なお、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況につきましては、次のとおりであります。
当社グループは、前連結会計年度において営業損失85百万円を計上いたしました。
当該状況により、当社グループには継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
そこで当社グループは、「3[財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](5)継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況を改善するための対応策等」に記載のとおり、具体的な対応策を実施し当該状況の解消と改善に向けて努めております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益の回復や雇用・所得環境の改善傾向が見られ、緩やかな回復基調で推移しているものの、個人消費などは力強さを欠き、消費者マインドの低下等がわが国の景気を下押しするリスクとなっており、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
出版流通業界におきましても、話題の作品が出る一方で、スマートフォンやタブレット端末で閲覧できる無料電子版の配信などの影響により、特に雑誌及びコミックを中心に販売が低迷し、改善の兆しがなかなか見えない状況です。
このような状況下において、当社グループにおきましては、引き続き人員配置の工夫など店舗運営の効率化による経費の削減に努めながら、新規店としてLIVINよこすか店、六本木ヒルズ店、熊谷駅店の3店舗を出店いたしました。アニメ関連商品に特化した「アニメガ」では、当社グループ限定商品の展開が好調で、フェアの実施を積極的に行ってまいりました。また、新たな客層の獲得を見込み、ビジュアル系バンドのCDやグッズの取り扱いを始めました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は22,696百万円(前年同四半期比8.5%減)、営業利益は18百万円(前年同四半期比70.6%減)、経常利益は36百万円(前年同四半期比48.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は10百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失28百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、26,172百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,065百万円増加いたしました。主な要因は、現金及び預金が1,904百万円、商品が241百万円増加した一方、差入保証金が46百万円減少したことなどによるものです。
負債は25,768百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,065百万円増加いたしました。主な要因は、支払手形及び買掛金が3,902百万円増加した一方、1年内返済予定の長期借入金が538百万円、短期借入金が508百万円、社債が405百万円減少したことなどによるものです。
純資産は404百万円となり、前連結会計年度末に比べて0百万円増加いたしました。主な要因は、その他有価証券評価差額金が13百万円増加したことなどによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況を改善するための対応策等
当社グループは、「1[事業等のリスク]」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、当該状況を解消すべく、引き続き店舗リニューアルを含めたスクラップアンドビルド及び人員体制再構築などによる事業構造の改革を着実に進めることにより、営業利益及び営業キャッシュ・フローを獲得できる体制を構築しております。
今後の新規出店及び既存店のリニューアルにつきましては、好調な推移を見せている「アニメガ」を中心に新業態の出店を加速して新たな需要を喚起し、商品開発におきましても、高い利益率と集客性が見込める人気のアニメ・キャラクターグッズなど当社グループ限定商品を積極的に展開し、収益力の向上を図っております。
資金面につきましても、金融機関を中心とした手当により問題はないと認識しております。
以上により、当社グループは、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。