第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費と輸出が減少したことに起因し、2015年4-6月期の実質GDPの成長率は、3四半期ぶりにマイナス成長となりました。しかし、緩やかに回復基調の兆しも見えてきており、個人消費については総じて底堅い動きとなっております。

また、世界経済は中国経済が減速基調を続けるなか、アジア新興国等に若干弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復傾向が見られます。米国においては、2015年4-6月期の実質GDP成長率が前期比年率+3.7%となり、雇用・所得環境も改善に向かうとともに堅調な内需に支えられております。さらに、ユーロ圏では、実体経済の足取りが重いながらも回復基調を維持しており、2015年4-6月期の実質GDP成長率は前期比+0.3%と前期並みの成長を維持しております。

このような状況の中、当社グループは“「感じ良いくらし」を実現する企業”として、『ムダをなくす取組み(廃棄物削減)』『天然資源の保全』『安心・安全への配慮』『絆を大切にする活動』『温暖化への配慮』といったテーマを軸に、より良い商品の開発、店舗数の拡大に努めてまいりました。

 

当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、次のとおりであります。

営業収益    1,474億48百万円(前年同期比 19.3%増)

売上高     1,471億87百万円(前年同期比 19.4%増)

営業利益     160億71百万円(前年同期比 38.1%増)

経常利益     162億75百万円(前年同期比 37.9%増)

四半期純利益   103億73百万円(前年同期比 49.7%増)

 

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

 

① 国内事業

国内事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は971億47百万円(前年同期比7.0%増)、セグメント利益は

  87億57百万円(同10.4%増)と増収増益になりました。

衣服・雑貨では「ずっと、ずっと。麻と。」の訴求効果による「麻」シリーズの各商品や、「シャツは畑で生まれます。」による「綿」シリーズの商品が好調で、売上高の伸長に大きく貢献いたしました。生活雑貨では「体にフィットするソファ」や「超音波うるおいアロマディフューザー」などを中心とした売上高が好調であったこと、また、食品では「好みの濃さで味わう」、「水出し」等の各種飲料の売上高が堅実に伸長したことなどが、営業収益を押し上げる要因となりました。

直営店では14店舗を新規出店し、売上高は前年同期比9.4%増と順調に推移いたしました。2015年3月には、衣服を中心に生活を提案することをコンセプトに「無印良品天神大名」を開店し、既存の「MUJIキャナルシティ博多」の改装とともに、感じ良いくらしを提案しております。また、2015年4月より全国の39店舗でスタートいたしました免税販売サービスは、売上構成比を上昇させており、継続的に売上高伸長に大きく貢献しております。

加えて、ネットストアは売上高が前年同期比13.9%増、また、カフェ&ミールは5店舗を新規出店し、同13.9%増と好調に推移しております。

 

② 東アジア地域事業

東アジア地域事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は390億11百万円(同62.4%増)、セグメント利益は78億42百万円(同95.2%増)となりました。

中国、台湾、香港が大幅な増収増益となりました。特に中国は出店を加速させた結果、店舗数は前年同期から24店舗増加し、売上高が同159.0%と大幅に増加いたしました。また、台湾は前年同期から7店舗増加し、好調に推移しております。さらに各国・地域においても、在庫の適正化を図ったことにより利益の増加に奏功いたしました。

 

 ③ 欧米地域事業

欧米地域事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は73億66百万円(同20.0%増)、セグメント損失は4億82百万円(前年同期は1億69百万円の損失)となりました。

厳しい業績が続くフランスにおいてLA DEFENSEとTERNESの2店舗を閉鎖し、再建計画を着実に進めております。また、米国は、第3四半期にオープン予定店舗に関する費用等の支出により、営業利益を若干押し下げました。一方、昨年度に新規設立したMUJI CANADA LIMITEDは1号店が順調に推移しており、貢献度が確実に向上しております。

 

 ④ 西南アジア・オセアニア地域事業

西南アジア・オセアニア地域事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は39億22百万円(同50.6%増)、セグメント損失は68百万円(前年同期は33百万円の損失)になりました。

タイでは、衣服・雑貨が売上高の伸長に大きく貢献し、季節商品を順調に消化することができました。また、シンガポールでは既存店が売上高、客数ともに伸長したことや在庫の適正化を図ったことにより、利益体質へ改善しつつあります。その他の国では店頭売上高が好調でしたが、店舗数増加に伴う販売費及び一般管理費等の増加により増収減益となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、357億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ52億53百万円増加いたしました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

[営業活動によるキャッシュ・フロー]

営業活動の結果増加した資金は、120億57百万円(前年同期は64億31百万円の増加)となりました。

これは主に、税金等調整前四半期純利益168億7百万円、法人税等の支払額52億43百万円、減価償却費33億24百万円によるものです。

 

[投資活動によるキャッシュ・フロー]

投資活動の結果支出した資金は、36億70百万円(前年同期は144億90百万円の支出)となりました。

これは主に、直営店の出店及び改装に伴う有形固定資産の取得による支出36億80百万円、投資有価証券売却による収入15億46百万円、無形固定資産等の取得による支出10億27百万円によるものです。

 

[財務活動によるキャッシュ・フロー]

財務活動の結果支出した資金は、35億77百万円(前年同期は49億1百万円の増加)となりました。

これは主に、長期借入れによる収入30億54百万円、配当金の支払額27億89百万円、短期借入金の返済38億35百万円によるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は3億60百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

当第2四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて、重要な変更はありません。

 (6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

① 財政状態

当第2四半期連結会計期間末における当社グループの総資産は、1,928億23百万円となり、前連結会計年度末に比べ58億75百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加53億33百万円、投資有価証券の増加13億40百万円、売掛金の減少21億91百万円によるものです。

負債は536億46百万円と46億29百万円減少いたしました。これは主に、買掛金の減少68億41百万円、長期借入金の増加27億23百万円、短期借入金の減少42億20百万円によるものです。

純資産は1,391億76百万円と105億5百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加75億83百万円、その他有価証券評価差額金の増加16億47百万円によるものです。

 

② キャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローについては、上記「(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。