当中間会計期間において、新たな事業等リスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
(資産)
当中間会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ26億10百万円減少し、163億78百万円となりました。その要因は現金及び預金を主とした流動資産の減少27億13百万円、新規出店と改装を主とした有形固定資産の増加1億93百万円、敷金及び保証金の回収を主とした投資その他の資産の減少1億2百万円によるものであります。
(負債)
当中間会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ1億68百万円減少し、115億17百万円となりました。その要因は短期借入金を主とした流動負債の増加1億73百万円、長期借入金を主とした固定負債の減少3億42百万円によるものであります。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ、24億41百万円減少し、48億60百万円となりました。その要因は中間純損失を3億40百万円計上した一方で、株式会社コロワイドが保有する当社B種優先株式の全部(20株)の取得等に伴い、自己株式が21億23百万円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は29.7%(前事業年度末は38.5%)となりました。
②経営成績
当中間会計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善への期待を背景に経済活動が活性化し、個人消費やインバウンド需要の増加などにより、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇の長期化により個人消費には選別消費や価値重視といった質的な変化が強まる傾向が見られるほか、継続する人手不足や米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクの高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食産業においては、人流の回復やインバウンド需要の拡大により、緩やかな回復が続いております。しかしながら、原材料価格やエネルギーコストの高騰、採用難による人員不足及びそれに伴う人件費の上昇に加え、国内では実質賃金のマイナスが継続しており、外食に対する消費者の支出が慎重になる傾向も見られ、当社においても依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況下において、当社は「すべてはお客様と従業員のために」という企業理念のもと、「外食としての原点回帰」を基本方針に掲げ、食の本質的価値を見直す取り組みを進めております。その一環として、新体制のもと、ローカルチェーンとしての特徴を活かし、創業の地・福井県を中心にPR活動を展開しており、地域との繋がりを深めております。具体的には、福井県のBリーグチーム「福井ブローウィンズ」とのパートナーシップ契約の締結や、福井県を代表するタレントの桑原達秋さんを“アトム公式ファン代表”に起用するなど、地域との連携を強化しております。加えて、「ステーキ宮」では創業50周年を迎えたことを記念し、お客様に喜んでいただける各種施策を展開してまいりました。季節ならではのメニューや施策、地元食材の販売を通じて、お客様への提供価値を高め、家庭では味わえない多様な料理や高品質なサービスの提供に努め、「楽しかった、おいしかった」と感じていただける店舗づくりを推進しております。
ステーキ宮では、創業50周年を記念して「宮ハンバーグ50%増量キャンペーン」を実施しました。加えて、昨年高い評価を受けた「ミスジステーキフェア」の再実施や、「サラダバー半額フェア」「宮ロースじゅうじゅう焼き50%増量キャンペーン」など、お客様がお得にお食事を楽しめる施策を展開しました。さらに、来店者数の増加を図るために、7月末にグランドメニューの改定を行い、「ライスお替り無料」及び「ソースバー」の復活など、サービスの充実を図りました。
寿司業態では、季節感を演出するフェアとして「しまあじと夏の豊漁祭」「北海道産さんま」などを実施しました。また、福井県高浜漁港で水揚げされた「まだこ」を海鮮アトムにて販売したほか、「一本釣りとろかつおと秋の旬彩祭り」では福井県産の「ふくい名水サーモン」をメニューに取り入れるなど地元の魚を積極的に活用し、これらの取り組みを通じて、地産地消を推進し、サステナビリティに配慮した付加価値の高いメニュー展開に努めております。あわせて、「にぎりの徳兵衛イオンモール東浦店」を新規出店しました。
焼肉業態では、ブランドの認知度及び集客力の向上を目的として、TVCMの放映並びにシネアドを実施しました。加えて、映画館来場者に対して割引券を配布するなど、各映画館との連携による販促活動を通じて来店促進を図りました。さらに、猛暑の夏に頑張る方々を応援する施策として「スポーツ応援割」を実施するなど、集客力の強化と顧客満足度の向上に努めてまいりました。
これらの結果、当中間会計期間における業績は、売上高が149億96百万円(前年同期比17.6%減)、営業損失が1億85百万円(前年同期3億30百万円)、経常損失が2億15百万円(前年同期3億17百万円)、中間純損失が3億40百万円(前年同期5億15百万円)となりました。
当中間会計期間において、新規出店1店舗(「にぎりの徳兵衛」)、事業譲受により3店舗増加、不採算店3店舗(「ステーキ宮」1店舗、「カルビ大将」2店舗)を閉鎖したことにより、当中間会計期間末の店舗数は248店舗(直営店238店舗、FC店10店舗)となりました。また、業態転換を1店舗(「味のがんこ炎」から「カルビ大将」)、改装を11店舗(「ステーキ宮」4店舗、「にぎりの徳兵衛」1店舗、「海鮮アトム」2店舗、「カルビ大将」3店舗、FC店「にぎりの徳兵衛」1店舗)行いました。
当中間会計期間より報告セグメントの区分を「レストラン事業」の単一セグメントへ変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 中間財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。このため、セグメント別の記載を省略しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は43億15百万円となり、前事業年度末に比べ23億88百万円減少致しました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は2億80百万円となりました。
これは主に減価償却費(3億51百万円)、未払金の減少(3億90百万円)、法人税等の支出(4億25百万円)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は3億76百万円となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出(4億53百万円)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は17億31百万円となりました。
これは主に短期借入金の借入れによる収入(12億円)、長期借入金の返済による支出(10億45百万円)、ファイナンス・リース債務の返済による支出(58百万円)、優先株式強制償還による自己株式の取得による支出(21億27百万円)によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当中間会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間会計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
該当事項はありません。