第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、2018年4-6月期の実質GDPの成長率が前期比プラス0.7%(年率換算3.0%)となり、2四半期連続のプラス成長となりました。輸出・生産活動は豪雨等の影響もあって弱含んでいますが、個人投資・設備投資は回復しています。

また、世界経済は、ユーロ圏の4-6月期の実質GDP成長率が前期比プラス0.4%と1-3月期同様の堅調な伸びを維持しました。ドイツでは政府支出が増勢を強め、個人消費は堅調を維持するなど内需を中心に前期から成長ペースが加速しました。ユーロ圏全体では、内外需ともに好調だった昨年に比べても、緩やかな景気拡大基調に大きな変化は見られていません。米国においても、4-6月期の実質GDP成長率は前期比年率プラス4.2%と、2014年7-9月期以来の高い水準となりました。個人消費が同プラス3.8%と前期から伸び率を大きく拡大させたほか、原油価格の上昇を受けた鉱業部門の投資拡大を受け設備投資は同プラス8.5%と高めの伸びを維持しました。一方、中国においては、デレバレッジ(過剰債務の削減)に伴う内需減速を主因に、4-6月期の実質GDP成長率は前年比プラス6.7%と前期から小幅に低下しました。また、中国以外のアジア諸国・地域についても、個人消費を中心とした内需の底堅さに加え、輸出の増勢持続により景気は安定した拡大を続けています。

このような状況の中、当社グループは“「感じ良いくらし」を実現する企業”として、『ムダをなくす取組み(廃棄物削減)』『天然資源の保全』『安心・安全への配慮』『絆を大切にする活動』『温暖化への配慮』といったテーマを軸に、より良い商品の開発、店舗数の拡大に努めてまいりました。

 

当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、次のとおりであります。

営業収益              2,012億75百万円(前年同期比  10.0%増)

売上高               2,008億15百万円(前年同期比  10.0%増)

営業利益               235億60百万円(前年同期比  11.5%増)

経常利益               235億29百万円(前年同期比   9.1%増)

親会社株主に帰属する四半期純利益   181億1百万円(前年同期比  24.1%増)

 

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。なお、文中の店舗数は、無印良品、MUJIcom、MUJI to Go、Cafe MUJI、Cafe&Meal MUJI、IDEE店舗等の合計を表記しております。

 

① 国内事業

国内事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は1,246億50百万円(前年同期比6.2%増)、セグメント利益は144億59百万円(同3.6%減)と増収となりました。

当第2四半期連結会計期間末の国内店舗数は、457店舗(前期末差3店舗増)となりました。

衣服・雑貨では紳士、婦人ウェアが全般的に好調に推移しました。特に半袖Tシャツやタンクトップ等の盛夏商品が好調でした。生活雑貨では小物の雑貨が好調に推移しました。特にスキンケア用品で昨年から発売を開始しました「導入化粧液」や「マイルドクレンジングシリーズ」、「美白シリーズ」などが好調でした。食品では「カレーシリーズ」に加えて「食べるスープシリーズ」などのレトルトラインが好調に推移しました。

 

② 東アジア事業

東アジア事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は585億73百万円(前年同期比15.8%増)、セグメント利益は91億91百万円(同29.6%増)と増収増益となりました。

当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、348店舗(前期末差15店舗増)となりました。

中国においては、新規出店を重ねたことに加えて京東商城のWebサイトで販売を開始したこと等により増収となりました。韓国では衣服・雑貨を中心に好調に推移しました。特に「フレンチリネンシリーズ」が売上を牽引しました。

 

  ③ 欧米事業

欧米事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は104億82百万円(前年同期比17.2%増)、セグメント損失は6億9百万円(前年同期は11億9百万円の損失)となりました。

当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、68店舗(前期末差4店舗減)となりました。

欧州では、前期に不採算店の整理を進めたことに加え、「フレンチリネンシリーズ」を中心とした衣服雑貨の売上が好調に推移しており、回復基調が持続しています。一方、米国においては、物流改善による経費が先行したことにより、販管費が嵩みました。

 

  ④ 西南アジア・オセアニア事業

西南アジア・オセアニア事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益は75億67百万円(前年同期比25.6%増)、セグメント利益は1億67百万円(前年同期は1億66百万円の損失)と増収増益となりました。

当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、72店舗(前期末差3店舗増)となりました。

オーストラリアでは「フランネルシリーズ」などの衣服・雑貨の売上が好調でした。タイにおいても衣服・雑貨の売上が好調でした。特に盛夏商品が好調に推移しました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、522億53百万円となり、前連結会計年度末に比べ49億24百万円増加いたしました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

[営業活動によるキャッシュ・フロー]

営業活動の結果増加した資金は、146億73百万円(前年同期は186億33百万円の収入)となりました。

これは主に、税金等調整前四半期純利益262億14百万円及び減価償却費37億70百万円と、法人税等の支払額97億34百万円によるものです。

 

[投資活動によるキャッシュ・フロー]

投資活動の結果支出した資金は、37億51百万円(前年同期は71億2百万円の支出)となりました。

これは主に、直営店の出店及び改装に伴う有形固定資産の取得による支出51億64百万円、無形固定資産等の取得による支出16億44百万円、投資有価証券の売却による収入42億5百万円によるものです。

 

[財務活動によるキャッシュ・フロー]

財務活動の結果支出した資金は、48億65百万円(前年同期は101億92百万円の支出)となりました。

これは主に、配当金の支払額48億27百万円、長期借入金の返済3億46百万円によるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は6億83百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。

 

グローバルサプライチェーンマネジメント再構築にかかるシステム変更を計画しており、2018年度から2020年度にかけてソフトウェア投資を予定しております。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

当第2四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて、重要な変更はありません。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当第2四半期連結会計期間末における当社グループの総資産は、2,439億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ56億14百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加54億76百万円、商品の増加9億80百万円、直営店の出店及び改装による有形固定資産の増加9億69百万円、投資有価証券の減少19億17百万円によるものです。

負債は557億80百万円となり、81億5百万円減少いたしました。これは主に、買掛金の減少7億92百万円、未払法人税等の減少21億59百万円、流動負債その他の減少37億90百万円、長期借入金の減少7億71百万円によるものです。

純資産は1,881億46百万円となり、137億20百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加132億79百万円、繰延ヘッジ損益の増加34億47百万円、為替換算調整勘定の減少28億21百万円によるものです。

この結果、連結ベースの自己資本比率は、前連結会計年度末の71.3%から75.4%となりました。