡大するなど、テイクアウト商品の利便性の向上に努めております。また、好評をいただいている春夏限定商品「海老餃子」の販売期間を延長するとともに、「野菜トマトらーめん」や「野菜五目らーめん」などを期間限定販売し、来店客数の回復に努めております。
和食料理店を展開する和食部門では、テイクアウト販売を継続しつつ、炭火焼き、そば商品をはじめとした新たな営業スタイルの開発を進めております。
らーめん、和食部門以外では、石川県産のさつまいもを使用した「宝石いも」や「いもぼう」をキッチンカーで販売するほか、旬の地元食材を使った「食べるめった汁定食」や「まっとうトマトらーめん」を開発・販売いたしました。
以上の結果、外食事業の当第3四半期連結累計期間の営業収益は3,556百万円(前年同期比2.2%増)、セグメント利益は314百万円(前年同期セグメント損失115百万円)となりました。
②外販事業
外販事業では、「8番らーめん」ブランドを活用し、より付加価値のある商品の開発と提案を行っております。地元スーパーマーケット、国内各地の生活協同組合、量販店への卸販売のほか、ネット通販の強化をはじめとした中食・内食需要への取り組みを継続するとともに、8番らーめんで人気のある冷凍餃子等の新たな販売方法として、無人直売所を開店いたしました。
以上の結果、外販事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は513百万円(前年同期比6.9%減)、セグメント利益は16百万円(同55.5%減)となりました。
③海外事業
8番らーめんフランチャイズチェーンの海外展開は、タイでは新規出店8店舗と閉店1店舗があり146店舗、香港では新規出店1店舗があり7店舗、ベトナムでは1店舗の運営を行っております。これら海外店舗も、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う休業や店内飲食の制限により大きな影響を受けましたが、新規感染者数の減少により営業に対する規制が緩和され、売上高が回復の兆しを見せております。また、ベトナムでは、1号店の長期休業後の営業指導と並行して2号店以降の物件調査を再開しております。
液体調味料の製造・販売については、加工食品メーカー向けの売上が堅調となっております。
以上の結果、海外事業の当第3四半期連結累計期間の営業収益は398百万円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益は108百万円(同1.4%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ76百万円減少して5,254百万円(前連結会計年度末比1.4%減)となりました。これは主に、売掛金が137百万円増加したものの、有形固定資産が146百万円、その他の流動資産が48百万円、差入保証金が33百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ59百万円増加して2,001百万円(前連結会計年度末比3.1%増)となりました。これは主に、長期借入金が82百万円減少したものの、買掛金が93百万円、その他の流動負債が66百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ136百万円減少して3,252百万円(前連結会計年度末比4.0%減)となりました。これは主に、利益剰余金が119百万円減少したことによるものであります。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。