第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、当社には、以下の財務制限条項を付した金銭消費貸借契約があり、当第2四半期連結会計期間末の当該契約借入金残高は8,220百万円となっております。

 

(財務制限条項)

当社は、長期借入金として取引金融機関と複数のシンジケートローン等を締結しております。これらの契約には、以下の財務制限条項が付されており、条項に抵触した場合には、借入金の返済を要請される可能性があります。

(1)各年度決算期の末日における当社の貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の末日または契約で基準と定める決算期の末日における当社の単体の貸借対照表における純資産の部の金額のいずれか大きいほうの75%の金額以上に維持すること。

(2)各本・中間決算期の末日における当社の単体の損益計算書上において、2半期(各本・中間決算期毎に1半期として計算する。)連続して経常損失を計上しないこと。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当第2四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績の状況の概要は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(2018年8月21日~2019年2月20日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復傾向にありました。先行きに関しましては、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動による影響等が懸念される状況にあります。

このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)は、売上の伸長、収益性の改善を図るために商品力・売場提案力の向上による値引きに頼らない販売に努めると同時に、EC事業の強化、SCM(サプライチェーンマネジメント)の推進や在庫適正化への取り組みを進め、お客様に選ばれるジーンズセレクトショップとしての企業価値向上に努めてまいりました。

商品面、販売促進面におきましては、ナショナルブランドとのパートナーシップ強化のもと、シーズン商品においても創業40周年記念モデルを多数展開するなど、魅力ある商品の品揃えに努めてまいりました。また、「イメージ戦略の強化」として、有名な俳優・モデルを起用し、SNS・デジタルメディア等を通じて、主力の打ち出し商品の価値・魅力を積極的に情報発信いたしました。また異業種他社とのコラボレーションによる販売促進も引き続き実施し、来店客数の向上に努めてまいりました。

店舗展開におきましては、ららぽーと名古屋みなとアクルス店(愛知県名古屋市港区)をはじめ、国内に4店舗を出店、7店舗を閉鎖し、グループ全体の当第2四半期連結累計期間末の店舗数は495店舗となりました。既存店舗におきましては、お客様にとってより選びやすい売場を実現するための改装、陳列什器の入れ替え、照明のLED化などを行い、商品1つひとつの特長を訴求・演出する売場への変革を行ってまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

a.財政状態の分析

資産

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,596百万円減少し、56,187百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べて14百万円減少し、35,938百万円となりました。これは主に現金及び預金が1,182百万円増加し、商品が107百万円、売掛金が361百万円それぞれ減少したことによるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,581百万円減少し、20,249百万円となりました。これは主に有形固定資産が1,378百万円、投資その他の資産が214百万円それぞれ減少したことによるものであります。

負債

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて443百万円増加し、28,866百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べて2,111百万円増加し、19,158百万円となりました。これは主に、電子記録債務が2,928百万円、支払手形及び買掛金が486百万円がそれぞれ増加し、未払法人税等が276百万円、1年内返済予定の長期借入金が250百万円それぞれ減少したことによるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,667百万円減少し、9,707百万円となりました。これは主に長期借入金が1,670百万円減少したことによるものであります。

純資産

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2,039百万円減少し、27,321百万円となりました。これは主に利益剰余金の減少があったことによるものであり、総資産に占める自己資本比率は48.5%となりました。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結累計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。

 

b.経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間は、9月のシーズンの立ち上がりにおいては秋物商品が堅調に推移しましたが、10月以降は例年に比べ気温の高い日が多く、打ち出しを強化した冬素材ボトムスやアウターなどの防寒商品の動向が鈍く、販売は苦戦しました。また、上半期の最大の商戦である年末年始商戦では客数を大きく伸ばすことができず、売上高は39,043百万円となりました。多くのお客様のあらゆるニーズにお応えすることを目的に様々なテイストの商品を多数展開いたしましたが、これにより他社との同質化を招き、「ライトオンらしさ」が薄れたことが苦戦の主な要因と考えております。

販売動向を踏まえた在庫コントロールにより、当第2四半期連結会計期間末の在庫は大幅な削減を図ることができましたが(単体比較:前年同期比17.0%減)、利益面につきましては、販売不振品に関する大幅な値下げの実施などにより売上総利益率が悪化したことに加え、各施策強化に伴い販売費及び一般管理費が増加したこともあり、営業損失は419百万円、経常損失は336百万円となりました。

最終損益は、店舗改装に伴う固定資産除却損に加え、退店店舗及び収益性の厳しい店舗について減損損失を計上するなど特別損失を1,338百万円計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,767百万円となりました。

なお、前連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、当第2四半期連結累計期間は前四半期連結累計期間との比較は行っておりません。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,183百万円増加し、19,048百万円となっております。

 

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は3,921百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失1,666百万円、減価償却費739百万円、減損損失1,246百万円を計上したこと、仕入債務の増加2,974百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は568百万円となりました。これは主に、新規出店、リニューアル等に伴う有形固定資産の取得による支出424百万円や敷金及び保証金の差入による支出96百万円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は2,169百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1,920百万円があったことによるものであります。

なお、前連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、当第2四半期連結累計期間は前四半期連結累計期間との比較は行っておりません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。