(1) 業績
当期における我が国経済は、一部に改善の遅れがみられるものの、緩やかな回復基調が続いております。
先行きについては、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動により、下振れするリスクがあります。
個人消費は、このところ足踏みがみられるものの、実質総雇用者所得は緩やかに増加しており、消費者マインドは持ち直しに向かうことが期待されます。
設備投資は、製造業は低調である一方、非製造業では増加傾向にあり、総じてみれば底堅い動きとなっております。
なお、当社店舗がドミナント展開している関西圏の景気動向は、足踏み状態から脱する動きがみられます。世界経済の持ち直しを背景に、輸出が数量・金額ともに回復しており、このもとで鉱工業生産は増産の動きが明確となりました。雇用・所得環境は、完全失業率の低下や有効求人倍率の上昇を受け、改善傾向にあります。
そのような中、当社は、前事業年度に策定した中期経営計画の達成に向け、既存店の活性化と在庫の削減を推し進め、計画2年目にあたる当期においても、収益面、財務体質ともに改善傾向にあります。
店舗拡充の分野では、当期にホームセンター6店舗、コーナンプロを6店舗を出店した他、ホームセンター6店舗を閉店したため、当期末現在の店舗数は319店舗(ホームセンター264店舗、コーナンプロ55店舗)となりました。
これらの結果、当期の業績は、営業収益が304,789百万円(前期比0.6%増)、経常利益は14,562百万円(前期比12.8%増)、当期純利益は6,072百万円(前期比0.5%増)となりました。
当社は、単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
当期における現金及び現金同等物の残高は、前期末に比べ2,758百万円減少し、5,741百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益が10,117百万円にとどまったものの、減価償却費が9,251百万円、たな卸資産の減少額が5,782百万円となったことなどにより、22,550百万円の収入(前期比8.3%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出が11,543百万円、関係会社株式取得による支出が1,433百万円であったことなどにより、14,345百万円の支出(前期比97.2%増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、セール・アンド・割賦バックによる収入が1,520百万円ありましたが、借入金の純減少額7,659百万円及び割賦債務の返済による支出が2,186百万円であったことなどにより、11,356百万円の支出(前期比17.7%減)となりました。
(1) 商品仕入実績
当事業年度の単一セグメント内の商品仕入実績を商品部門別に示すと、次のとおりであります。
|
商品部門別 |
第40期 (自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日) |
前年同期比(%) |
|
ホームインプルーブメント (DIY用品)(百万円) |
67,055 |
99.5 |
|
ハウスキーピング (家庭用品)(百万円) |
74,807 |
97.5 |
|
ペット・レジャー (ペット・レジャー用品)(百万円) |
33,982 |
99.9 |
|
その他(百万円) |
3,012 |
146.3 |
|
合計(百万円) |
178,857 |
99.2 |
(注)1.商品別の各構成内容は、次のとおりであります。
(1)ホームインプルーブメント (木材・建材、工具、建築金物、塗料・作業用品、園芸用品、園芸植物、資材、エクステリア、水道、住設機器、リフォーム)
(2)ハウスキーピング (ダイニング用品、インテリア、電材・照明、日用品、収納用品、薬品、履物・衣料、家庭雑貨品、家電、介護用品、フード、酒類)
(3)ペット・レジャー (カー用品、ペット用品、文具・事務用品、サイクル・レジャー用品)
(4)その他 (バラエティグッズ、書籍、自動販売機、灯油)
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 販売実績
当事業年度の単一セグメント内の販売実績を商品部門別に示すと、次のとおりであります。
|
商品部門別 |
第40期 (自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日) |
前年同期比(%) |
|
ホームインプルーブメント (DIY用品)(百万円) |
111,726 |
100.8 |
|
ハウスキーピング (家庭用品)(百万円) |
120,132 |
99.8 |
|
ペット・レジャー (ペット・レジャー用品)(百万円) |
54,352 |
101.3 |
|
その他(百万円) |
4,925 |
114.9 |
|
合計(百万円) |
291,136 |
100.7 |
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(注)1.地域別売上状況は、次のとおりであります。
|
地域別 |
第39期 (自 平成27年3月1日 至 平成28年2月29日) |
第40期 (自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日) |
||||
|
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
期末店舗数 |
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
期末店舗数 |
|
|
大阪府 |
108,111 |
37.4 |
91 |
107,727 |
37.0 |
94 |
|
京都府 |
21,316 |
7.4 |
22 |
21,206 |
7.3 |
24 |
|
兵庫県 |
35,778 |
12.4 |
38 |
35,585 |
12.2 |
38 |
|
奈良県 |
9,173 |
3.2 |
15 |
9,201 |
3.2 |
15 |
|
和歌山県 |
10,680 |
3.7 |
21 |
10,769 |
3.7 |
21 |
|
滋賀県 |
2,177 |
0.8 |
2 |
2,139 |
0.7 |
2 |
|
宮城県 |
2,805 |
1.0 |
6 |
2,820 |
1.0 |
6 |
|
茨城県 |
381 |
0.1 |
1 |
377 |
0.1 |
1 |
|
埼玉県 |
1,764 |
0.6 |
2 |
1,826 |
0.6 |
2 |
|
千葉県 |
6,717 |
2.3 |
5 |
6,879 |
2.4 |
5 |
|
東京都 |
12,087 |
4.2 |
6 |
11,888 |
4.1 |
6 |
|
神奈川県 |
27,872 |
9.6 |
17 |
29,204 |
10.0 |
19 |
|
愛知県 |
14,779 |
5.1 |
16 |
15,323 |
5.3 |
16 |
|
三重県 |
874 |
0.3 |
3 |
881 |
0.3 |
3 |
|
鳥取県 |
1,292 |
0.5 |
3 |
1,183 |
0.4 |
2 |
|
島根県 |
1,038 |
0.4 |
2 |
980 |
0.3 |
2 |
|
岡山県 |
4,604 |
1.6 |
8 |
4,681 |
1.6 |
7 |
|
広島県 |
7,257 |
2.5 |
6 |
7,386 |
2.6 |
6 |
|
山口県 |
956 |
0.3 |
4 |
923 |
0.3 |
4 |
|
徳島県 |
7,048 |
2.4 |
12 |
7,186 |
2.5 |
12 |
|
香川県 |
2,066 |
0.7 |
4 |
2,106 |
0.7 |
4 |
|
愛媛県 |
3,851 |
1.3 |
13 |
4,113 |
1.4 |
14 |
|
高知県 |
2,965 |
1.0 |
11 |
2,944 |
1.0 |
11 |
|
福岡県 |
2,383 |
0.8 |
3 |
2,418 |
0.8 |
3 |
|
長崎県 |
1,158 |
0.4 |
2 |
1,380 |
0.5 |
2 |
|
合計 |
289,144 |
100.0 |
313 |
291,136 |
100.0 |
319 |
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
3.上記地域別の店舗は、次のとおりであります。
|
地域別 |
第40期 平成29年2月28日現在 |
当事業年度 開・閉店 (自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日) |
|
大阪府 |
(コーナン) 都島店、片町店、福島大開店、西九条春日出店、弁天町店、大正千島店、JR今宮駅前店、御弊島店、東淀川菅原店、生野店、関目店、天王寺店、南津守店、東三国店、新大阪センイシティー店、内環放出東店、長吉長原店、平野瓜破店、平野加美北店、堺店、大野芝店、第二阪和鳳店、泉北店、泉北2号小代店、金岡蔵前店、堺三国ヶ丘店、中もず店、岸和田三田店、岸和田ベイサイド店、中環蛍ヶ池店、豊中夕日丘店、豊中島江店、千里山田店、吹田インター青葉丘店、吹田吹東店、泉大津店、高槻店、高槻上牧店、高槻城西店、高槻富田丘店、貝塚東山店、茄子作南店、枚方野村店、ニトリモール枚方店、茨木店、茨木安威店、リックス店、八尾楠根店、外環八尾山本店、南植松店、富田林店、寝屋川仁和寺店、寝屋川昭栄店、東寝屋川店、松原市役所前店、大東御領店、和泉中央店、箕面今宮店、箕面萱野店、羽曳野店、羽曳野伊賀店、羽曳野西浦店、門真殿島店、門真大橋店、摂津鳥飼西店、高石富木店、東大阪菱江店、布施駅前店、フレスポ東大阪稲田店、外環新石切店、狭山店、りんくう羽倉崎店 (コーナンプロ) 西九条春日出店、東淀川菅原店、生野店、南津守店、平野店、堺三宝店、大野芝店、岸和田ベイサイド店、豊中庄本店、高槻上牧店、泉大津店、貝塚東山店、茨木店、八尾楠根店、寝屋川仁和寺店、松原市役所前店、箕面坊島店、羽曳野伊賀店、門真島頭店、東大阪店、東大阪菱江店、りんくう羽倉崎店 |
(開店) (コーナン)ニトリモール枚方店 (コーナンプロ)門真島頭店 (コーナンプロ)高槻上牧店 |
|
京都府 |
(コーナン) 西陣上七軒店、宝ヶ池店、宝ヶ池上高野店、かどの四条外大前店、伏見大手筋店、六地蔵店、くいな橋店、向日町大原野店、福知山店、JR宇治駅北店、亀岡大井店、亀岡篠店、八幡一ノ坪店、京田辺店、木津店、久御山南店、精華台店 (コーナンプロ)六地蔵店、宇治大久保店、八幡一ノ坪店、伏見下鳥羽店、吉祥院店 (ホームストック)福知山荒河店、宮津店 |
(開店) (コーナンプロ)伏見下鳥羽店 (コーナンプロ)吉祥院店 |
|
兵庫県 |
(コーナン) 魚崎店、灘大石川店、兵庫松原通店、ジェームス山店、名谷店、小束山店、谷上駅前店、藤原台店、ハーバーランド店、玉津インター店、今宿店、尼崎道意町店、杭瀬店、魚住店、武庫川店、西宮今津店、洲本インター店、伊丹店、JR中山寺駅前店、川西西多田店、川西久代店、川西平野店、新三田店、加西店、篠山店、和田山一本柳店、養父店、氷上ゆめタウン店 (コーナンプロ) 新在家店、兵庫松原通店、魚住店、西宮今津店、姫路駅東店、洲本店 (ホームストック) 津名店、淡路東浦店、東条店、夢前店 |
(開店) (コーナン)洲本インター店 (コーナンプロ)姫路駅東店 (コーナンプロ)洲本店 (閉店) (コーナン)洲本店 (ホームストック)山南店、中町店 |
|
地域別 |
第40期 平成29年2月28日現在 |
当事業年度 開・閉店 (自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日) |
|
奈良県 |
(コーナン) 三条大路店、学園前登美ヶ丘店、大和高田店、大和高田池尻店、大和郡山店、大和郡山筒井店、橿原香久山店、生駒店、香芝旭ヶ丘店、安堵店、王寺店、吉野大淀店 (コーナンプロ)三条大路店、香芝店 (ホームストック)五條二見店 |
────── |
|
和歌山県 |
(コーナン) 和歌山店、和歌山中之島店、和歌山西浜店、海南店、箕島店、御坊インター店、田辺店、岩出店 (コーナンプロ)和歌山インター店、田辺店、岩出店 (ホームストック) 本宮店、粉河店、かつらぎ店、吉備店、印南店、南部店、白浜店、上富田店、勝浦店、串本店 |
────── |
|
滋賀県 |
(コーナン)草津店 (コーナンプロ)草津店 |
────── |
|
宮城県 |
(コーナン)あすと長町店、南光台東店 (コーナンプロ) 仙台東インター店、泉松森店、名取店、多賀城八幡店 |
────── |
|
茨城県 |
(コーナン)つくば学園の森店 |
────── |
|
埼玉県 |
(コーナン)川口前川店、吉川栄町店 |
────── |
|
千葉県 |
(コーナン)市川原木店、柏中新宿店、南流山店、船橋花輪インター店 (コーナンプロ) 柏松ヶ崎店 |
────── |
|
東京都 |
(コーナン)江東深川店、本羽田萩中店、江戸川中央店、ぐりーんうぉーく多摩店、府中四谷店、小平店 |
────── |
|
神奈川県 |
(コーナン) 鶴見元宮店、保土ヶ谷星川店、戸塚汲沢店、港北ニュータウン店、港北センター南店、港北インター店、川崎小田栄店、川崎小向店、相模原西橋本店、相模原小山店、鎌倉大船店、厚木下荻野店、厚木戸室店、湘南藤沢店、中央林間店、本牧フロント店 (コーナンプロ) 港北インター店、川崎小田栄店、厚木下荻野店 |
(開店) (コーナン)川崎小向店 (コーナン)本牧フロント店 |
|
愛知県 |
(コーナン) 砂田橋店、名古屋北店、名港木場店、南十番町店、一宮店、一宮今伊勢店、刈谷井ヶ谷店、小牧店、知立店、日進店、知多東浦店、清須東店、春日井篠木店 (コーナンプロ)熱田四番町店、一宮店、小牧店 |
(開店) (コーナン)春日井篠木店 (閉店) (コーナン)稲沢ハーモニーランド店 |
|
三重県 |
(コーナン)松阪塚本店 (コーナンプロ)松阪塚本店 (ホームストック)鵜殿店 |
────── |
|
鳥取県 |
(コーナン)米子河崎店 (ホームストック)気高店 |
(閉店) (ホームストック)中山店 |
|
島根県 |
(コーナン)東出雲店 (ホームストック)津和野店 |
────── |
|
岡山県 |
(コーナン)高柳店、岡山駅北店、西大寺店、倉敷北浜店、連島店、鴨方店 (コーナンプロ)高柳店 |
(閉店) (ホームストック)中央店 |
|
地域別 |
第40期 平成29年2月28日現在 |
当事業年度 開・閉店 (自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日) |
|
広島県 |
(コーナン)宇品店、広島祗園店、中野東店、石内バイパス店、神辺店、廿日市陽光台店 |
────── |
|
山口県 |
(コーナン)小野田インター店 (ホームストック)秋穂店、美和店、阿武店 |
────── |
|
徳島県 |
(コーナン)徳島住吉店、徳島小松島店、阿南中島店、徳島藍住店 (コーナンプロ)徳島藍住店 (ホームストック) 山川店、吉野店、美馬店、阿波池田店、日和佐店、徳島海南店、貞光店 |
────── |
|
香川県 |
(コーナン)白鳥店、綾川店、多度津店 (ホームストック)詫間店 |
────── |
|
愛媛県 |
(コーナン)三津浜店、今治ワールドプラザ店 (ホームストック) 北条店、大三島店、伯方店、津島店、宇和島店、土居店、宇和店、野村店、久万店、松野店、広見店、御荘店 |
(開店) (コーナン)今治ワールドプラザ店 |
|
高知県 |
(コーナン)高知駅前店、須崎店 (ホームストック) 瀬戸南店、室戸店、土佐店、宿毛店、土佐清水店、奈半利店、芸西店、窪川店、黒潮店 |
────── |
|
福岡県 |
(コーナン)めいのはま店、福岡新宮店 (コーナンプロ)福岡新宮店 |
────── |
|
長崎県 |
(コーナン)大塔店 (コーナンプロ)大塔店 |
──────
|
当社は、小売業界全体の競合激化に対抗し得る経営基盤を確立し、安定した高収益体質の企業となることを目標としておりますが、そのためには法令遵守の徹底と内部管理体制の強化、既存店の活性化、在庫の削減及び借入金の削減が重要課題であると認識しております。
(1) コンプライアンス
当社は、事業活動を展開するにあたり、法令及び定款等を遵守することが経営の最重要課題の一つと認識しております。
(法令遵守の徹底と内部管理体制の強化)
平成26年5月より、当社が輸入事業者として輸入及び販売した電気用品を自主回収しており、株主様、お取引先をはじめ関係者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をお掛けしております。
商品輸入業務に係る法令を遵守するため、品質保証室の確認がない限り、海外商品の輸入ができない仕組みを構築したほか、品質管理体制を強化し、専門的な見地から商品をチェックすることとしたなど、商品の安全性に関する管理体制の整備を行い、再発防止措置の運用を徹底しております。
当社では、「企業倫理や法令・社会的ルールを遵守し、誠実かつ公正な企業活動を行うこと」を企業行動指針の中で定めております。これを実現するため、今後とも組織体制や社内規程の見直しを適宜行うとともに、継続的な教育研修等を通じて、コンプライアンス意識の周知・徹底、内部管理体制の強化に努めてまいります。
(2) 中期経営計画
当社は、ホームセンター業界売上高日本一を目指す姿として、平成27年4月に「中期経営計画(2015-2017)~大好きや!!コーナン2017~」を公表しました。
今中期3ヶ年は、法令遵守を徹底し、お客様と社会の信頼を取り戻すとともに、地域のお客様に末永く愛される店づくりをすすめていくことにより、目指す姿に向けて、発展・拡大のスタート時期と位置付けております。
今中期経営計画の中期目標は以下のとおりであり、全社一丸となって取り組んでおります。
・売上高3,000億円
・経常利益160億円
・在庫・借入金削減
今中期目標達成に当たってのポイントは2つあり、ツインターボ大作戦として、不退転の決意で取り組んでおります。
(既存店の活性化)
当社では、既存店の活性化を重要な課題として認識し、既存店売上高の向上を経営目標に掲げております。他社との競合等に伴い、既存店客数は伸び悩んでおりますが、売場環境の整備やサービスの充実、商品力の強化を通じて、来店客数を回復し、既存店売上高の向上に努めてまいります。
(在庫の削減)
当社では、在庫の削減を重要な課題として認識し、在庫水準の適正化を経営目標に掲げております。収益力強化のためプライベートブランド商品を海外から直輸入していること等から、在庫水準は高くなっておりますが、長期滞留在庫の整理や倉庫在庫の削減を通じて、在庫を抑制し、スペース効率や業務効率、資金効率の向上に努めてまいります。
また、ツインターボ大作戦として取り組んでいる既存店の活性化と在庫の削減等を通じて、借入金の削減に取り組んでおります。
(借入金の削減)
当社では、借入金の削減を重要な課題として認識し、財務体質の改善を経営目標に掲げております。既存店の活性化や在庫の削減を図るとともに、営業キャッシュ・フローとバランスのとれた設備投資を心掛けることにより、借入金を抑制し、財務体質の改善に努めてまいります。
事業等のリスクについての記載は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
(1) 過剰在庫によるリスク
当社では収益力強化のためPB商品の販売拡大に取り組んでおりますが、これに伴い在庫の増加や商品回転率低下のリスクを抱えております。仕入・販売・在庫計画の精緻化や在庫コントロールの強化により、在庫の抑制、商品回転率の向上に努めておりますが、販売の予期せぬ変動により在庫が過剰となり、その削減が進まなければ廃棄処分や評価損の計上が必要となり、業績に影響を与える可能性があります。
(2) 金利変動によるリスク
当社は、設備投資資金を金融機関からの借入金等により調達しており、有利子負債への依存度が高い水準にあります。営業キャッシュ・フローとバランスのとれた設備投資を心掛け、有利子負債を抑制するように努めてまいりますが、将来の金利情勢の変動が業績に影響を与える可能性があります。
(3) 出店に関する法規制等によるリスク
当社は、企業規模の拡大により経営基盤の確立を図るため、新規出店投資を継続して行う方針ですが、出店に関する法規制の変更等により、出店計画の変更・延期もしくは撤回といった事態が生じて、予定通りの出店ができなくなり、業績に影響を与える可能性があります。
(4) 天候要因によるリスク
当社の取扱商品の中には季節性の強い商品が含まれており、冷夏や暖冬及び長雨等の天候不順によって、季節商品の販売動向が大きく変動することがあります。こうした事態が生じた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 為替変動によるリスク
当社は海外商品の輸入取引及び為替取引を直接行っております。為替変動によるリスクに対しては為替予約等によりリスクの軽減に努めておりますが、為替相場の動向によっては仕入価格が変動する他、為替差損益が発生し、業績に影響を与える可能性があります。
(6) 市場競合状況及び店舗開店・閉鎖に伴うリスク
当社は関西地区を主な経営基盤としておりますが、関西地区に次ぐ重要商圏として関東地区にも出店を続けております。一方で、同業他社の出店攻勢に対抗するため、既存商圏における新規出店、既存店の活性化、不採算店の閉店も並行して行っております。
市場競合状況が厳しくなり、店舗の収益性が悪化する場合、もしくは店舗閉鎖に伴い多額の損失が発生する場合には、業績に影響を与える可能性があります。また、新規出店に関しても、市場競合状況の変化の他、地権者及び家主との契約、法規制等の影響などで出店時期が遅れる場合や計画変更を余儀なくされる場合、もしくは出店コストが増加する場合があり、業績に影響を与える可能性があります。
(7) 減損損失のリスク
当社は平成19年2月期より「固定資産の減損に係る会計基準」を適用し、各事業年度において所要額を減損損失として計上しております。店舗の収益状況及び不動産の価格動向等によっては、多額の減損損失を計上することが必要となり、業績に影響を与える可能性があります。
(8) コンプライアンスに関するリスク
当社では企業の社会的責任を重視し、コンプライアンス意識の向上に努めております。しかし、役職員が法令その他諸規則等を遵守できなかった場合、法的な検討が不十分であった場合又は予防策が効果を発揮せず役職員による不正行為が行われた場合には、業績に影響を与える可能性があります。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(1) 当事業年度の経営成績の分析
当期の営業収益は304,789百万円と前期比0.6%の増加となりました。
売上高は、客数が前期比0.2%減少したものの、客単価が前期比0.9%増加したことにより、0.7%増加しました。
商品部門別にみると、ホームインプルーブメント部門では、木材・建材、工具、金物・水道等が堅調に推移しました。ハウスキーピング部門では日用品、薬品等が堅調に推移したものの、インテリア用品、収納用品等は伸び悩みました。ペット・レジャー部門では、ペット用品が堅調に推移しました。
また、円高を背景とした値入率の改善等により、売上総利益率は36.6%と前期比0.7%向上し、売上総利益は106,582百万円(前期比2.8%増)となりました。
売上総利益が2,885百万円増加し、販売費及び一般管理費は1,234百万円の増加にとどまったことから、営業利益は1,513百万円増加し、16,081百万円(前期比10.4%)となりました。
経常利益は1,651百万円増加し、14,562百万円(前期比12.8%)となりました。
当期純利益については減損損失を3,855百万円計上したものの、好調な業績から増益となり、6,072百万円(前期比0.5%増)となりました。
(2) 当事業年度の財政状態の分析
流動資産は前期末比8,027百万円減少し77,016百万円となりました。その主な要因は商品及び製品の減少5,728百万円、現金及び預金の減少2,758百万円によります。
固定資産は前期末比5,497百万円増加し210,200百万円となりました。その主な要因は建物の増加3,057百万円、土地の増加3,278百万円、ソフトウェアの増加1,111百万円、リース資産の減少2,771百万円によります。
流動負債は前期末比1,882百万円減少し69,577百万円となりました。その主な要因は短期借入金の減少1,000百万円及び未払消費税等の減少1,162百万円によります。
固定負債は前期末比5,121百万円減少し120,687百万円となりました。その主な要因はリース債務の減少524百万円、長期未払金の減少599百万円、長期借入金の減少3,507百万円によるものです。
純資産は当期純利益6,072百万円等により前期末比4,473百万円増加し96,952百万円となりました。自己資本比率は33.8%となり、前期比1.9%向上しました。
(3) キャッシュ・フローの分析
当社の資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前事業年度より2,041百万円少ない22,550百万円の収入となっております。これは、未払消費税等の減少が1,164百万円(前事業年度は1,192百万円の増加)となったことなどによります。
投資活動によるキャッシュ・フローでは、前事業年度より7,071百万円多い14,345百万円の支出となっております。これは、有形固定資産の取得による支出が3,823百万円増加したことなどによります。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、前事業年度より2,441百万円少ない11,356百万円の支出となっております。これは、金融機関からの借入金の純減少額が3,281百万円、セール・アンド割賦バックによる収入が493百万円減少したことなどによります。