第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券

報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀による経済対策や金融政策の効果から雇用情勢の改善をはじめとした緩やかな景気回復基調で推移しております。一方で、中国をはじめとした海外の経済成長の減速や円安がもたらす原材料や輸入品価格への影響から物価上昇圧力への懸念が高まり、消費全般の基調は引き続き楽観視できない状況で推移しました。

 外食業界におきましても、円安の影響による輸入品価格の実質的な値上がりや原材料価格、物流費の上昇などにより、国内景気を下押しするリスクが存在することから、景気の先行きには依然不透明な状況が続いております。

 また、人手不足に伴う人件費の高まりなども加わり、経営環境はより一層の厳しさを増しております。

 

 このような環境下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は617億69百万円、営業利益は17億25百万円、経常利益は19億8百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億61百万円となりました。

 

※当社は平成27年3月期より決算期を2月末日から3月31日に変更しております。これに伴い、当第3四半期累計期間(平成27年4月1日から平成27年12月31日)と比較対象となる前第3四半期累計期間(平成26年3月1日から平成26年11月30日)の期間が異なることから、前年同四半期比較については、記載しておりません。

 

 セグメントの業績は次のとおりであります。

 

 なお、第1四半期連結会計期間より、事業内容を明確に表示するために、従来の「ベンダー事業」は「デリカ事業」へとセグメント名称を変更しております。

 また、第1四半期連結会計期間より、当社グループ内の事業再編に伴い、従来「回転寿司事業」に属しておりま

したカッパ・クリエイト・サプライ株式会社(現社名:株式会社ジャパンフレッシュ)の事業を「デリカ事業」

セグメントの区分に変更しております。

 

〈回転寿司事業〉

 

 国内寿司事業におきましては、引き続き商品力の強化に取り組んでまいりました。

「ネタ力全開!!」というフレーズでお客様へ商品力の訴求を行い、高品質でお値打ち感のあるメニューをご提供してまいりました。

 サービス面では、かっぱ寿司全店において、クレジットカード・電子マネーのご利用を可能とし、お客様の利便性の向上に努めてまいりました。また、12月に株主優待制度を従来の「株主優待御食事券」から「ポイントカード制」に移行し、コロワイドグループとの相互利用も可能となり、ご利用可能な店舗を拡大しました。

 店舗面では、すべての商品をご注文いただいてからお作りしてお届けするフルオーダータイプへの改装を11店舗、看板を中心としたイメージ刷新のための改装を17店舗行いました。

 また、フルオーダータイプの新規店舗を平成27年12月、東松山と津藤方に2店舗出店いたしました。

 新たな業態開発も推進し、駅前を中心とした立地へ出店し、回転レーンを外し全ての商品をご注文いただいてからお作りし、ベルトコンベアーでお届けすることで新鮮、出来たての商品をご提供させていただいております。販売価格は段階的に複数の価格帯を設け、従来の低価格業態では商品化が難しかった高原価の商品もリーズナブルな価格にてご提供させていただいております。こちらの業態の屋号を「鮨ノ場」とし、東京都の青山、原宿、浅草、渋谷に4店舗オープン致しました。今後は「かっぱ寿司」に続く事業の柱として、成長させてまいります。

 海外寿司事業におきましては、現在、韓国にて6店舗を展開しております。商品力・サービスの向上に注力し、改善を進めた結果、前年を上回る売上高を達成致しました。

 第4四半期に向けては、お客様の入店状況に合わせた回転レーン上への十分な商品供給を行い、お客様にとって魅力あるレーンづくりを行うと共に、タッチパネルからのご注文に対してスピーディな対応を行い機会ロスの撲滅を目指してまいります。商品面におきましては、引き続き高品質でお値打ちなメニューのご提供と共に、コロワイドグループのシナジーを生かした商品開発を行い、季節に応じた魅力あるキャンペーン商品の投入により、お客様のご来店動機を高めてまいります。また、2月の「恵方巻き」等のテイクアウト商品の販売強化を行ってまいります。販売促進においてはTVCM等のマス媒体とLINE等SNS関連の媒体を複合的に活用し、効率的な活動を行ってまいります。

 以上の結果、回転寿司事業の売上高は533億19百万円、営業利益は18億3百万円となりました。

 

〈デリカ事業〉

 

 デリカ事業におきましては、コンビニエンスストアを中心とした寿司弁当、調理パン等の新規取引先の拡大及び既存顧客の販売強化に取り組んでおります。

 以上の結果、デリカ事業の売上高は84億49百万円、営業損失は36百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は340億86百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億54百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が15億98百万円減少、投資有価証券が9億21百万円減少、敷金及び保証金が3億18百万円減少、売掛金が5億49百万円増加、繰延税金資産(流動資産)が3億32百万円増加、その他(流動資産)が7億60百万円増加したことによります。

 負債の部は、196億98百万円となり、前連結会計年度末に比べ33億68百万円減少いたしました。これは主に、長期借入金が16億70百万円減少、未払消費税等が7億89百万円減少、退職給付に係る負債が3億19百万円減少、リース債務(固定負債)が2億94百万円減少、短期借入金が1億50百万円減少、賞与引当金が1億41百万円減少したことによります。

 純資産の部は、143億87百万円となり、前連結会計年度末に比べ23億13百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益20億61百万円及び退職給付会計基準の変更影響額3億53百万円により利益剰余金が増加したことによるものです。

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間におきまして、当社グループの対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

 特記すべき事項はありません。