文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的な景気減速や新興国の内製化の進展などから貿易などの外需環境には厳しさがみられ、更にインバウンド需要の頭打ち、家計部門の低迷などがあったものの、企業の生産活動の持ち直しや底堅い企業収益、人手不足に伴う雇用所得環境の改善などにより緩やかな回復基調が続いております。
このような状況の下、当社グループでは、第33期は年度方針として「チャレンジの年」を掲げ、中長期的な視点に基づき、人材、組織など経営基盤固めを実践するとともに、「アート関連事業」において、新規顧客の開拓及び過去に捉われない新たな収益基盤の創造に邁進してまいりました。
また、引き続き、「絵のある豊かな生活(くらし)」によって、一人でも多くのお客様に夢や希望を感じていただけるよう営業活動を推進し、基幹の「アート事業」を中心に積極的な営業展開を行うとともに、組織の効率化やコスト削減に努め、収益力の改善に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高3,206百万円(前年同四半期比9.4%増)となりました。しかしながら、クレジット事業におきまして144百万円の貸倒引当金を販売費及び一般管理費に計上したことなどにより営業利益258百万円(同45.3%減)、経常利益149百万円(同69.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益44百万円(同90.0%減)となりました。
セグメント業績は、次のとおりであります。
①アート関連事業
当社グループの主力事業である絵画等販売事業におきましては、引き続き、新規顧客獲得に主眼をおいた営業活
動に注力をし、また、イラスト系グッズ販売におきましては、グッズ専門店やグッズ通販サイトの運営を強化し、
新規顧客の獲得及び取扱アーティストのブランド化や新作家開発に努め、版画の売上拡大につなげてまいりました。
この結果、版画の出荷が順調に推移したことにより売上高は2,085百万円(同11.4%増)となり、営業利益は81百万円(同39.4%減)となりました。
②金融サービス事業
金融サービス事業におきましては、引き続き、当社及びその他一般加盟店の顧客に対する個別信用購入あっせん事業を中心に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は583百万円(同24.1%増)となったものの、クレジット事業におきまして144百万円の貸倒引当金を販売費及び一般管理費に計上したことにより営業利益は188百万円(同28.5%減)となりました。
③リゾート事業
「タラサ志摩ホテル&リゾート」におきまして、本来の強みである「タラソテラピー」を軸に商品展開・営業活動を行い、リピーター率の高い施設を目指して運営をいたしました。
また、ホテルには今期よりアートを扱うアールビバンならではの、現代アート作品(「草間彌生」の代表作「南瓜」のオブジェをはじめ、「村上隆」、「奈良美智」、「アンディ・ウォーホル」「シャガール」など)を40点近く展示をしております。
しかしながら、伊勢・志摩サミットの影響などにより宿泊者数が低調に推移し売上高は309百万円(同13.5%減)となり、営業損失は63百万円(前年同四半期は12百万円の営業損失)となりました。
④健康産業事業
フィットネスクラブ「カルナ フィットネス&スパ 柏」におきまして、引き続き、ホスピタリティ精神を大切
にした質の高いサービスの提供及び新規会員の獲得数アップと既存会員の退会防止、客単価の上昇に主眼をおいた
営業活動を推し進めてまいりました。
また、本年7月より溶岩石を用いた女性専用のホットヨガスタジオ「アミーダ」の展開を開始しております。
しかしながら、「カルナ柏」の会員数が微減したことにより、売上高は240百万円(前年同四半期比0.6%減)となり、「アミーダ」の出店費用が先行していることもあり、営業利益は15百万円(同55.2%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、長期借入れによる収入1,800百万円、税金等調整前四半期純利益144百万円の増加要因がありましたが、短期借入金の純減額645百万円及び売上債権の増加533百万円等の減少要因により、前連結会計年度末より250百万円増加し、4,627百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は194百万円(前年同期は298百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益144百万円等の増加要因があったものの売上債権の増加額533百万円及び法人税等の支払額294百万円等の減少要因があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は0百万円(前年同期は50百万円の使用)となりました。これは主に貸付金の回収による収入64百万円等の増加要因がありましたが、有形固定資産の取得による支出58百万円等の減少要因があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は551百万円(前年同期は890百万円の使用)となりました。これは主に長期借入れによる収入1,800百万円があったものの短期借入金の純減額645百万円、長期借入金の返済による支出405百万円及び配当金の支払額198百万円等の減少要因があったことによります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。