第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクにつき、変更点は以下のとおりとなっております。

 

1.財務制限条項

当社グループの一部の借入金に付されている財務制限条項について条件変更を行っております。変更後の財務制限条項は以下のとおりとなっております。

(1)各本・中間決算期の末日における当社の単体の貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の末日または2019年8月決算期の末日における当社の単体の貸借対照表における純資産の部の金額のいずれか大きい方の60%の金額以上に維持すること。

(2)各本・中間決算期の末日における当社の単体の損益計算書上において、2半期(各本・中間決算期毎に1半期として計算する。)連続して経常損失を計上しないこと。

上記の条件変更により、当第2四半期連結会計期間末においては財務制限条項に抵触していないため、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「11.重要事象等」は解消しております。

 

2.新型コロナウイルス感染拡大に伴うリスク

新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛要請による消費マインドの低下や、商業施設の営業時間短縮、長期にわたる臨時休業などの措置により来店客数が減少する可能性があります。この場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当第2四半期連結累計期間(2019年9月1日~2020年2月29日)における当社グループの財政状態、経営成績の状況の概要は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において判断したものであります。

また、2019年8月期に決算日を8月20日から8月末日に変更しているため、前第2四半期連結累計期間(2018年8月21日から2019年2月20日)と比較対象期間は異なりますが、対前年同四半期比については、参考数値として記載しております。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復傾向が見られたものの、先行きに関しましては、新型コロナウィルス感染症が内外経済に与える影響や通商問題を巡る動きに伴う海外経済の動向、金融資本市場の変動による影響にも注視する必要がある状況にあります。

このような状況の中、当社グループは、ジーンズをコアアイテムとしたアメリカンカジュアルファッションのセレクトショップとしてストアコンセプトを確立し、商品力の向上に努めるとともに、収益性の改善のための各施策の取り組みを進めてまいりました。

商品面におきましては、前期に引き続きナショナルブランドとのパートナーシップを強化し、ジーンズセレクトショップとしての品揃えを強固なものにするとともに、プライベートブランドの「BACK NUMBER」を主軸に、企画・素材開発・品質管理の強化を進めてまいりました。

また、ECの強化対策として、前期は自社サイトのリニューアル、主要業務の内製化、EC向け物流倉庫と店舗向け物流倉庫との統合など、抜本的な枠組みの改革を進め、当期は商品への思いやこだわり・着こなし提案を充実させたコンテンツを拡充し、お客様にとってより見やすく買いやすい環境を整えてまいりました。

店舗展開におきましては、国内では4店舗の出店と11店舗の退店を実施したことにより、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は464店舗となりました。また連結子会社の台灣萊特昂股份有限公司は、1店舗を閉鎖し、グループ全体の当第2四半期連結会計期間末の店舗数は465店舗となりました。既存店舗につきましては、よりよい立地・区画への移動や売場増床などを実施し、売場環境の整備も並行して進め、売上の回復に努めてまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び当第2四半期連結累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。

 

a.財政状態の分析

資産

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,476百万円減少し、45,129百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べて866百万円減少し、28,301百万円となりました。これは主に現金及び預金が2,310百万円、受取手形及び売掛金が295百万円それぞれ減少し、商品が2,821百万円増加したことによるものであります。

 

固定資産は、前連結会計年度末に比べて610百万円減少し、16,828百万円となりました。これは主に有形固定資産が705百万円、投資その他の資産が95百万円それぞれ減少し、無形固定資産が190百万円増加したことによるものであります。

負債

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて963百万円減少し、23,002百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べて603百万円増加し、16,489百万円となりました。これは主に、電子記録債務が2,020百万円、未払法人税等が10百万円がそれぞれ増加し、支払手形及び買掛金が375百万円、1年内返済予定の長期借入金が150百万円それぞれ減少したことによるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,567百万円減少し、6,513百万円となりました。これは主に長期借入金が1,520百万円減少したことによるものであります。

純資産

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて513百万円減少し、22,126百万円となりました。これは主に利益剰余金の減少があったことによるものであり、総資産に占める自己資本比率は48.8%となりました。

 

b.経営成績の状況

以上の施策を講じましたが、商品の品揃えとファッショントレンドとの乖離が大きく、また、消費税増税や暖冬の影響もあり、防寒アイテムの販売が低調に推移したことで、9月から12月にかけ、継続して売上不振が続きました。トレンド要素を盛り込み、買いやすい価格で販売した春物商品の動向は年明けから堅調でしたが、1月後半以降、新型コロナウイルスの影響が日々大きくなり、売上を挽回させることができず、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比19.9%減の31,276百万円となりました。

部門別売上高といたしましては、ボトムス部門の売上高は9,950百万円(前年同四半期比19.4%減)、カットソー・ニット部門の売上高は10,334百万円(前年同四半期比12.0%減)、シャツ・アウター部門の売上高は6,137百万円(前年同四半期比23.7%減)となりました。

利益面につきましては、売上高の大幅な減少により、販売費及び一般管理費を抑制したものの、計画を下回る結果となり、営業利益145百万円(前年同四半期は営業損失419百万円)、経常利益207百万円(前年同四半期は経常損失336百万円)となりました。最終損益につきましては、店舗改装に伴う固定資産除却損の計上に加え、退店店舗及び収益性の厳しい店舗について減損損失を計上するなど特別損失を634百万円計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失483百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失1,767百万円)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,310百万円減少し、11,231百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は307百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失378百万円、減価償却費480百万円、減損損失589百万円を計上したこと、たな卸資産の増加2,815百万円、仕入債務の増加1,976百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は954百万円となりました。これは主に、新規出店、リニューアル等に伴う有形固定資産の取得による支出536百万円、無形固定資産の取得による支出288百万円、敷金及び保証金の差入による支出102百万円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は1,672百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1,670百万円があったことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。