当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
(事業全般の概況)
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年12月31日まで)における当社グループ連結業績は、売上高1,286億76百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益59億11百万円(同3.2%減)、経常利益59億14百万円(同4.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益29億6百万円(同2.5%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における国内経済は緩やかな景気回復基調で推移したものの、大阪北部地震、東海地方の台風被害、北海道胆振東部地震などの災害が重なり、不透明な状況が続いています。
酒販事業の売上高は、2017年6月国税庁「新取引基準」の実施、ビール等の値上げ前に起こった買い置き需要に対する当年度の反動、5月度の大きな減収から6月度以降、回復しておりますが、その減収を埋め合わせるまでに至りませんでした。
外食事業の売上高は、上半期における、西日本中心の台風・豪雨と、北海道の地震といった天災・天候不順の影響を大きく受けたものの、12月度、グループ企業が増えたことにより、昨年度並みの売上高が維持できました。
2018年11月30日に株式会社つぼ八(以下、つぼ八)の株式を当社、株式会社やまやが53.8%、当社子会社チムニー株式会社が34.0%取得いたしました。
つぼ八は、直営店53店舗、FC店188店舗、海外FC店14店舗の飲食店を展開しております。
以上により、2018年12月末のグループ店舗数は、酒販事業331店(前年同期比3店増)、外食事業1,006店舗(同253店増、うち海外14店増)となり、グループ合計店舗数1,337店(同256店増、うち海外14店増)となりました。
これからも、「流通、販売の合理化を実践し、消費生活を豊かにすることで社会に貢献する」こと、「地域社会そして世界の人々の健康で豊かな社会の実現に貢献する」という企業理念を共有し、グループ全体としての企業価値の向上を目指し考動(こうどう)してまいります。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります
(酒販事業)
酒販事業の売上高は、2017年6月国税庁「新取引基準」の実施、ビール等の値上げ前に起こった買い置き需要に対する当年度の反動、5月度の大きな減収から6月度以降、回復しておりますが、その減収を埋め合わせるまでに至りませんでした。
「流通、販売の合理化を実践し、消費生活を豊かにすることで社会に貢献する」という当社の経営理念に則り、一層のEDLC・エブリデー・ローコストを実践し、販売費等の圧縮に努め、引き続き、EDLP・エブリデー・ロープライスの実現を図るため、全般的、改善・改革を続けております。
2018年4月1日、地域密着を図るため、当社、株式会社やまやの店舗のうち、奈良県以西の計43店舗を完全子会社である、やまや関西株式会社に、石川県、富山県及び福井県の計15店舗を同じく完全子会社、やまや北陸株式会社に事業譲渡いたしました。
新店は、北上店(岩手県)、相馬小泉店(福島県)、十和田店(青森県)、成田はなのき台店(千葉県)の4店を出店しました。当第3四半期の酒販事業の総店舗数は331店(前年同期比3店増)になりました。
既存店の改装は、福岡県と山口県で展開してまいりました「びっくり酒店」3店舗(知古店、那珂川店(福岡県)、新下関店(山口県))を「酒のやまや」へ屋号変更する大規模改装を実施し、酒販事業全店舗の「やまや」への屋号変更を完了しました。また西日本地域の店舗を中心に活性化のため既存店改装を実施しました。
当第3四半期連結累計期間の酒販事業セグメントの業績は、売上高942億27百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益38億59百万円(同4.6%増)となりました。
(外食事業)
外食事業の売上高は、上半期における、西日本中心の台風・豪雨と、北海道の地震といった天災・天候不順の影響を大きく受けたものの、12月度、グループ企業が増えたことにより、昨年度並みの売上高が維持できました。
外食業界においては、お客様の選別指向の継続、他業種を含めた競争の激化に加え、天候不順等よる影響、さらに原材料価格の上昇や人手不足の影響などにより、引き続き厳しい状況が続いています。このような環境のもと、価値あるものをお客様に提供するため、「食の六次産業化」の深耕と「地産地消・地産全消」の推進に取り組むとともに、「食」と「酒」のベストバランス実現で食の総合サービス産業への発展に取り組み、リピーター作りのためのサービス・メニューの提供を続け、先行予約に対する特典付与など、忘年会需要の取り込みにも努めました。
当第3四半期の外食事業の総店舗数は、直営店53店舗・FC店188店舗・海外FC店14店舗の飲食店を展開しておりますつぼ八をグループ企業に加えたことにより、直営店526店(前年同期比59店増)、国内FC店466店(同180店増)、海外FC店14店舗(同14店増)、1,006店舗(同253店増)となりました。
当第3四半期連結累計期間の外食事業セグメントの業績は、売上高355億17百万円(前年同期比0.0%減)、営業利益20億47百万円(同15.1%減)となりました。
(2)財政状態
(資産)
総資産は、前連結会計年度末と比べて74億08百万円(10.5%)増加し、781億52百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金が27億31百万円増加し、商品及び製品が17億85百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末と比べて69億42百万円(22.6%)増加し、376億19百万円となりました。
固定資産は、前連結会計年度末と比べて4億66百万円(1.2%)増加し、405億33百万円となりました。
(負債)
総負債は、前連結会計年度末と比べて45億13百万円(12.7%)増加し、401億45百万円となりました。
流動負債は、買掛金で44億40百万円増加し、短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)で12億33百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末と比べて46億11百万円(15.5%)増加し、343億82百万円となりました。
固定負債は、前連結会計年度末と比べて97百万円(△1.7%)減少し、57億63百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末と比べて28億94百万円(8.2%)増加し、380億07百万円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の41.9%から41.0%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当社は2018年10月29日開催の取締役会において、株式会社つぼ八の株式を取得し、子会社化することについて、日鉄住金物産株式会社との間で株式譲渡契約を締結することを決議し、2018年11月30日に同契約に基づき株式会社つぼ八の株式を取得し、同社及びその子会社1社を連結子会社といたしました。
詳細は、 「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (企業結合等関係)」に記載のとおりであります。