第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う4月7日の政府の緊急事態宣言により、不要不急の外出自粛やテレワークの増加、店舗・レジャー施設などの営業自粛や学校の休校、工場などの操業停止や稼働時間の短縮などにより、経済活動が大きく停滞したことで、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。当社グループもこの影響により売上高、利益とも大きく減少しました。

 感染拡大はいまだ予断を許さない状況が続く中、当社グループは、取引先の皆様と一体となって日々柔軟な対応を図ってゆくと同時に、プロモーションを活用した商品ブランドの統一による自社ブランドの拡大、2020年10月に向けたアシード ロジスティクスセンター(ALC)の活用拡大及びタイ・ベトナムを中心にしたグローバル展開の3つの未来志向の重要課題に着実に取り組んでおります

 この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高5,600百万円(前年同四半期比20.3%減)、営業利益45百万円(同86.8%減)、経常利益55百万円(同82.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益10百万円(同94.7%減)となりました。

 

 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載しております。

①自販機運営リテイル事業

 自販機オペレーター(運営リテイル)業界におきましては、自販機ロケーションや設置台数の飽和状態が続くなか、業種・業態を越えた競争の激化による収益性の低下に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、事業環境は依然として厳しい状況にあります。特に4、5月には不要不急の外出自粛やテレワークの増加、店舗・レジャー施設などの営業自粛など取り巻く環境は激変し、売上高やセグメント利益は過去にない大幅な減少となりました。6月に入り、自販機のアウトロケーションを中心に売上高は持ち直してきたものの、従前同様の集客が見込めない観光地やレジャー施設などのロケーションを中心に売上が低迷し、全体では前年の水準には及ばない状況が続いております。この状況に対して、当社グループはこれから続く新しい日常に対応すべく、営業拠点の統廃合、人員抑制に伴うオペレーション効率の改善、徹底した管理コストの削減を図っております。

 この結果、自販機運営リテイル事業の売上高は2,495百万円(前年同四半期比35.1%減)、セグメント損失は151百万円(前年同四半期は51百万円のセグメント利益)となりました。

②飲料製造事業

 飲料製造事業におきましても、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、自販機市場での需要減少による影響やスポーツ・アウトドアシーンで需要の高いソフトパウチ飲料などの製造数量が大きく減少いたしました。

 この環境下で、RTD(低アルコール飲料)は根強い需要があり、引き続きブランドオーナーのご要望に沿う企画提案型(ODM)の営業を強化してまいります。また自社オリジナルRTD商品の「ASEED ASTER」(アシード アスター)は2020年3月にラインナップに加えた「福島もも」を中心に好評を得ており、ASTERの特徴であるストレート果汁の雑味のない美味しさを強調してまいります。

 この結果、飲料製造事業の売上高は3,040百万円(前年同四半期比2.6%減)、セグメント利益は283百万円(同24.8%減)となりました。

③飲料サービスシステム事業

 主要販売先である遊技場業界が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業自粛や休業要請により厳しい事業環境が続きました。本格コーヒーを景品として提供する「アオンズ・カード」の利用も、この影響を大きく受け売上高、セグメント利益が大きく減少いたしました。

 この結果、飲料サービスシステム事業の売上高は14百万円(前年同四半期比53.3%減)、セグメント利益は1百万円(同61.2%減)となりました。

④不動産運用事業

 不動産運用事業による売上高は49百万円(前年同四半期比56.8%増)、セグメント利益は47百万円(同3.6%増)となりました。なお、売上高はセグメント間の内部売上高38百万円を含めると88百万円となります。

(注)記載金額には、消費税等は含まれておりません。

(2) 財政状態の状況

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は5,350百万円となり、前連結会計年度末に比べ183百万円増加いたしました。これは現金及び預金の増加446百万円、受取手形及び売掛金の減少106百万円、商品及び製品の減少58百万円、前払費用の増加71百万円及びその他の減少165百万円等によるものです。また、固定資産は9,741百万円となり、前連結会計年度末に比べ69百万円減少いたしました。これはリース資産(純額)の減少38百万円及び長期前払費用の減少32百万円等によるものです。

 この結果、総資産は15,091百万円となり、前連結会計年度末に比べ113百万円増加いたしました。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における流動負債は7,395百万円となり、前連結会計年度末に比べ451百万円増加いたしました。これは買掛金の減少192百万円、短期借入金の増加470百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加70百万円、未払金の増加47百万円、未払消費税等の増加62百万円、賞与引当金の減少67百万円及びその他の増加88百万円等によるものです。また、固定負債は2,596百万円となり、前連結会計年度末に比べ282百万円減少いたしました。これは長期借入金の減少227百万円及びリース債務の減少41百万円等によるものです。

 この結果、負債合計は9,991百万円となり、前連結会計年度末に比べ169百万円増加いたしました。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は5,100百万円となり、前連結会計年度末に比べ55百万円減少いたしました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益による増加10百万円及び剰余金の配当による減少74百万円等によるものです。

 この結果、自己資本比率は33.8%(前連結会計年度末は34.4%)となりました。

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4) 研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、0百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(5) 生産、受注及び販売の実績

 当第1四半期連結累計期間における、飲料製造事業の生産実績及び受注実績につきましては、外出自粛等により
ソフトパウチ飲料の製造が大幅に減少しました。また、低アルコール飲料は根強い人気と新規取引先が増えたことにより、製造が増加しました。

① 生産実績

 当第1四半期連結累計期間の生産実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

前年同四半期比(%)

飲料製造事業

 

 

 

炭酸飲料(百万円)

733

97.3

 

非炭酸飲料(百万円)

151

23.4

 

低アルコール飲料(百万円)

1,627

107.8

 

ソフトパウチ飲料(百万円)

248

61.9

合計(百万円)

2,761

83.3

(注)1.上記金額は販売価格によっております。

2.上記金額には消費税等は含まれておりません。

 

② 受注実績

 当第1四半期連結累計期間における受注実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高

前年同四半期比(%)

受注残高

前年同四半期比(%)

飲料製造事業

 

 

 

 

 

炭酸飲料(百万円)

719

100.0

233

131.3

 

非炭酸飲料(百万円)

151

23.4

 

低アルコール飲料(百万円)

1,628

110.1

436

107.7

 

ソフトパウチ飲料(百万円)

164

40.9

57

46.8

合計(百万円)

2,664

82.0

726

103.1

(注)1.上記金額は販売価格によっております。

2.上記金額には消費税等は含まれておりません。

(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第1四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。

(7) 経営者の問題認識と今後の方針について

 当第1四半期連結累計期間において、経営者の問題認識と今後の方針について前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。