当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券
報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、ソフトウエア関連が堅調なことに加え、主に中国での需要回復に牽引されて自動車の輸出が秋口以降大幅に伸び、更に通信分野では5G関連が本格的に立ち上がるなど、多くの業種で改善傾向が顕著になりました。しかしながら個人消費につきましては、一時後退していた新型コロナウイルス感染症への警戒感が11月下旬になって再燃し、「Go To キャンペーン」の見直しや飲食店の一層の時短営業要請、雇用環境の悪化による節約志向の高まりなどもあって、年末にかけて急激に停滞して参りました。
外食産業におきましては、洋風ファストフード業態が持ち帰りや宅配需要を追い風に好調が続き、焼き肉業態も店舗内の換気が良いことが評価された上に「Go To イート」の恩恵もあって、概ね堅調に推移致しました。しかしながら、居酒屋業態やファミリーレストラン業態などは新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛や時短営業の影響をもろに受け、低迷が続きました。特に新型コロナウイルス禍の第3波が顕在化すると、酒類を提供する飲食店に対して営業時間を一層短縮する要請が東京都を皮切りに各地の自治体で出されたことに加え、年末の宴会需要が消滅したため、居酒屋業態中心に非常に厳しい状況に見舞われております。
このような状況の中、当社の主力事業である回転寿司事業におきましては、より魅力的かつ付加価値の高いメニュー・商品の開発・販売を基盤とし、店舗オペレーションの一層の強化と新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みとして全店舗従業員への体温測定を含めた毎日の健康チェック、マスク着用の実施、アルコール消毒や消毒液の設置、ソーシャルディスタンス(社会的距離)確保などの感染予防対策を通じて既存顧客の満足度や安心感の向上と新規顧客の獲得に努めてまいりましたが、感染拡大を懸念する影響から不要不急の外出を自粛する傾向が続き、来店客数が減少したことにより売上高は前年同期を大幅に下回る結果となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は483億67百万円(前年同四半期比16.0%減)、営業損失は15億83百万円(前年同四半期は営業利益12億7百万円)、経常損失は14億65百万円(前年同四半期は経常利益14億20百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は17億89百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益10億51百万円)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
〈回転寿司事業〉
回転寿司事業におきましては、うに本来の旨み・甘みを堪能できる逸品「新物!うにつつみ」、毎年大人気の瀬戸内海産の牡蠣2種類などを期間限定で提供する「秋のごち旨づくしフェア」など、より希少性や限定感のある商品を提供してまいりました。
幅広い目的でかっぱ寿司を利用していただきたいという思いから多様化するお客様の嗜好にお応えすべく、サイドメニューの強化として、特に人気のある麺にフォーカスをあて、「麺や KAPPA」と銘打ったメディア先行試食会を開催し、イタリア料理「アルポルト」片岡シェフ監修「かっぱ寿司の海鮮マヨすぱ」、「本格ラーメンシリーズ」第11弾『煮干しとんこつ醤油ラーメン』・『香味油の醤油ラーメン』を発表し、テイクアウト・デリバリーの充実拡大に加え、ECサイトへの参入など様々な施策を行っていきます。また、コロナ禍におけるお客様並びに従業員の安心安全のために非接触対応システムとして、配膳・運搬ロボット「Servi」の実証実験を開始し、今後の導入拡大を検討してまいります。
決済方法の多様化・キャッシュレス化への対応の一環としてスマホ決済サービスとして新たに「J-Coin Pay」を全店舗にて導入し、国内のキャッシュレス化への対応とその需要にお応えし、今後も快適なお食事をしていただける環境整備に積極的に取り組んでまいります。
店舗オペレーションにおきましては、引き続き商品・サービスのクオリティ向上を最優先としながら商品提供時間やウェイティング・タイムの短縮に向けた活動を強化し、不満足要因の排除とお客様満足度の持続的な向上に継続して取り組むとともに、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みとして、全店舗従業員への体温測定を含めた毎日の健康チェック、マスク着用の実施、アルコール消毒や消毒液の設置、ソーシャルディスタンス(社会的距離)確保などの感染予防対策を行い、お客様が安全・安心して食事を楽しめる環境を提供してまいりました。
以上の結果、回転寿司事業の売上高は390億85百万円(前年同四半期比19.1%減)となりました。
<デリカ事業>
デリカ事業におきましては、コンビニやスーパーストアを中心とした既存顧客に対する寿司弁当・調理パン等の商品の拡充、新製品の提案や新規取引先の発掘など販売強化に取り組むと共に各拠点間での生産移管等を通じて生産能力の充実と効率化を図っております。
以上の結果、デリカ事業の売上高は94億32百万円(前年同四半期比0.6%減)となりました。
②財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間における総資産は328億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ39億円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が26億90百万円増加、売掛金が12億24百万円増加、工具、器具及び備品が7億56百万円増加、リース資産が1億12百万円減少、敷金及び保証金が4億63百万円減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間における総負債は225億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ56億80百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が40億円増加、長期借入金及び1年内返済予定の長期借入金が10億円増加、社債及び1年内償還予定の社債が2億55百万円増加、未払金及び長期未払金が7億94百万円増加、未払法人税等が3億77百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間における純資産は103億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億80百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失17億89百万円により利益剰余金が減少したことによるものです。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間におきまして、当社グループの対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
該当事項はありません。