第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。
 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症が拡大と収束を繰り返す中、緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置の実施が繰り返され、一時的に回復の兆しが見られた国内経済に多大な影響を及ぼす状況となっており、引き続き厳しい状況が続いております。10月には緊急事態宣言が解除され、感染者数は減少傾向にあることから、社会経済活動の制限が徐々に緩和され、景気が持ち直していくことが期待されますが、新たな変異ウイルスの出現や海外における感染再拡大もあり、将来の見通しについては依然として不透明な状況が続いております。
  食品スーパーマーケット業界におきましては、新しい生活様式の定着化と消費者の節約志向や外出抑制の動きを受けて内食化傾向による食品需要が高まりましたが、購買行動における低価格志向は根強く、外食業界のテイクアウトやデリバリーサービスの浸透等、業種・業態間を超えた競争もますます激化しております。また、米中間における貿易摩擦の激化など不安定な政治動向や原油価格の高騰、世界的な半導体不足などに起因すると考えられる、様々なコストの上昇もあり、当社グループを取り巻く経営環境は予断を許さない状況であります。
  このような外部環境の中、当社グループはこれまで通り食品スーパーマーケット事業に資源を集中し、経営方針である社是「正しい商売」を徹底し、お客様の信頼と支持を獲得するために、安全・安心でお買い得な商品の提供に努め、地域のお客様の食文化に貢献できる店舗づくりに取り組んでまいりました。

店舗開発におきましては、新規に1店舗(TAIRAYA幸手店)を出店し、不採算店舗1店舗を戦略的に閉鎖した結果、当第3四半期連結会計期間末の当社グループの店舗数は128店舗となりました。

店舗運営面におきましては、安全・安心、新鮮で美味しい商品の提供、地域の実勢価格を丁寧に見極め集客につながる商品を割安感のある価格にて投入し、ご家庭でのお客様のニーズにお応えする簡便商品や惣菜商品の強化などに努めました。また、ポイントカードを活用した販売促進や週間の販売計画に連動した売場づくりを強化し、自社電子マネーの導入による顧客利便性の向上を図り、集客の拡大に努めました。
  商品面におきましては、地域市場を活用した商品を積極的に導入し、美味しさ、品質と価格の両面において競争力の高い生鮮食料品を提供すると共に、グループ食品工場にて企画・製造した独自商品の提供を拡大し、惣菜売場等の活性化に努めました。日配・加工食品などにつきましては、エブリディロープライス商品を投入するなど積極的な販売活動を推進いたしました。

その結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は、1,036億53百万円前年同四半期比2.4%増)となりました。また、営業総利益につきましては、商品調達コストの見直しや在庫効率の改善等に努め、前第3四半期連結累計期間に比べ12億3百万円増加前年同四半期比4.6%増)いたしました。利益面につきましては、営業利益42億37百万円前年同四半期比4.1%増)、経常利益43億46百万円前年同四半期比5.1%増)となりました。これは主に、営業総利益が前年同四半期比12億3百万円の増加であったのに対して、販売費及び一般管理費が前年同四半期に比べ10億34百万円の増加(前年同四半期比4.7%増)に止まったためであります。最終利益につきましては、特別利益として固定資産売却益等1億4百万円が発生しており、また特別損失として固定資産除却損等1億33百万円が発生しておりますが、29億49百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益前年同四半期比151.8%増)となりました。

 

 

 

 

(2) 財政状態

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ26億17百万円増加し、498億24百万円となりました。これは主に、流動資産が18億6百万円増加し、固定資産が8億12百万円増加したためであります。流動資産の増加の主な要因は、「現金及び預金」等の増加であります。固定資産の増加の主な要因は、「土地」等有形固定資産の増加であります。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ3億8百万円増加し、312億53百万円となりました。これは主に、流動負債が31百万円増加し、固定負債が2億76百万円増加したためであります。流動負債の増加の主な要因は、「買掛金」等の増加であり、固定負債の増加の主な要因は、「長期借入金」等の増加であります。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ23億9百万円増加し、185億71百万円となりました。これは主に、利益剰余金が16億91百万円増加し、自己株式が6億78百万円減少したためであります。利益剰余金の増加の要因は、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益による29億49百万円の増加に対し、株主配当による4億88百万円の減少、及びストックオプションの権利行使による自己株式処分差損による7億68百万円の減少であります。自己株式の減少の要因は、ストックオプションの権利行使によるものであります。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 従業員数

当第3四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。

 

(7) 主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。