第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、新たに発生したリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

当中間連結会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境が改善傾向にあり、景気は緩やかな持ち直しの動きが見られました。一方で、急激な物価上昇は落ち着きを見せているものの一部の食料品等においては上昇傾向であるほか、不安定な国際情勢や諸外国の金融政策に伴う為替の変動等による消費マインドの動向を注視する必要があり、今後の国内経済の見通しは不透明な状況が続いております。

そのようななか、当社グループにおいては基幹事業であるカー用品事業は増収減益、ブライダル事業は減収減益となり、建設不動産事業は増収増益となりました。

なお、セグメント別の状況は以下の通りとなります。売上高につきましてはセグメント情報等の外部顧客への売上高を基準としております。

(カー用品事業)

一部のタイヤメーカーによる値上げが2025年6月に実施され、値上げ前の営業活動による需要取り込みに注力した結果、タイヤ販売および付随するタイヤ交換工賃が好調に推移しました。また、強化部門である車両販売は、中古車取引相場の影響を受けにくい小売販売に注力し前年を上回る推移をしました。その結果、売上高については前年同期と比べ増収となりました。利益面については、中古車相場価格の変動および未稼働商品在庫処分による粗利益の減少と、従業員の待遇向上による費用と売上高に伴う支払ロイヤリティの増加により、前年同期と比べ減益となりました。なお、2025年7月1日付で秋田県において営業するオートバックス店舗4店舗を事業譲渡いたしました。

(ブライダル事業)

2024年4月以降の施設見学者数が、主に名古屋・大阪において当初の見込みより減少をしたため、当中間連結会計期間の婚礼組数の受注に苦戦をいたしました。これにより前年同期と比べ減収減益となりました。

(建設不動産事業)

不動産事業において保有する不動産物件の戦略的な売却を実施するとともに、収益性を重視した優良賃貸物件の賃貸稼働率の向上に努めたことと、建設・エネルギー事業において受注している大型工事案件の工事進捗を基準とした売上計上により、前年同期と比べ増収増益となりました。

(その他の事業)

売上高について、内訳は保有する不動産の賃貸売上となりますので、前年同期とほぼ同等の実績となりました。利益面については、販売費及び一般管理費の低減に努めた結果、前年同期と比べ増益となりました。

 

(総括)

以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は18,695百万円(前年同期比9.9%増)となり、営業利益につきましては376百万円(前年同期比8.6%増)、経常利益につきましては418百万円(前年同期比3.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は、272百万円(前年同期比15.8%増)となりました。

 

セグメントの業績を示すと次のとおりであります。

①カー用品事業

売上高は、15,139百万円(前年同期比3.0%増)、セグメント利益は、357百万円(前年同期比3.7%減)となりました。

②ブライダル事業

売上高は、1,782百万円(前年同期比3.2%減)、セグメント損失は、190百万円(前年同期は、128百万円の損失)となりました。

③建設不動産事業

売上高は、1,763百万円(前年同期比278.1%増)、セグメント利益は、130百万円(前年同期比286.8%増)となりました。

④その他の事業

売上高は、10百万円(前年同期比69.4%増)、セグメント利益は、83百万円(前年同期比11.5%増)となりました。

(2)財政状態の分析

流動資産

当中間連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ、195百万円増加し、12,058百万円となりました。これは、主に現金及び預金の増加によるものです。

固定資産

当中間連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ、346百万円増加し、16,617百万円となりました。これは、主に差入保証金の増加によるものです。

流動負債

当中間連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ、273百万円増加し、8,041百万円となりました。これは、主に買掛金の増加によるものです。

固定負債

当中間連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ、34百万円減少し、4,619百万円となりました。これは、主に資産除去債務の減少によるものです。

純資産

当中間連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ、303百万円増加し、16,014百万円となりました。これは、主に利益剰余金の増加によるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの分析

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、1,814百万円となり前連結会計年度末に比べ、444百万円の増加となりました。

営業活動により得られた資金は、税金等調整前中間純利益の計上等により、758百万円(前年同期は725百万円の収入)となりました。

投資活動により支出した資金は、有形固定資産の取得による支出等により、456百万円(前年同期は305百万円の支出)となりました。

財務活動により得られた資金は、短期借入金の純増額等により142百万円(前年同期は533百万円の支出)となりました。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7)経営成績に重要な影響を与える要因

当中間連結会計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。

 

(8)資本の財源及び資金の流動性について

当中間連結会計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。

 

3【重要な契約等】

当社は、2025年4月22日の取締役会において、連結子会社である株式会社アイエーオートバックスにおいて営業する一部店舗を、株式会社オートバックス東日本販売に事業譲渡することを決議し、2025年7月1日付で、事業譲渡を行いました。

 詳細は、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。