第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の好調や円安基調を背景に輸出は持ち直しを見せており、企業収益の改善をはじめ雇用・所得環境は堅調を維持する等、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、個人消費は底堅く推移したものの本格的な回復には未だ力強さに欠けるものとなり、また海外の政治動向が世界情勢に与える懸念等、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。

このような環境の中、当社グループは、肉の老舗として、引き続き「肉」を訴求した商品の拡充に取り組みました。店内厨房による出来立て惣菜に、高い調理技術と食材へのこだわりをもって、よりおいしいものをご提供するため、人財育成の強化、商品開発力の向上に継続して努めてまいりました。また、多様化するお客様のニーズに柔軟に対応するため、製販一貫体制を活かした効率的な運営の更なる強化を図りました。

出退店・改装につきましては、業務移管を含め「近鉄四日市精肉店」をはじめ計25店を出店するとともに、3店の改装を行いました。一方、12店を退店いたしました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は31,572百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は1,513

百万円(同19.6%増)、経常利益は1,549百万円(同19.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は979百万円(同40.3%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

なお、当第3四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しております。

 

(a)精肉事業

精肉事業につきましては、赤身部位を中心としたものや、食べ比べセット等、お求めやすい価格帯の商品を中心に商品展開の見直しを行い、お客様によりご満足いただける売場作りに取り組むとともに、小間きれや切り落とし等の定番商品の商品力向上にも注力いたしました。

出退店・改装につきましては、「近鉄四日市精肉店」を含め計2店を出店するとともに、1店の改装を行いました。一方、2店(惣菜事業への移管1店含む)を退店いたしました。

この結果、当事業の売上高は10,844百万円(前年同期比4.2%増)、セグメント利益は950百万円(同57.0%増)となりました。

 

(b)惣菜事業

惣菜事業につきましては、旬の食材を使用した季節限定弁当の他、『黒毛和牛 すき焼重』、『スペアリブBBQソース』に加え、オイスターやメンチカツ、黒酢酢豚等の「肉」を訴求した定番人気商品の積極的な展開に取り組みました。

出退店・改装につきましては、「西武所沢ダイニング」をはじめ計7店(精肉事業からの移管1店含む)を出店するとともに、1店の改装を行いました。一方、4店を退店いたしました。

この結果、当事業の売上高は9,676百万円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益は855百万円(同5.4%増)となりました。

 

(c)和菓子事業

和菓子事業につきましては、おはぎ、団子、大福、どら焼の定番商品に、季節限定で、栗、サツマイモ、いちごのアイテムを導入した他、『ピオーネ大福』、『シャインマスカット大福』、『よくばり団子

(みたらし・栗あん)』といった季節や歳時に応じた商品展開を行いました。

出退店・改装につきましては、計13店を出店するとともに、1店の改装を行いました。一方、4店を退店いたしました。

この結果、当事業の売上高は5,181百万円(前年同期比1.3%増)、セグメント利益は300百万円(同23.7%減)となりました。

 

(d)レストラン事業

レストラン事業につきましては、フードコート型レストラン「柿安 Meat Express」をイオンモール大高をはじめ計3店出店いたしました。『柿安名物 牛肉しぐれ煮丼』の他、既にグリル業態店舗でご好評いただいている『ローストビーフ丼』を中心に展開し、グリル業態の活性化に注力いたしました。

出退店につきましては、「柿安 Meat Expressイオンモール大高」をはじめ計3店を出店する一方、1店を退店いたしました。

この結果、当事業の売上高は3,567百万円(前年同期比4.6%減)、セグメント利益は85百万円(同34.3%増)となりました。

 

(e)食品事業

食品事業につきましては、『糖質30%オフ 牛肉しぐれ』、『グルテンフリー 牛肉しぐれ』をはじめ『柿安茶漬 瀬戸内産ちりめんじゃこ』、『柿安茶漬 穴子山椒』等、自家需要向け商品の拡充による

活性化に注力いたしました。

この結果、当事業の売上高は2,303百万円(前年同期比9.4%減)、セグメント利益は317百万円(同3.6%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ405百万円増加し、18,402百万円となりました。

流動資産は395百万円増加し、10,504百万円となりました。主な要因は、売掛金の増加855百万円及び仕掛品の増加140百万円と現金及び預金の減少773百万円等であります。固定資産は9百万円増加し、7,897百万円となりました。主な要因は、無形固定資産の増加28百万円及び差入保証金の増加22百万円と機械装置及び運搬具の減少33百万円等であります。

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ456百万円増加し、5,049百万円となりました。

流動負債は507百万円増加し、4,478百万円となりました。主な要因は、買掛金の増加470百万円及び賞与引当金の増加178百万円と未払法人税等の減少216百万円等であります。固定負債は50百万円減少し、571

百万円となりました。主な要因は、長期借入金の減少75百万円等であります。

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ51百万円減少し、13,353

百万円となりました。主な要因は、自己株式の取得による減少527百万円と利益剰余金の増加497百万円等であります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更等はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。