(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀による経済政策及び金融政策の効果もあり、引き続き景気は緩やかな回復基調にあったものの、依然として不透明な状況下で推移いたしました。外食業界におきましては、消費マインドの低迷が続く一方で、業種・業態の垣根を越えた顧客獲得競争がさらに激化しており、引き続き厳しい環境下にあります。
このような状況の中で、当社グループは、当期における最重要経営課題を「将来に向けた収益基盤の確立」と認識し、前期に引き続き新しい「専門店」業態の出店を積極的に進め、店舗改装の強化、店舗業態ポートフォリオの充実化を図るとともに、MD(マーチャンダイジング)改革の推進、外販事業やインバウンド事業など、様々な施策に取り組みました。
一方、店舗展開におきましては、新規出店を11店舗、店舗改装を52店舗(うち28店舗は「カラオケ・歌うんだ村」から「カラオケ・ファンタジー」への業態転換)、店舗閉鎖を18店舗で行いました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ6.7%減少の48,444百万円となりました。
セグメント別では、飲食事業につきましては、当社グループの既存店売上高が対前年比98.6%と減少したことや、前期及び当期に実施した店舗閉鎖による売上減少が大きく影響し、売上高は前年同期に比べ9.0%減少の39,328百万円となりました。
卸売事業につきましては、フランチャイズ店舗への食材卸売が減少したこと等により、売上高は前年同期に比べ1.9%減少の3,161百万円となりました。
不動産事業につきましては、賃借店舗物件の転貸が増加したこと等により、売上高は前年同期に比べ4.3%増加の816百万円となりました。
フランチャイズ事業につきましては、フランチャイズ店舗数が減少したこと等により、売上高は前年同期に比べ8.2%減少の276百万円となりました。
その他事業につきましては、物流子会社が行うグループ外部取引先への配送業務が増加したこと等により、売上高は前年同期に比べ10.9%増加の4,860百万円となりました。
一方、利益面につきましては、売上高の減少により売上総利益額は減少したものの、販売管理費のコスト削減効果等により、営業利益は前年同期に比べ151.4%増加の604百万円、経常利益は前年同期に比べ150.3%増加の619百万円となりました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前期に多額の特別利益を計上したのに対して、当期は特別損失の計上や繰延税金資産が減少したことなども影響し、前年同期に比べ99.9%減少の2百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は16,792百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,832百万円減少となりました。これは、現金及び預金が2,034百万円減少したこと等によるものであります。
また、固定資産は23,489百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,105百万円増加となりました。これは、店舗改装等により建物及び構築物(純額)が811百万円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は8,785百万円となり、前連結会計年度末に比べて526百万円減少となりました。これは、未払法人税等が783百万円減少したこと等によるものであります。
また、固定負債は8,570百万円となり、前連結会計年度末に比べて47百万円増加となりました。これは、役員退職慰労引当金が566百万円減少したことに対し、長期借入金が649百万円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は22,926百万円となり、前連結会計年度末に比べて248百万円減少となりました。これは、配当金の支払い等により利益剰余金が287百万円減少したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。