また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀による経済金融政策などにより緩やかな回復基調にあるものの、中国をはじめとする新興国経済の下振れ懸念の他、可処分所得が伸び悩むなかで個人消費の停滞は続いており、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような環境の中、当社グループは、販路拡大への新しい取り組みのひとつとして駅ビルでの事業展開に注力いたしました。3月には、JR新宿駅新南エリアにオープンした「NEWoMan」へ牛肉を中心とした弁当専門店「柿安牛めしNEWoMan新宿」を新規開設した他、仙台市の泉中央駅の駅ビル「セルバ」に精肉店を新規開設し、エキナカ、エキソトへの展開を行いました。
出退店・改装につきましては、「柿安牛めしNEWoMan新宿」を含め計6店を新規開設するとともに、新宿髙島屋ダイニングを「柿安上海DELI」との併設店舗として改装する等、3店の改装を行い既存店の活性化を図りました。一方、1店を閉鎖いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は10,245百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は505百万円(同8.5%増)、経常利益は508百万円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は293百万円(同22.8%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(a)精肉事業
精肉事業につきましては、自社オリジナルブランド牛「柿安牛」をはじめ、高品質な商品をお値打ちに提供するため、精肉加工技術の向上等に注力いたしました。
出退店につきましては、仙台市の泉中央駅の駅ビル「セルバ」に新規開設いたしました。
この結果、当事業の売上高は3,471百万円(前年同期比1.0%減)、セグメント利益は197百万円(同15.5%減)となりました。
(b)惣菜事業
惣菜事業につきましては、大人気定番商品『黒毛和牛 牛めし』とうなぎを一緒に味わえる『黒毛和牛 牛めし&国産 うな重』を前倒し販売する等、季節の先取りを行う商品展開を進めました。また、出店地域の食材である仙台牛を職人の手で炊いた「ご当地牛めし」として地域限定販売を開始する等、新商品開発の強化を図りました。
出退店・改装につきましては、「柿安牛めしNEWoMan新宿」を含め2店の新規開設、3店の改装による活性化を図りました。
この結果、当事業の売上高は3,084百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント利益は308百万円(同18.7%増)となりました。
(c)和菓子事業
和菓子事業につきましては、『柏餅』や『抹茶どら焼』をさらにおいしく改良した『京都宇治抹茶どら焼』、『冷やしバナナ大福』等の季節商品を前倒し投入する等、商品構成の見直しを行いました。
出退店につきましては、口福堂2店の新規開設、1店の閉鎖を行いました。
この結果、当事業の売上高は2,029百万円(前年同期比0.9%増)、セグメント利益は317百万円(同24.0%増)となりました。
(d)レストラン事業
レストラン事業につきましては、旬の食材をテーマとしたアイテムの拡充を行いました。ビュッフェ業態の三尺三寸箸において、栄養価で話題の「オメガ3調味料」アマニ油・エゴマ油を使った料理や、ココナッツ油、チアシード等の「スーパーフード」を取り入れた新メニューを展開いたしました。
この結果、当事業の売上高は1,251百万円(前年同期比9.1%減)、セグメント利益は26百万円(同68.9%減)となりました。
(e)食品事業
食品事業につきましては、健康志向のお客様にご好評いただいている『減塩牛肉しぐれ煮』、ご家庭向けの惣菜シリーズに加え、仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを使い、しっとりまろやかに仕上げた牛肉しぐれ煮のアイテムを投入する等、既存商品の磨き上げにも注力いたしました。
この結果、当事業の売上高は407百万円(前年同期比1.5%増)、セグメント損失は23百万円(前年同期は3百万円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ90百万円増加し、17,779百万円となりました。
流動資産は103百万円減少し、9,659百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少628百万円と仕掛品の増加206百万円及び売掛金の増加180百万円等であります。固定資産は193百万円増加し、8,119百万円となりました。主な要因は、建物及び構築物の増加174百万円等であります。
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ296百万円増加し、5,041百万円となりました。
流動負債は325百万円増加し、4,269百万円となりました。主な要因は、買掛金の増加250百万円及び賞与引当金の増加180百万円と未払法人税等の減少171百万円等であります。固定負債は28百万円減少し、772百万円となりました。主な要因は、長期借入金の減少37百万円等であります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ206百万円減少し、12,738百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の減少197百万円等であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更等はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。