文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、所得の回復は緩慢であるものの、個人消費や企業の生産活動、インバウンド需要、輸出等は緩やかに持ち直しており、緩やかな回復基調が続いております。
このような状況の下、当社グループでは、第34期は年度方針として「チャレンジ!アクション!スピード!」を掲げ、中長期的な視点に基づき、人材、組織など中長期的な成長に向けた経営基盤固めを実践するとともに、「アート関連事業」及び「健康産業事業」において、新規顧客の開拓及び過去に捉われず新たな収益基盤の創造に邁進してまいりました。
また、引き続き、「絵のある豊かな生活(くらし)」によって、一人でも多くのお客様に夢や希望を感じていただけるよう営業活動を推進し、基幹の「アート事業」を中心に積極的な営業展開を行うとともに、組織の効率化やコスト削減に努め、収益力の改善に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高5,354百万円(前年同四半期比7.5%増)となりました。また、前期のクレジット事業における貸倒引当金の計上がなかったことなどにより営業利益724百万円(同27.5%増)、経常利益838百万円(同43.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は513百万円(同57.3%増)となりました。
セグメント業績は、次のとおりであります。
①アート関連事業
当社グループの主力事業である絵画等販売事業におきましては、引き続き、新規顧客獲得に主眼をおいた営業活
動に注力をし、また、イラスト系グッズ販売におきましては、グッズ専門店やグッズ通販サイトの運営を行い、新
規顧客の獲得及び取扱アーティストのブランド化や新作家開発に努め、版画の売上拡大につなげてまいりました。
この結果、版画の出荷が順調に推移したことにより、売上高は3,369百万円(同3.4%増)、営業利益は242百万円(同15.4%増)となりました。
②金融サービス事業
金融サービス事業におきましては、引き続き、当社及びその他一般加盟店の顧客に対する個別信用購入あっせん事業を中心に取り組んでまいりました。
しかしながら、売上高は841百万円(同4.2%減)となったものの、平成28年11月4日付「貸倒引当金の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたクレジット事業における144百万円の貸倒引当金の販売費及び一般管理費への計上がなかったことにより営業利益は558百万円(同54.8%増)となりました。
③リゾート事業
「タラサ志摩ホテル&リゾート」におきまして、本来の強みである「タラソテラピー」を軸に商品展開・営業活
動を行い、リピーター率の高い施設を目指して運営をいたしました。
また、前期よりホテル内にはアートを取扱う当社アールビバングループならではの、現代アート作品(「草間彌
生」の代表作「南瓜」のオブジェをはじめ、「村上隆」、「奈良美智」、「アンディ・ウォーホル」など)を30点
近く展示しております。
前年度の伊勢・志摩サミットの影響による宿泊数の減少が回復し、売上高は518百万円(同6.8%増)となり、
営業損失は16百万円(前年同四半期は70百万円の営業損失)となりました。
④健康産業事業
フィットネスクラブ「カルナ フィットネス&スパ 柏」におきまして、引き続き、ホスピタリティ精神を大切
にした質の高いサービスの提供及び新規会員の獲得数アップと既存会員の退会防止、客単価の上昇に主眼をおいた
営業活動を推し進めてまいりました。
また、平成28年7月より溶岩石を用いた女性専用のホットヨガスタジオ「アミーダ」の展開を開始しており、順
次出店(平成29年12月末現在18店舗、プレオープンを含む。)を行っております。
この結果、売上高は642百万円(同72.6%増)となりましたが、「アミーダ」の出店費用が先行しているため営
業損失は104百万円(前年同四半期は15百万円の営業利益)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は20,615百万円となり、前連結会計年度末に比べ76百万円増加い
たしました。これは主に、現金及び預金が483百万円、受取手形及び売掛金が109百万円減少したものの、その他流動資産が350百万円、商品及び製品が273百万円増加したことによるものであります。固定資産は3,040百万円となり、前連結会計年度末に比べ260百万円増加しました。これは主に「アミーダ」の出店に伴い建物及び構築物が188百万円、敷金及び保証金が70百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は23,655百万円となり、前連結会計年度末に比べ337百万円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は9,454百万円となり、前連結会計年度末に比べ808百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が325百万円、1年内返済予定の長期借入金が185百万円、前受金が154百万円増加したことによるものであります。固定負債は2,182百万円となり、前連結会計年度末に比べ306百万円減少いたしました。これは主にその他固定負債が89百万円、リース債務が71百万円増加したものの、長期借入金が472百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は11,636百万円となり、前連結会計年度末に比べ502百万円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は12,018百万円となり、前連結会計年度末に比べ164百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益513百万円があったものの、剰余金の配当が387百万円、自己株式の取得が186百万円、保有株式を売却したことによりその他有価証券評価差額金が109百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は50.8%(前連結会計年度末は52.3%)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。